大学のキャリアセンターで働くということ。
随分と間が空いてしまいました…。みなさんお元気でしたか?汗
最近の私。
前にチラッと書きましたが、派遣職員として大学のキャリアセンターで働いています。
週5〜6日勤務。週5日勤務がほとんどだったので、正直体的にはキツイです。
でも、キャリコンの資格取って未経験の人が最初に飛び込みやすいお仕事のひとつでもある大学のキャリアセンターの職を、ゲットすることができたのだからありがたく働かせてもらわなきゃとも思っています。
お仕事のメインは求人開拓。
大学も就職率を上げたい、卒業生がすぐさまキャリアセンターに出戻ってくるのを少なくしたいという意図でしょうか。
せっかくなので、どんな仕事をしているか書きたいなと思います。
求人概要は。
契約内容としては、学生相談全般、優良求人の管理、その他キャリアセンター運営業務全般という感じです。
学生相談繁忙期の頃は学生相談がメインでしたが、最近はカウンセラーさんの相談枠も結構空いていて、常連さんのお相手が多いかなぁと個人的に感じています。
あとは求人票を持って来校くださる企業さん・団体さんの対応、学生向けにおすすめの求人を配信しているのでその業務があります。最近は後者の方が比率高めです。
就業先の大学は国家資格取得して専門職、教員、公務員を目指す学生さんが多いので、自分が経験していない分野なのでやはり勉強しておかなければいけない部分が多いです。
Twitterを見ているとまだまだカウンセラーさんは繁忙期のようなのですが、私の就業先大学はみんな中休み状態のよう…。この前なんか、ベテランカウンセラーさん、1件も予約が入っていないことがありました汗
働きやすいか否か。
就業先は働きやすいなと感じています。もちろん大学による差はありますが、学生の枠は決められているので残業が発生しにくいこと、職員さんが仕事の無茶振りをしないのでそういった意味では働きやすいと感じています。
週5〜6日勤務ですが、夏は閑散期である程度まとまったお休みを取るという条件で働いています。年末年始の休みも小学生の子どもたちよりも長そうです笑 そこも助かります。
ただ、大学カレンダーで動くので祝日出勤があります。そこがダメな人はきついかも。
あと、私は派遣されて働いていますが、正規職員でキャリアセンター業務一本で携わりたいというのは現実的ではないなというのを職員さんを見ていて思います。就業先の大学は正規職員にはジェネラリストを求めていますし、職員さんも学生対応をしますが、基本はキャリアガイダンスや学内合説などイベントの準備や企業対応、あとは大学の課題対応に時間を割いているように見受けられます。
いつ異動があるかも分からないから職員さん自身がどうキャリア形成していいか悩んでいるということを仰っていましたし、土日出勤も結構多いので(入試、オープンキャンパス、学祭対応等々)、お給料がずば抜けていい業界でもない中、大変だなと思ってしまいます。
私が感じる「やりがい」は?
やはり学生が最初に社会人として働いていけるように、そのお手伝いをするというところに喜びを感じます。学生から「内定が取れた。ありがとうございます。」とわざわざお礼を言いにきてもらえたとき、本当に嬉しかったです。
また、私が関わる学生さん、コミュニケーションという面で仕事をしていくのに不安を抱える人も少なくありません。正直これってまず病院や専門機関なんじゃ…と思うような子もいます。それでも就職先を探さなきゃと考え、人に話したくないことを話してくれた学生にとってベストな選択肢を探していけるように尽力したいと思っています。
最後に。
大学のキャリアセンターのお仕事って、自己理解の手助けをすることも多いですが、面接対策や求人紹介という仕事も多いです。カウンセリングだけしていたい人には不向きかもしれません。
特に求人紹介は自分の力量をすごく試されるなと感じています。ただただ紹介すればいいというものではない。不安要素のない学生ならそれでもいいですが、不安要素のある学生だとそういうわけにはいかないですし。学生への理解も必要だし、求人の業界・会社への理解も必要。難しいです。
それでも、雛鳥が巣立っていくのを見守る親鳥のように学生の社会人としての一歩を支援できる素晴らしい仕事だなと思います。
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