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YDA改善打ち手🔰初心者向け

こんにちは。
広告とマーケティングの可能性を信じてチャレンジ中、CRM10年+Web広告運用をしているmaitakeです🍄

今回はYDA(Yahoo!ディスプレイ広告)においての『改善の打ち手』をご紹介したいと思います。

私が広告を始めたての頃に設定してしまった良くなかったアカウント構成→改良後の成果に繋がったアカウント構成を元に進めます。
※初心者さん向けの内容ですので、ベテランさんはスルーしてくださいませ。

この記事で即実践できること
1.YDAのアカウント改善
2.YDAの広告文改善

Ver1.最初の良くなかったアカウント構成

キャンペーンはリターゲティングか、それ以外かの2つ。

商材の前提条件
・BtoC商材で、コンバージョンは「購入完了」

▼リターゲティング
・注文率の変わる(だろう)日数ごとにオーディエンスを作成
・オーディエンスは同じ広告グループにまとめて追加
・オーディエンスの確度に合わせて、入札に強弱をつけた
・広告文やプレイスメントは全共通

▼共通
・プレイスメントは全プレイスメント
・広告文は共通

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Ver1.結果

配信から1週間、2週間と経ってもコンバージョンが発生せず。焦る不安な気持ちと、消化されてしまう広告費…。
カート追加率は5%程でした。

Ver2.改良後の成果に繋がったアカウント構成

なんとかせねば…と行ったアカウント改善の内容はこちらです。

▼変更点
・オーディエンスごとに広告グループを分割
・ブラパネ枠への配信も追加
・カート追加とPCブラパネ枠の入札を強くした
・オーディエンスやターゲットに合わせた広告文を設定
・プレイスメントは、カート追加ユーザーは絞らず、通常のリタゲはYahoo面に絞った

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Ver2.結果

まず初動で、カート追加率が5%→13%まで改善しました。その後コンバージョンがつきはじめました。(心の平穏も保たれ始めます)

補足
通常のリタゲはプレイスメントをYahoo面に絞ったのですが、予算が限られていた事と、過去にYahoo面が結果が良かったという背景があります。

・同じように予算が限られている場合
A:成果の良い配信面がある程度ある→プレイスメントを絞ることを検討してみる
B:成果の良い配信面が分からない→過去実績で明らかに費用を使って成果が悪い配信面や、明らかに成果が出ないだろう配信面があれば除外という方向で検討してみる

配信実績を見て、適宜調整していくと良いかと思います。

考察

全体的にコンバージョンがつきはじめた事から、全体としては下記が良かった要因だと考えられます。

  • ターゲットに合わせたプレイスメントの最適化ができた

  • ターゲットに合わせた広告文の最適化ができた

ターゲットに合わせた配信面、声かけって、考えてみれば基本ですよね…。(広告管理画面に向き合ってばかりいると、なぜか人の気持ちや感情が見えなくなっていきます)

時刻表のサイトを見ている時には本商材の購入にはきっと至りにくいですし、カート追加者には「初めまして!」というアプローチよりも、「購入お忘れないですか」などの声かけが響きやすかったり。

カート追加未購入ユーザーは基本的には確度の高いユーザーなので、入札を強化したり、専用の広告文やバナーをまだ試されてない方は試す価値ありです!(この商材でも、コンバージョン数を一番伸ばしているのはカート追加未購入ユーザーです)

さいごに

ご覧いただきありがとうございました!

商材やターゲット、他の施策や予算など、様々な要素で個別の調整が必要になるかとは思います。「こういった改善の打ち手もある」程度に参考にしていただき、アカウント改善に活かせそうであればぜひ役立てて頂ければ幸いです。

ただどんな場合でも重要となるのは、ターゲットは誰か?(誰が確度が高くてどんな方なのか)、どんな状況でこの広告を目にしてくださるのか?(どんな状況で見てほしいのか)、その方はどんな心情か?(どんなことを話しかけるのか)だと思っています。

ユーザーを理解して広告設定に反映させて検証していく事。私も引き続きチャレンジ中していきます!

▼Twitter
https://twitter.com/02maitake

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