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”回らない”鮨を生活に取り入れる


福岡市に住んで10年以上が経つ。
大学での生活、院での生活、そして就職、みんな福岡で決めている。

最大限福岡に住んでいる利権を生かしたいということで、気づけば食べ歩きが趣味になった。

バカスカ酒を飲み、大飯を食らい、今では自分の人体を使ってフォアグラを錬成することに精を出す羽目となって久しい。
職場でもたまの検診でも言われるのは決まって”痩せましょう”なのだけれども、一度知ってしまったぐうだらな生活が一新されるということは、金輪際ないのかもしれない。

一日一万歩歩いてもどうにもならない僕の体型。

@長浜市場近郊、2013年あたりのInstagramを意識して。当時の”つどい”は本当に好きでした。

さて。

グルメ番組やインスタグラムなんかを見ていると、福岡はどうやら”寿司屋の地”らしい。

東京じゃ客単価5万近くとるような鮨を、東京のクオリティで2〜3万円でいただけるとなると、飛行機代を加味したとしても、飛んで現地まで行った方が良いということなのだろう。

僕は今、仕事の都合で、いつまで福岡にいるか、分からない。
ならば今福岡にいる間に、鮨を喰らい尽くすしかない。酒も飲まなければならぬ。
嗚呼忙しいこと。忙しや忙しや。

というわけで数年前くらいから、季節の変わり目や魚の美味しい秋冬になったら、足繁く寿司屋に足を通うことにしている。

食べ物の中で一番季節感を感じるって、やはり鮨ではなかろうかね。
そして流石に料亭は一人じゃ行けないものね、小料理屋に通う歳でもないし。

ぶっちゃけ、Twitterなんかで東京くんだりの同世代の成金たちが、揃いも揃ってデート飯やようわからんステータスとして、べらぼうにプレ値のつくポン酒やら雲丹・大トロの羅列やらを列挙する様に、無駄に焚き付けられた、というのもある。

”ワシの方が美味い食い方知っとるわい”という、ある種の偏った驕り。

因みにここ最近の傾向として、まん防・緊急事態宣言が開けた直後、もしくは開始が決定した最終日なんかは、寿司屋に行くことが多い。理由はただ一つ、ネタの仕入れがいつも以上に気合が入っている(と個人的に感じる)から。

またGW前に街寿司行こうかな、鮨食ったばっかだけど。

手頃な値段の酒肴が多いのも僕が街寿司の好きなところ。魚は赤ムツ。


これで1500円だから街寿司はやめられない。
ウニはおかわりした、めちゃくちゃ美味かったので。

(おしまい)
次は回らない由緒ある鮨を実際に食べたお話です、具体的には昨日のお話。
キャプションの寿司はノドグロの江戸前。
場所は櫛田神社近郊でなかもと。
下の街寿司はその近郊にある寿司きむら。



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