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sigma fpと冬の里山

去年たくさんお世話になった山がある。
福井県は福井市と鯖江市の境にある『文殊山』
登山を始めたきっかけであり、新しい道具を試すときには必ずこの山からである。それぐらいお世話になっている。

今年は雪山に挑戦してみたいという気持ちから、NORTECのチェーンスパイク(山と道のJKさんの影響)を購入した。
ここ数日の寒波の影響で雪が降り積り、この機を逃すわけには行かないと眠たい目を擦って家を出た。
ありがたいことに駐車場、そして駐車場につながる道は除雪されていた。登山者に優しい。愛車にも優しい。

チェーンスパイクを装着して、冬の文殊山に足を踏み入れた。

この辺まではよかったのだが、登り始めると雪に足を取られる。歩きづらいし明らかに夏と違って体力の消耗の仕方が違う。そんなことを思いながら歩みを進めていると、転んでしまった。恥ずかしい。

あれ?レンズフード、、、曲がってない?

やってしまった。フォクトレンダーのレンズフード高いんだよなぁ、、、でもレンズフードなかったらもっと大変なことに、、、ありがとうフード。
まぁこれも"味"である。これで気兼ねなくカメラを山に持って行ける。(と、このnoteを書いてる今もなお自分に言い聞かせいる。)

気を取り直して山行を続ける。雪化粧をした木々に目をやりながら歩みを進めたが、今まで経験したことのない世界で刺激的だった。体力に余裕が出てくるにつれカメラを構える回数が多くなり、なかなか山頂につかない。

楽しくなって軽く走ったりしながら山頂まで問題なく(レンズフード、、、)到達した。見慣れたはずの山頂からの景色も、また違って姿になっていてとても良かった。

コーヒータイムにしたかったのだが、山頂は団体さんが居たので、自分は少し降りた日野山が望める展望台の方へと移動した。人ひとりおらず、優雅な時間を過ごせた。

何度も登っていたくせに、こちら側からの景色を見たことがなかった。冬の景色はこっちの方が個人的に好きだ。また雪が溶けたらその時の景色も見なくては。

我が愛機のfp。自分が転んだり、木々についていた雪に降られたりとベタベタになってしまったけれど、ピンピンしてる。頼れるカメラだなと再認識した。

初雪山はとても良かった。自分に必要なスキルもまた知ることができた。また時間を見て登りに行こう。その時は、またお世話になります。

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