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逃げるは恥だし、役に立たない

仕事ですごく、落ち込むことがあった。
信じて尽くしていた仲間が、私の知らないところで別の仲間を傷つけていた。
それも1人では無い。
でも、この話を広げるつもりは無い。
もう、辞めてくれたので済んだ話。
その内容はどうでもいい。もうみんな前を向いています。

その時に私が救われた言葉を前回の記事に残しました。

今回はそのあと、もう一つ、立ち直った方法の話。

みなさんも色んなことで落ち込みますよね?
私はメンタル強そうに思われますが、ものすごく落ち込みやすいです。
そんな私なので精神科領域を学べたことは本当に良かったと思います。

さて、立ち直り方法ですが、
圧倒的に効果が早くて、威力抜群な方法があります。
はい。そうです。
それは、「ノートに書く:内観」です。
自分自身に徹底的に向き合うことです。
簡単に思われますが、やってみて下さい。
ものすごく辛い!!
お金もかからないし、必要なものはノートとペンだけ。
手段、方法としては簡単なのに、やってみると色々とびっくりすると思います。
でも、ただノートに書くでは意味無いです。
効果的な方法がきちんとあります。
具体的なやり方を個人セッションや内観ワーク会でお伝えしていますし、もしくはアドバイザーになると無限に聞けます。

このノートに書くという作業。
すごく吐き気がして辛い作業ですが、落ち込んだ時に早く切り変えるためにはこれしかないんです。
愚痴ったり、好きなことをするとか、どんな気分転換をしても、ずっと頭から消えてくれずモヤモヤしていませんか?
この方法は一時しのぎでしかないのです。
やっぱりどんな時も「自分と向き合う」しかない。

今回もこれを行いました。
最初は自分の辛い感情ばかりが吐き出されました。
書きながら本当に辛かった!
それが書き終わると、だんだんと「じゃぁどうすれば良かった?」「どうしたかった?」が書かれました。
そして「自分が反省すべきところは?」「最善だったところは?」。
これもまた辛い。
「今思っていることは?」…
と、思考にペンがついていかない速度で書き進めていくと…
今思っていることくらいで、
不思議とスッキリしてくるんです。

これが、【自分の感情に向き合う】。

頭で、
「わたしは間違ってない!」
「向こうが悪いんだ!」
「いや、私も悪かったかも」
「そもそも悪いとかなんだろ…」と、
何とか感情と折り合いを付けようとしますが、
これだと、思考が投げられたまま宙ぶらりんになっているイメージです。

そして謎に暴飲暴食をして、食欲を満たして自分の感情に目を向けない。

それはハッキリ言って【逃げ】でしかないんです。

この内観ができる人と、逃げる人。。。


…私は内観ができる人でありたいと、思います。

「逃げるが恥だが役に立つ」という言葉が流行りましたが、
それはたくさん自分と向き合って努力して、本当にどうしよもなかった人が逃げるべき。

自分と向き合ってないのに、逃げることを正当化する人たちとは、信頼し合えないなぁと思うのです。

みなさんはどちらでしょうか?

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