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経験を総動員した一時間

今日は課長とミーティングでした。いわゆるハラスメントについての申し立てです。一時間くらい、課長と相談員の方とお話ししました。ハラスメントを受けるのは仕事人生で三回目。そのうち前二回は私が倒れて、相手が異動になる結末でした。今回はそれは困ると経験で学んだことを総動員して知恵をしぼりました。昔、心理学の専門家と話をしたら、ハラスメントの改善は上司の注意よりも同僚のアドバイスの方が聞き入れやすいと聞いたことがあるので、根回ししたうえで、課長にそれを提案しました。そうして、それにあたって、別の担当の同僚二人と話をして、ハラスメントをしてきた人の心理状態についてだいたいの落としどころの見当をつけたのです。三人寄れば文殊の知恵とは本当です。お二人と話したことで、わたしは状況が整理でき、物事の望ましい方向性に自分を向けることができたのです。こうあるべきとか、こうしてほしいということはもちろん述べたのですが、それよりも、何よりも、自分が誠実に、かなり冷静にたどたどしくも状況を話せたことにご褒美をあげたいです。改善策を決めるにあたっておそらく、これから関係者へのインタビューがあると思うのですが、根回しをしたり、コミュニケーションを細やかにとってきたことが恐らく功を奏すでしょう。わたしの発言が裏付けられればいいなと思います。乳がんの入院手術の前後に続いたこのハラスメント、ほんとに災難でした。お相手が自分の言動を振り返る機会を持ち、よくなかったと認識してほしいです。ああほんとに、気楽で風通しの良い人間関係て大事です。ちょっと緊張をゆるめて楽します。

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