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リアプライについて書いてみた

はじめに

リアプライの方法は至ってシンプル。
この流れを取り入れる事ができれば急速な成長に繋がります。
急速な事業成長には、いくつかのポイントをしっかり抑える事が前提条件となります。

「これは売れそう!」が大事
今までに聞いた事がありそうなのに、場面を転換しただけで「売れる!」に変わる。
そう、売れる構造は先人のノウハウを使えば良いのです。
むしろ今まで「売れていない」事業はこれからも売れるはずがありません。
なぜなら、人の本質的な資質や構造、本能は遺伝子に組み込まれており、ほぼ変わっていないからです。
商品の見た目や機能性などの物理的な面や、それを使用する環境は変遷してますが、それを求める本能の部分は変わっていません。


リアプライの例

某トレーニングジムの例
海外の一見怖い人たちがかっこよくトレーニングしてるイメージのジム
実際は、戦う為のトレーニングを基軸に。
「ボディメイク=体を鍛え、引き締まったかっこいい体型をメイク」が流行っている中で、「強さ」にフォーカス。強くなる過程でかっこいいボディになるといった構造。
この例からいくと、海外でも同じ構造で売れてます。実際、テストマーケティングを経て確立されたコンテンツですが、海外事例からもその売れている構造が見て取れます。


では、リアプライってどうすればいいの?と疑問が湧くと思います。

シンプルです。下記のフローを参照ください。

1.事業×自分の強み・売り
2.対立構造が取れてるか
3.同じような事業で収益が上がっているか確認(リアプライ)
4.前提条件や自分の商圏内にお客様がいるかを確認
5.皆うすうす気づいてた事を言葉でエッジを効かせる(再気付き)
6.事業として可能かどうか
 
大枠はこの6つ。
1つずつ解説します。


1.事業×自分の強み・売り

この部分は、次に出てくる「対立構造」にも関連します。
自身の事業で、何に重きをおいているのか、何故売れているのか、その事業の強みや売りとなる部分は何か、簡単に言語化してください。
分からなければアンケートを使用したり、ヒアリングを実施してください。その際に曖昧な言葉の解像度を上げるのがポイントです。事実と解釈を徹底的に分けます。ニュアンスで、認識したと勘違いしない事がポイントとなります。

2.対立構造が取れてるか

まず、

対立構造について

「対立構造」とは、簡潔に言うと「価値軸や差別化できるポイントなどの軸をずらす事」。
業界の中で常識だと言われている事に対し、非常識的と思われるアプローチをする事により独自化や強力な差別化が図れるので、強力な集客力、もしくは集客いらずの商品・サービスと言った価値軸が生まれます。

この対立構造が取れている事を確認できたら次のステップへ。

3.同じような事業で収益が上がっているか確認(リアプライ)

1・2で上げた事業内容で、収益が上がっている事業はないかリサーチします。
自分の考えと似ており、収益の上がっている構造を探します。
収益の上がっている事業があれば次のステップへ。
収益の上がっている事業が無ければ1・2について見直すか、似たような収益の上がっている事業へ擦り合わせるか、となります。

ここでのポイントは、
どこかしらで需要が確認できるものを持ってくる事がポイントで、当たります。

4.前提条件や自分の商圏内にお客様がいるのかを確認

収益の上がっている事業があれば、前提条件が同じかどうか確認します。

前提条件の確認方法

某九州内にある子育てママがこぞって通うカフェの例
ポイントは、
■どんな人がその商品やサービスを求めているか
■その人たちの背景にはどんな要素があるか

5.皆うすうす気付いてた事を言葉でエッジを効かせる(再気付き)


例えば、下記の「バイアスの外し方が難しい方へ」でも事例を上げてますが、
成長痛って病院に行っても痛みが引くまでに時間がかかるよね...と薄々感じている人がある一定数いた場合、そもそも成長痛の原因って筋と筋膜の癒着なので、ストレッチしたくらいではなかなか完治しませんし、一旦癒着した筋膜はある程度の圧をかけてリリースしてあげないと痛みはなかなか治りません。の様に言葉で説明をする事により、薄々感じていた「何か」のエッジが明確になり、「なるほど」と納得が生まれ、収益に繋がります。

6.できるかどうか


実際に実行可能かどうかの判断をし、実行可能であれば即実行あるのみです。
運営の中で細かな調整を行って行けばOKです。


バイアスの外し方が難しい方へ

整体での例

痛みを取り除いて欲しくて訪れているはずなので、痛みを取り除いてあげればいいのに、手技ばかりに注力している施術所が多いとした場合、手技ばかりを磨くのではなく、痛みを取り除くにはどんな要素が必要かをまずは把握する事が大事。
例えば、結局は来所時に痛みを取り除けたとしても、体を動かす事を継続してやらなければ再発すると分かっていれば、運動療法が有効。この場合、運動量を取り入れて上手くいっている事例があればそれを真似る、など。
病院では対処療法しかない成長痛に特化する、など。成長痛は、病院だと痛み止めの処方と、自宅でのストレッチや普段履いてる靴をクッション性能の高い物に変えると言ったアドバイスしかできないが、そもそも成長痛が出る原因が、筋や筋膜の癒着だとした場合、筋膜リリースを取り入れ即効性がある事を謳う、など。
単に「整体」とくくるのではなく、「何が他と違う要素」なのかを見極め、他とは違った切り口で訴求します。


最後に

集客の方法と言うより、集客しなくても売れてるものを取り入れる事で、収益に繋がるまでの事業の成長スピードが上がります。
いち早く持ち込むのがポイントです。これがリアプライの法則。
実際にこの手法で少ない労力とリソースで成功されてる事業主は、地方でも多くいらっしゃいますよ。

TTPのポイント

■前提条件を同じくする
■商圏以内にどれくらいのニーズがあれば良いか
■上手くいっている状況や背景は同じか
■再現性があるか
ターゲット▼
■収入はどれくらいか
■ライフスタイルに差異があるか
■真理が生まれる原因となる前提条件が同じか


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