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法学部生が提案する、お財布に優しい旅行計画

 大学生になってからというもの私は街・名所を見て回るのにハマり、旅行にも何回か行きました。ただ、旅行というのはやはりお金がかかるものです。ですが、学生という身分の私にはそこまで金銭的余裕はありません。さらに言えば、限りある予算でできるだけ多くの旅行をしたいのが本音です。
 もっとも、危険そうな場所で寝泊まりしたり、ヒッチハイクしたりする勇気は微塵もありません。
 そんなケチんぼ、しかしある程度の快適さも捨てがたいという注文の多い私の、旅費を抑える方法をここにまとめたいと思います。


お得な切符を利用

 旅行でかかる費用のうち、大半を占めるのが交通費な気がします。事実、遠方に行くと、普通に片道数万とかかり得ます。しかし常に金欠な学生たちからすると、そんな金額は絶対避けたいものです。そこで、私はできる限り「お得な切符」を利用するよう努めています。


 具体的な話をいたしましょう。私は鉄道を使うのであれば、JR東日本の「えきねっと」を必ず利用しています。こちらから新幹線・特急の切符を購入すると、区間によっては定価の3割引きで購入することができます。例えば、東京-伊豆急下田間が定価6,060円のところ、4,240円です(最新情報は要確認)。

 もちろん、対象列車・発売枠数・購入期限など諸々の制限はあります。しかしながら、これらの制約を加味してもそれ以上の金銭的メリットがあると思います。


 また、空の便を利用するときに備えて私は定期的に航空券の価格を確認しています。大学生になって知りましたが、鉄道とは異なり、航空券というのは値段の変動が激しいらしいのです。行先を入力して見ていると、航空会社や出発日時・時刻によって値段が2倍違うことも普通にありました。そんな事実に驚き、一時航空券の値段をひたすら調べるのにハマり、一般的に、季節休み中以外の平日かつ早朝・午後発の券が最も安いと学びました。

さらに、各社LCC航空のキャンペーンによっては平気で片道料金を5,000円切ってきます。飛行機での移動は一見高いと思われがちですが、うまく航空会社・フライトを選べば、鉄道よりも安くできます。けちんぼな私はこのようなキャンペーンを使って極限まで交通費を圧縮しています。


ビジネスホテルに宿泊

 「カプセルホテルに泊まれよ」という声が聞こえてきそうですが、そこまで不自由はしたくありません。ですが、かといってそんなにお金も出したくない。そんな私の妥協ラインがビジネスホテルです。私は「東横イン」を普段利用しています。シングルなら1泊7,000円ほど。
 また、学割等のキャンペーンが行われていればさらに安くなります。実際、今年(2022年)3月まで行われていたものでは、35歳以下であれば上記金額からさらに約3割引きしてもらえました。
 加えて、入会金1,500円(一般)がかかりますが、会員になれば、10泊につき1泊無料かつ宿泊料金5%引きです。これらを加味すると先ほどの7,000円からさらにお安くなります。


旅行先ではできるだけ歩く

 荒業になりますが、私は旅先で移動するときにできるだけ歩くようにして交通費を浮かしています。私としては旅先の街並みを見て歩くこと自体が楽しいものです。目に映るもの全てが新鮮に感じられます。それなのに、乗り物に乗ってしまってはその場の空気感を満足に味わうことはできません。そういったわけも相まって私は現地では積極的に歩くため、旅行先では1日当たり10キロ歩くこともしばしばです。

【山梨県】要害山城を訪れた際は甲府駅まで6キロ歩いた。


 いかかでしょうか。これらが私が旅行をする際に金銭面において気を付けているポイントです。だんだんと気温も落ち着いてきて、旅行しやすくなる季節になるかと思います。その際に、少しでも参考になれば幸いです。そして、何かおトクな情報をお持ちであればぜひ教えてもらえると、私が忍たまのきり丸のように喜びます。

冒頭写真:筆者撮影

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