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【1つだけだと危ない⁉】サークルはいくつ入るべきか。

 4月ということで大学は新歓真っ盛りの時期ですが、新入生の中には「サークルにいくつ入るべきか?」という疑問を持たれた方もいらっしゃるかと思います。

 私見になりますが、結論としては2~3つぐらいがオススメです。以降、色々と理由を述べていきます。

 まず、サークルって高校の同好会・愛好会(※部活動よりも緩い区分)と同等ないしそれ以下の緩さの団体なんです。基本的に退会手続きが存在せず、また、特に引き留められることもないため、よく「去る者追わず」と表現されます。

 ゆえに、当初はサークルの雰囲気に自分自身が合っていると感じたとしても、徐々に構成員が変動するにつれ、自分の思い描いていた団体と違ってくることは少なくないです。
 例えば、緩くスポーツをするサークルだったが、自分の代はメリハリをもって練習したい人が多かったがために、そうでない人は消えてゆき、気づいたら最低週○回は練習参加が義務付けられるといったサークルに変わってしまったという話はしばしば耳にします。

 また、サークルはよく「来るもの拒まず、去る者は追わず」と比喩されます。先ほどの通り、「去る者追わず」についてはほぼ全サークルに言えるのでしょうが、「来るもの拒まず」についてはそんなことはありません。
 事実、人気サークルや少数精鋭を志向するサークルだと、入会期間や入会可能学年(例:新入生のみ)が定められていることがあり、雰囲気が合わなくなってきたから他に移るというのは決して簡単ではないのです。
(仮にサークルのルール上入サーできたとしても、既にできている輪に途中から混ざるのが難しいことは言うまでもありません)

 それゆえ、サークル内にいた仲の良い人が段々と抜けたから、2年生頃に自分自身もフェードアウトし、その後は新たに入ろうにも入れず、結局どこのサークルにも属していないという人は割と多いです。

 かかる理由から本命のサークル1つだけでなく、1~2個予備としてたまに参加する用のサークルに入っておくことで、万が一本命のサークルで居心地が悪くなっても他のサークルにて大学内の居場所を補完することができます。

 ただ、大学生になったからと言って何が何でもサークルに入らなければならないわけではありません。実際、大学生全体のサークル加入率は統計上、6,7割に過ぎません。
 そして、大学生は見栄っ張りゆえ幽霊部員であってもサークルに加入していると回答する人が少なくないと思われますから、実際に活動している人のみの加入率は5割程度だと思うんです。(私のゼミメンバーの加入率は5割です)

 高校までだと自分自身の居場所と言えば、クラスか部活動ぐらいだったと思いますが、大学では、語学や必修の授業・ゼミ・サークル・バイト先・学生寮・学生自治会等々いくらでもあります。
 したがって、あくまでサークルに自分の居場所を求めるのなら、「2~3つ」入ることをオススメしますが、無理にサークルに居場所を求める必要はないと思います。

冒頭写真:Pixabay(2024/4/3)

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源 勝芳(法学部生ブログ)
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