デンマーク暮らしの日記(1月7日)

仲良いデンマーク人の友人を誘って、映画を観てきた。映画の後、一緒にご飯を食べに行っていつものように話をした。前に会った時から、それほど時は経っていないはずだけれど、新たなステップに進み、色んなことを乗り越えた友人は、また少し大人になったように見えた。

"日本帰ることについてどういう気持ちなの？"と訊かれて、つらつら今の不安なことを話した。そうしたら、"日本帰ってもゆっくり自分らしくね、時間かけていいんだから。"と言われた。

そういや、わたしは君に自分の心の話をたくさんしたよね、と思い出した。自分の気持ちについて素直に話せる友人がいるなんて、なんて幸せなことなのか。

今日でその子と会うのも、一旦今回のデンマーク生活では最後とわかって、お別れの時は泣いてしまった。日々お別れが増えていく。

だけど、ぜんぶ大丈夫になることはもう分かっている。人は受容し、変わっていくものだから。