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デンマーク暮らしの日記(1月11日)〜今はロンドン編〜

朝起きて窓の外を見ると、ロンドンは晴れていた。ずっと雨予報だと思っていたから、すごく嬉しくなって、今日の大切な予定の前に少し足を伸ばして、大好きな文具店Present and Correctに再訪した。

わたしは昔から文房具が大好きで、旅先で文具店を訪れるのが慣例になっている。ロンドンは文具店が多く、わたしにとっては天国のような街だ。

その中でも一際センスが良くて、"ここに置いてあるから、その物が光って見える"とも言えるほど、ディスプレイが美しいのが、Present and Correct。日本でお馴染みの物もかなり置いてあるのだけど、スーパーの文具コーナーに売られているあのペンも、ここに置かれたら魔法にかかったみたいに魅力的になる。本当に。

そして今日は、わたしが大尊敬しているある方にお会いして来た。1年前のわたしなら絶対に声を掛けることはなかったと思うけれど、今のわたしにその行動が起こせたのは、この1年があったからだと思う。

"本当に変わったんですね"と言われたけれど、本当にそうで、ここロンドンは、そのことを改めて実感するための旅かもしれない。

話をする中で、わたしの今後についての話題になった。自分の中で決まっていたわけでは無いのに、口から自然と出て行く言葉があった。その言葉こそ、わたしの本音なのだなと、口を動かしながらハッとした。

帰り道、朝方の晴れた空が嘘みたいに、大粒の雨が降っていた。そんなことはどうでも良くなるくらいには、わたしの悩みはすっきりしていた。

本当に素晴らしい日だった。

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