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銀行だけど銀行じゃない?!セブン銀行の異色の稼ぎ方

通常銀行は預金者からのお金を融資に回し利息を得ることで収益を上げています。

銀行の稼ぎ方

しかし、セブン銀行は全く融資を行なっておらずとある部分から収益を得ているのです。

今回はセブン銀行の異色の稼ぎ方についてご紹介していきたいと思います。

セブン銀行は利息?手数料?どっちで稼いでる?

冒頭でもご紹介した通り、セブン銀行は融資を行なっておりません。
それでは銀行である大部分の収益化ができていないと感じる方もいるかもしれません。

では、具体的にセブン銀行はどの部分から収益を得ているのかを確認するため、ビジネスモデルを確認してみましょう。

こちらのビジネスモデル通り、セブン銀行の主な顧客は「銀行」です。
利用された分、銀行は「受入手数料をセブン銀行に支払う」
消費者は利用するたび「利用手数料を提携先銀行に支払う」
※消費者側ATM手数料無料の場合は不要

多くの銀行がセブン銀行を提携先にする理由

セブン銀行は2001年に誕生し、台数は徐々に増え今では26,525台(2023年現在)を超えています。

では、なぜ銀行はセブン銀行に手数料を払ってまで提携先に指定するのでしょうか。

それは、自前で設置して運用するよりも使った分の手数料を支払う方が圧倒的に安く済むからです。

それにセブンイレブンには必ずと言っていいほどATMが設置されています。
よほどの用事がなければ、引き出しや預け入れ、振込などは全てコンビニで済ますことができるため利便性にも長けているのです。

そのような背景もあり、1日の利用者数は260万人を超え、社会インフラの一つへと成長し収益をさらに上げる形になっているのです。



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