見出し画像

24年3月1週 ゴッホと被る、自宅療養がうまくできない、鬱

3/1 金曜日

「戻らなければいけない。やり直さなければいけない、ずっと、『バルグのデッサン教本』と取組んでいる」(テオへの手紙 1880年9月14日)

木下長宏『ゴッホ〈自画像〉紀行』

ゴッホが弟に宛てた手紙の文章だが、自分も全く同じ気持ちで同じ教本に溺れているところだったので共感が半端ない。
 
ゴッホは昔から好きで岩波の手紙集を上中下で揃えてたまに開いたところを読んでいる。    

ゴッホの手紙は描けないとか描きまくってるとかせめて絵の具代くらいになってほしいとか絵描きあるあるが満載だから読んでいるといつのまにか親近感が湧いてしまう。湧きすぎてもはや普段はゴッさん、真面目目な雰囲気のときはヴィンセントと呼ぶのが自分の中で普通になっている。

3/2 土曜日  

どんなことがあろうと、ぼくは立ち上がるぞ。激しい落胆の果てに捨ててしまった鉛筆を、もう一度取り上げるのだ。また、デッサンを始めよう。

(同前)

ゴッさんへ
我も頑張る。

 

親和性が高いので返信を書いてみた。

3/3 日曜日
自宅療養がうまくできない。
ずっと家にいると何をしていいのかよくわからない。日常の家事くらいはするが療養になっているのか不明だ。  

学生のころは夏休みにTSUTAYAのジェネリックみたいな謎のビデオ屋に日参して1日に4本映画をみるとか学校をさぼって週5で本を読むとかで充足できていたのに。 

いまは集中力が下がってしまって読むのも見るのもそんなにできない。すると時間の使い方もよくわからない、何をしてもぴんとこなくて何もしてないのに疲れ果てている。アアア。

3月1周目ふりかえり

まずはイン/アウトプットから

インプット
本0冊
『ダンジョン飯』原作完走
Netflix《殺人者のパラドックス》完走  
あとトレバー・ノアのスタンダップ新しいやつ

アウトプット
日記とnoteと
人体クロッキー5体くらい

まとめ
なんだか毎日のように描けない、集中して読めないと嘆いていたような気がする。でも改めてインプットのほうの振り返りをしてみたら完走しているものが結構あった。クロッキーも一応続いている。いろいろネガティブなことを思うが、鬱のせいなので、深く考えないようにしたい。しかしいるだけでなんかしんどい。


来週は


1冊本を読むのが目標……かなあ。
鬱なので正直何も思いつかない。
欲といういう欲がない。
小学校の宿題で朝顔の観察というのがあったが、今の自分のうつろさを観察したら、

3/4うつろである
3/5うつろである 
3/6うつろである
みたいになりそうだ。

この感じはいつまでつづくのかなあ……。
まあいいやどうしようもない。

おしまい

デフォルメひまわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?