見出し画像

バセドウ病①

今から5年前のこと。

私のバセドウ病(バセドー病)との付き合いは、突然始まった。

朝会社に行こうとすると、風邪のような首元が苦しいような感覚に加えて、ベットから起き上がれないくらい体が重く(あり得ないけど、人が2人くらい乗ってるみたいな感覚…)、その日は会社をお休みすることになった。

元々叔母が関西で有名な甲状腺疾患の大きな病院で働いていたこともあり、もしや…ということで、表参道にある甲状腺専門の病院にて診てもらうことになった。
バセドウ病の異常は、例えば普通の健康診断の血液検査等では引っかかることはないので、発見が遅れることが多いらしく、知り合いにこの病気について詳しい人がいた事は本当に良かったと今でも思う。

この病院はAppleの隣にある。
おしゃれな路面店が立ち並ぶ街の一角に、突然存在する割と大きな病院。
なんとなく通りすがりに見たことがある人も多いのではないだろうか。

そんな経緯で私のバセドウ病闘はスタートしたのである。
長い付き合いになっていくものだとは思っていたが、5年経った今も寛解と再発を繰り返している。

私の場合幸いな事にこれでも軽度の症状だったが、軽度だったからこそあまり病気について深く考えることがなく、薬を飲んでいれば症状は治るし、また悪くなれば薬を飲めば良いと思っていた。

何事も大事なタイミングはいつも突然やってくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?