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【心理学】心の攻略本を作る Vol.1 #心の健康

①そんな奴はいない

 「私の身体には活力が漲っている。やる気に満ち溢れているのだ。頭の中も澄み切っており、物事には柔軟に、積極的に取り組むのが得意だ。友達や家族との関係は良好。上司と部下からも信頼されている。私が誰かを必要とするように、私も誰かに必要とされている。そう、感じるのだ」

 無論、そんな奴はいない。

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②ストレスを感じるのは当たり前のことでは?

 大前提として、人間は常にストレスに晒されている。「金がない」「友達がいない」「職場や学校に嫌な奴がいる」「身体がしんどい」など。

 ストレスのない人間なんていないのではないか。特に、人間関係で悩んでいない人なんているものか。悩んでいなければ、それはそれでどうなのだ。

 と、少なくとも筆者はそう思う。

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③心の健康って?

 しかし、実際のところ「今日を楽しく生きる人」もいれば「今日にも死んでしまいたい人」もいる。この違いはなんなのだ。

 ストレスの性質はさておき、どうにも個人差があるようだ。つまり「心の健康」とは「ストレスを抱えていながらも元気なあいつ」のことだろう。

 「あいつ」はどうして元気なんだ? その秘密を考えていく。

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④ストレスに対処せよ

 For example...例えばの話だ。
 想像してみてほしい。「今日の仕事でトラブルが発生した」とする。

 もし、自分の仕事に自信のある人(あるいは自信過剰な人の場合)なら「任せておけや!」と、そもそもストレスをあまり感じないかもしれない。

 でも、「うわ、残業かよ」と落ち込むくらいが現実的な話ではないか。

 大事なのはここからだ。

 残業を終えて疲れ切ったその後「悔しさに泣きながら布団に入る人」「居酒屋の一人呑みで発散する人」「自宅のオンラインゲームで友達に愚痴を聴いてもらいながら遊ぶ人」、選択肢はそれぞれだ。

 
どうあれ、翌朝までストレスを残さなければいい。正解のやり方なんてものは存在しない。問題なのは、ストレスを処理できないことだ。

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⑤じゃあ、どうすれば?

 ここまで読んでくれたことに心から感謝したい(長々とごめんね)。
 さて、ストレスの対処について考えていこう。

 心理学的な話は難しくなるので「心の攻略本を作るVol.1」では、簡単に使えるテクニックを1つだけ紹介しておきたい。

 ストレス社会に苦しむ我々人間だが、なにも一日中、24時間、ストレスに晒されているわけではない。ほとんどそうだとしても、1時間、あるいは10分でも、リラックスできている時間があるのではないか。

 筆者の場合はゲームだ。社畜(こき使われる労働者)なので、帰宅は遅くなることが多い。21時頃、最寄り駅に到着するとスーパーの惣菜コーナーで半額の品物を買い漁る。もし売り切れていれば、パックごはんと納豆だけの寂しい晩餐になるだけだ。世知辛いことこの上ない。
 だがそれでも、22時からのオンラインゲームで発散できている。職場の愚痴も一緒に遊ぶ友達に聴いてもらったり、こっちも聴いたりして、その日の鬱憤をやっつけるのだ。この寝るまでの2時間弱を大切にしている。

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 これを読んでいる人たちにも、少し、ほんの少しでも、ストレスを発散できる時間(あるいは、ストレスから離れられる時間)があるのではないか。

 スポーツ、読書、映画、音楽、旅行、食事、入浴、睡眠、創作活動、、、どれか1つくらいは当てはまらないだろうか。

 もし見つかったなら、その時間を意識してほしい。その時間が、あなたにとって「心の休憩ポイント」になってくれる。心が疲れているようなら「心の休憩ポイント」を多めに作ってみてもいいかもしれない。

 なかなか思いつかない、という人もいるだろう。
 だとすれば、これから「ストレスの対処(ストレスとの付き合い方)」について考えていけばいい。方法がなければ、作っていけばいい。

 そのために筆者は「心の攻略本を作る」を執筆することに決めたのだ。
 筆者が「心の攻略本を作るVol.100」を書き終える頃には「あなたの心の攻略本」が完成していると思う。そうなるように、筆者も努めていく。

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