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私と場面緘黙症〜中1編〜

 私が通っていたのは義務教育学校だったので、中学に入っても、受験した子以外はほぼ同じメンバーで、進級という形でした。環境が変わらないのはまあ嬉しかったです。

 ちなみに、義務教育学校では中1のことを7年生といいます。中2も中3も、8年、9年といいます。

 先生に出す日記を振り返ってみると、「去年と同じで、取り残されている感じがする」とか、はじめから重たいことばかり書いています(それだけ、先生を信頼していたのもあると思いますが)。

 学年主任の先生からは、まず「うなずくか、首を振るか」を練習しなさいと言われました。普段はできるのに、そう言われるとできなくなるんだよねと思ったのをはっきり覚えています。でも、その先生とは今でも連絡を取っているほど信頼しあっていました。

 とりあえず、教室に馴染めない1年でした。仕事を見つけると、終わらせないと気が済まないので、終わらせるけど、それに気づいてくれる人がいないとか、小1で初めて話しかけてくれて親友になった子となぜか関係が悪くなったりとか、いろいろありました。

 でも最後は、7−3で良かったと思えました。合唱コンクールは優勝だったし、他のクラスが最後の方に荒れていたりで、結局は良かったんだろうと思います。

 担任の先生とも、学年の先生とも、なんとなくうまくいっていたので(特に私は担任の先生が好きでした)、まあまあな1年だったのかなと思いました。

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