見出し画像

経過報告〜2023年3月3週目〜

 今日、大阪であった緘黙ピクニックに行ってきました。今週は、今日のために頑張ってきました。そして、今朝は3時に起きてしまいました。

 私も公園に着いてしばらくは、自分で持って行ったルービックキューブとかけん玉とかお手玉で遊んでいて、賑やかになってきて、やっといろんな人と話せるようになりました。緘黙の子は、小学生の女の子が3人いて、はじめはそれぞれ自由にしていました。

 お昼を食べる前辺りから、私が1人の子とルービックキューブをしたり、動物の話題になったりして、徐々に打ち解けてきました。あとは、どんぐりを集めたりした場所で、私のバトミントンができそうだったので、小学生2人と高校生の私でわいわいラリーを繫げました。知らない人から見ても、私たちが場面緘黙症だとは分からなかっただろうなと思います。それほど、普通に遊べました。みんな初めてと言っていたのに、1時間ぐらいずっとやっていたので、上達したと思います。負けず嫌いで努力家だなと思いました。(私もです)

 今日行ってみて、実際に緘黙の子と接して、やっぱり私はそんな子たちのお手伝いがしたいし、するべきだし、緘黙の「子供たち」と接するのが合っているし好きだなと思いました。そのために大学にも行くし、大人になります。本当は、言葉で「大丈夫だよ」って伝えたかったけど、そういう時間もなかったので、伝えられずじまいでした。でも、解散してから「勇気が出たようです」と連絡をもらって、言葉がなくても背中とか接し方で伝えられたんだな、と安心しました。

 お姉ちゃんという立場で過ごした今日は、これまでの気持ちがさらに強くなった1日でした。最後に「まだ帰りたくない、もっと遊びたい」と言ってくれたのは、それだけ、打ち解けられたんだなとめっちゃ嬉しかったです。

 場面緘黙症の確率は500人に1人と言われているそうです。こうして今日、出会えたことは必然的だったような気がしてきました。私が先輩として、勇気を少しでも感じてもらえたなら、「よかった」という一言につきます。今日は焚き火をしていたので、まだ幸せな焚き火の匂いが残ったまま書いた報告でした。関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?