わたしの「オールライト」、とけた電球
好きなバンドはなあにと問われた時に、私はまず「おいしくるメロンパンととけた電球」と答えます。
これからとけた電球の2回目のライブを(しかも10周年!改めておめでとうございます〜〜〜!!)控えているので、彼らの音楽へ想いを馳せながら綴ります💡
私がとけた電球に出会ったのは大学1年の夏、確か「覚えてないや」だったと思います。
その頃はYouTubeのおすすめ機能を見漁って、自分の知らないバンドをどんどん開拓していくのが大好きだったのよね…
ありがとうYouTube、ありがとうおすすめ機能。
きっとわたしの人生にとって、まるで電球の灯りがついたみたいな出会いでした。
「魔法が使えないから」2017年
それで、とけ電を好きになったきっかけの曲「Welcome」がこのアルバムでした。
初めて聴いたときは、なんてポップで、それでいてシックで、お洒落な響きの曲なんだ…と思った記憶が。
特に1曲まるまる通して誘い文句になっている所が本当にだいすきで…軽いお酒みたいにぱちぱち弾けるような音楽のキャッチーさと、それでいてシックな曲調。ボーカル岩瀬さんの真っ直ぐな歌声。
(私はギタボ岩瀬さんの歌声推奨委員会所属なのでうるさいくらいボーカルを褒めます)
(学がないので音楽を具体的に褒めることが難しい結果そうなっている節もあります、みんな大好き)
今でも、きっとこの曲は何度聴いても、初めて聴いた時のドキドキと胸が高鳴る記憶を思い出させてくれると思う。
サビの部分ですが、最後のサビの歌詞は「君は綺麗だねなんて」に変わるんですよね〜〜〜〜〜ここほんと好き…
しゅわしゅわサワーのように弾ける曲調と、どんどんストレートになっていく誘い文句の組み合わせがとても素敵。
この曲が収録されている2017年の「魔法が使えないから」というアルバムには、その他にも私がこよなく愛する「素敵な靴」「終電が邪魔をする」などが収録されているので、ぜひ。♡
「素敵な靴」…これからの季節にぴったりなクリスマスソング。私が聴いたどのクリスマスソングよりも可愛らしくてあたたかくて素敵でいじらしい、年中聴いても素敵な曲。心からこの楽曲のMVが作られることを願い続けています(頼む)
「終電が邪魔をする」…終電で恋人を帰したくなかった人の歌なのか、恋人と別れたあとの切ない歌なのか、私はずっと前者に思っていたけれど、ふたつ前の彼氏と話し合って別れたあとにこの曲を聴いて泣いた。やっぱり別れたくなかったなって気持ちが、「帰したくなかった」に重なって。
「最初の恋のように」2015年
「魔法が使えないから」の1つ前のアルバムが、このアルバム。
今のとけた電球の音楽とはまた少し違う、遊び心を感じる自由な音楽が楽しめると思います。
そう、それはまるで最初の恋のように。
私のこのアルバムの中で、最初に気に入ったのは「いらない」と「強がり」でした。
「いらない」の魅力は、伸びやかなサビとこれでもかというほどにストレートに届く歌詞です。
これ心に直接届けられる音楽だ…って思ったし、何度聴いても心が揺さぶられる。
サビ前の穏やかで、なんだか独り言でも呟いているような感じも素敵なんです。
自分に語りかけるようなちいさな独り言と、明らかに「きみ」を意識した独り言、て感じ。
届いてくれるもんならこれも届いて欲しいんだけどな!!!!!!くらいの勢いの。笑
先程の「Welcome」が1曲まるまるを通して誘い文句だと言えるとしたら、この曲は1曲まるまる「独り言」になってるんだろうな。
でも「叫ぼうとしてる」ので、まだ叫んではいないというか、その葛藤やもどかしさも相まってすごくすごく切実です。
その切実さが好きです。
「強がり」は引用したいと言えばもう全部の歌詞を引用したいくらい、この遊び方好きだな〜って思います。
そして何より曲調がなんとも癖になるんですよね…この曲を友人に紹介するとしばらくずっと「頭に残る」っていつも言われます。
このテンポとかキーボードの感じとかはこのアルバムならではな感じがするし、とけた電球の変遷を感じられるアルバムかな、と。
この他、私の好きな曲は「夢の続き」「そのまま」です。
この2曲はこの2曲だけでnote書いてしまおうかと思うくらい素敵な曲です。ぜひ🛋
そしてこの調子で行くとガチでキリないのでざっとまとめます。それぞれすっっっごい好きです。
「WONDER by WONDER」2020
焦がれる…好きな人に歌って欲しい曲ランキング1位。この上ないラブソング。
恋の美学…ライブでの無言コーレスが楽しすぎた1曲!底抜けに明るくてそれでいてまっすぐで、恋のワクワクやドキドキが詰まってる。
「灯」「彩」single 2021
「灯」…わたしにとって大切だなと思う人に遍く薦めている。「知らない過去さえ抱きしめたい 涙を拭うように 守る自信はあるんだ そんなのおかしいよね」と、思う。
「彩」…どんな想いでこの曲が出来たのかを知ると好きにならざるを得なくて、私にとって大切な大切な曲。この曲がある限り、きっと私はこうやって好きなもの好きな人に対して言葉を出すことをやめないと思う
「piece of film」2022
さてこのアルバムには、私がこれから参加するライブで初めて生で聴く曲がたくさん入ってると思う。ので、今は書きません!ただでさえもう好きなのに生で聴いたらどうなっちゃうんだろうね。たのしみ!!
お耳の恋人、とけた電球
とけた電球の魅力って「聴いているだけで恋をしているかのような気持ちになる」ところだと思います。
胸がぎゅっと苦しくなったり、切なくなったり、反対にどきどきわくわく高鳴ったり。
自分が今恋をしていなくても、とけ電の曲を聴くだけでまるで恋をしているかのような気持ちになってしまう。
私のお耳の恋人だな、と思います。
唯一無二なまっすぐさがダイレクトにこちらへ伝わってくるからかな。
それから、恋人だからこそ救われることもあるように、とけた電球に救われることもたくさんたくさんあります。
苦しい時、乗り越えられない壁ができた時、自分が惨めな時、いつだってとけた電球の曲は明るく傍に居てくれる気がして。
とけた電球だって頑張ってるから私も頑張らなきゃな、と思える一方、とけた電球が「オールライト」なら私だってオーライだな!みたいな。
心が暗いとき、灯りを灯してくれる存在でもあり、心が大丈夫なとき、さらに眩くスポットライトを当ててくれるような。本当に大切な大切な存在です。
2020年を乗り越えてくれて、音楽を続けてくれて、というか音楽を始めてくれて、本当に本当にありがとうと伝えたいです。
おまけ:フォローしていて毎日楽しいメンバー達
とけた電球、楽曲だけじゃなくて私はバンドメンバーの皆さんもすごく好きです。
4人をフォローしているとTLでわちゃわちゃ楽しいやり取りが見られたり、くすっと笑えるツイートが流れてきたり、毎日楽しいです。笑
ほんと皆さん仲良くて見てて微笑ましいし、元気になれます!笑
もし同じ大学の先輩だったら同じサークルだったり何だったりに入りたい…
私の感性に音楽もネタもどハマりしてきて本当にずるいですね。好きです。
さて数時間後にはきっととけた電球の皆さんにお会いして、とけた電球を好きな皆様方と一緒に、素敵な空間にいることでしょう。
メンバーやファンの皆さん含め、どうか無事にライブを楽しめますように。
とてもよい1日でありますように。
月が綺麗な夜になりますように。
それでは💡
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