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超絶不思議体験2

こんにちは✨TACHYONです✨



今日はまた医療艦に乗せてもらったので、その事を書きたいと思います。

以前『超絶不思議体験』のブログで書いた医療艦『メビウス』です✨

まぁ、また子どもの風邪が回ってきたんですが、さすがにこの御時世仕事に行けなくなるのでなんとか治そうと、重曹うがいしたり、重曹とクエン酸の炭酸水飲んだりしたけど、よくならない。

これはらちが明かないと思い、寝ながら両手を握ってフォトンを全開にして体を駆け巡らせました。

すると再び意識は医療艦に飛んでいました。以前はいなかった可愛いナースのような人に案内され、再び本場のメドベッドへ横になりました。




前にも使ったので、『これ、これ~✨』と懐かしい感じでした。手のひらを下に定位置に置くと、体がカプセルのようなもので覆われていきます。



『覚えてらっしゃるんですね』

と先程のナースが覗きこんでいます。

『前回はいなかったようだが…』と話かけると、

『いましたよ(笑)まだあなたの意識がわたしたちを認識できていなかっただけです。』

と可愛らしい笑顔を見せてくれた。確かに言われてみれば、何やら姫っちの後で何人か動いていたような気がする。宇宙では意識して認識するという事ができなければ存在すら希薄になってしまうようです。

可愛い笑顔のナースが作業を進めていると、

『何デレデレしてんだ、気持ち悪ぃな❗』



と別の美人のナースが入って来ました。
地球でいうところのヤンキーのような感じでしょうか。

『宇宙ではヒューマノイドタイプは少ないと聞くが、ここは可愛らしい女の子しかいないのか❓』

と訪ねると、『はぁ❓んなわけねーだろ。あたしらだけだよ。』と美人のナースが計器を見ながら答えてくれた。

するとドアから巨体をくねらせ入ってくる者がいます。

『やぁ、国王陛下どの❗久しぶりだな。またなんかやらかしたのか❓(笑)』



豪快な口調で入ってきたのは、巨大なタコのような体の男だった。どうやらこの医療艦の艦長のようだ。かろうじて白衣が見てとれるので、そこが体だとわかるものの、顔と胴体以外が触手なので、実体がイマイチよくわからない。

『またお世話になります』

と挨拶をすると、
『俺はグレッグだ。ここにはマーニャとターニャしかいない。二人だけだが、有能だから二人だけいれば十分なんだ。あんた気を付けろよ❓マーニャは心が見えちまう。思った事全部筒抜けだからな❓(笑)』

と豪快に話してくれた。すると、

『うふふ。先生はいつもいやらしい想像されてるんですよぉ。困ったものです(笑)』

とマーニャが突っ込む。

『おいおい❗勘弁してくれよ(´Д`)なぁ、国王陛下もわかるだろ❓』

とドクターグレッグからのとんでもなく厄介なパスが回ってきました。

『気ん持ち悪ぃんだよ❗このド変態野郎が❗あたしモニター室行くからマーニャよろしくね。』



とターニャがドクターをボロクソに言って出ていきました。入れ替わりに

『まったくあなたは女の子見るとデレデレして❗何とかならないの❓』

と呆れ気味に姫っちが入ってきました。



『いつも悪いわね。あなたたちが居てくれて助かってるわ。ドクター、よろしくお願いします。』
と挨拶を済ませると、
『はぁ、まったく。わたしは色々あなたの代理で忙しいんだから、あなたは早く治してあなたの役目をちゃんと果たしてよね。』
と僕の頭を撫でてくれました。

何かの途中で寄ったのか、『マーニャよろしくね。』と足早に艦を去りました。

『ふふ。素敵なお姫様ですね。さぁ、始めますよ。』

とマーニャの手元に青い光の筋が集り、何かの器具を形成しました。

すると、ベッドのカプセルの内側にマーニャの手元と器具が青白く浮かび上がりました。



モニター室から『周波数上げてフォトンを流し込むよ❗』とターニャの声がします。

両手の手のひらから光のエネルギーが入り、体が振動しながらエネルギーが体中を巡り、意識の高まりを感じました。

『さすが前に使っただけあるな。共鳴すんのが早いね。周波数上げてくよ❗』

と言うと更に振動が加速していきます。

カプセル内では体内に器具が射し込まれたり、手の甲を刺されたり、何やら調べているようでした。

『悪いが、また献体できる場所があったらもらうぜ❓』

とドクターが何やらパイプタバコのようなものをくわえながらこちらを見ています。

眼鏡のようなものをかけていますが、データなどが映し出されていて、それをみているようです。

『それは地球のパイプのようなものですか❓』

と訪ねると
『あぁ、いい香りだろ❓鎮静効果があるんだ。』

と葉っぱではなく花を使う事や、そういう花がシシリダにもある事などで話が盛り上がりました。

マーニャが『それでは喉の治療しますね』と言うと、顔までカプセルに覆われました。ですが室内の景色は見える不思議な構造をしています。

『わたしは、心が見えてしまいます。だから、もうしばらく艦から出たことがありません。もしよれしければ、いつかあなたの星を案内してくれますか❓』

と少し寂しげな表情の笑顔でこちらをマーニャが見ていました。人のいい部分も悪い部分も全て見えてしまうから、人といるのが怖くなってしまったのだと感じました。

『マーニャがそんな事言うなんて、惚れちまったんだろ❓』

とからかうターニャ。

『姫様に失礼ですよ❗わたしはただ、お話を聞いていて、うまく言えないけど思うところがあって、姫様たちとなら安心だと思ったんです。ターニャだって、普段そんななのに気になる人の前だとモジモジしちゃうくせに。』

と全力のブーメランを返すマーニャに『ふん❗』と顔を背けるターニャ。

『ははは❗いやしかし、マーニャがこんな事言うなんて珍しいんだ。俺からも頼むよ❗』

とパイプを燻らせながらドクターが眼鏡越しに目を細めています。

『わかりました。色々落ち着いてシシリダに帰る事があれば案内しましょう。』
と返事をしたところで不思議な事に気付きました。

マーニャとターニャと言う名前は僕が漫画を描くために考えてイラストにした事があるキャラにつけた名前でした。

その事を訪ねると
『あなたは未来過去、様々な可能性にアクセスしていたんですよ。だから可能性としてわたしたちを知っていたのでしょう。』

とマーニャが答えてくれた。
『そうなんだ。だとすると、彼女達が支えているクラウドはドクターグレッグが元なの❓』
と更に訪ねると、

『あらやだ、クラウドはあなたが持っている名前じゃないですか。』

と不思議がられる。

『え❓もう1つのダークサイドの可能性の名前はジークのはずだけど…』

と考えていると、
『まだあるでしょ❓』と言われ、ハッとしました。

『クラウド』はオリオン大戦時の名前だったのです。



思わぬ気付きもいただき、治療も終わると意識は地上へ帰っていました。

飛び去ろうとしているメビウスのハッチからマーニャが『約束、忘れないでくださいね❗』と見送ってくれました。



目が覚めると、鼻はまだスッキリしませんが、喉の痛みはありませんでした。

色々な可能性にフォーカスできるならと、マーニャの未来の可能性にフォーカスすると、メビウスを離れ、パートナーと共に違う宙域で医療艦を運営している姿が見えました。

そのきっかけがシシリダ行きなのかもしれません。それを話すと『そうですか。楽しみです✨』と笑顔を見せてくれました。

以上が再び医療艦メビウスに乗った話でした。



今日も皆さんが光と共にあらん事を✨

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