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酒屋さんに行こう!

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おすすめの地酒店レポートを集めました!小山商店、はせがわ酒店から、地域密着のこだわりのお店、大塚の生地・こだまなどなど!
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#今こそ酒屋に行こう

津川屋(赤羽)を貫く新潟酒・麒麟山のDNA。「酒蔵がうちの本家ですから」

津川屋(赤羽)を貫く新潟酒・麒麟山のDNA。「酒蔵がうちの本家ですから」

日本酒を取り扱う酒屋さんの中でも、特定の「推し酒」を猛プッシュするお店に話を聞くシリーズです。今回は北区赤羽の「津川屋」さん。実は、新潟県の地酒「麒麟山」が「本家」にあたるのだそう。そんなタイプの酒屋さんもあるのですね。

飲み屋さんの街・赤羽に構える「町の酒屋さん」

「Liquor Shop TSUGAWAYA」。一瞬、日本酒があるようにみえません。

(店頭ではためく麒麟山ののぼり)

津川

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菊姫が好き!【鶯谷萬屋】三代目・由起子さんの「菊姫」への愛情(鶯谷駅)

菊姫が好き!【鶯谷萬屋】三代目・由起子さんの「菊姫」への愛情(鶯谷駅)

数ある酒屋さんの中でも、特定「推し酒」にこだわるお店を紹介する企画vol.3。今回は、石川県が誇る銘酒「菊姫」への想いがすごい酒屋さんがあると聞き、鶯谷は「鶯谷萬屋」さんへお邪魔しました。

昭和3年創業。地域の飲と食を支える萬屋

JR鶯谷駅から徒歩5分。堅牢そうな建物に、重厚感のある看板が特徴です。

「萬屋」というだけあり、品揃えはいろいろ。日本酒(左側の棚)、輸入ワイン(中央の棚)、そして

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「熟成酒」の個性を体験【新・いにしえ酒店】 “おいしい”の物差しを越える異世界の酒

「熟成酒」の個性を体験【新・いにしえ酒店】 “おいしい”の物差しを越える異世界の酒

「熟成酒」ーー世界のお酒の中には、熟成により価値が上がるものがたくさん存在します。しかしなぜか「日本酒」ではなぜかあまりみられません。

だって、日本酒の熟成酒は、新しい日本酒とは「別世界」にいるから。

それが今回感じたことです。もはや完全に別の魅力。だからこそ、最初の一歩を越えると、どんどん奥に進んでしまう引力があります。
2021年6月にリニューアルオープンした熟成酒専門店「いにしえ酒店」さ

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「焼酎レジェンド」と「ネオ角打ち」!五反田のすごい酒屋さんへ(内藤商店・桑原商店)

「焼酎レジェンド」と「ネオ角打ち」!五反田のすごい酒屋さんへ(内藤商店・桑原商店)

東京・五反田というと「飲み屋さんが多い街」というイメージ。しかし私はこの駅をおりるとき、だいたい「酒屋さん」を目指してやってきます。

今回、五反田にある「すごい酒屋さん」を紹介します!

焼酎のレジェンドに会いに「内藤商店」

駅から徒歩10分ほど、大正元年創業という有名な酒屋さん「内藤商店」があります。ここ、以前仕事で焼酎の本の仕事に携わった際に「焼酎界のレジェンドのお店」として教えてもらった

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【日本酒一合瓶専門店】蒲田・ICHIGOUへ! 飲み切りサイズ日本酒の5つの楽しみ

【日本酒一合瓶専門店】蒲田・ICHIGOUへ! 飲み切りサイズ日本酒の5つの楽しみ

日本酒って、瓶を買うと結構量があるなと思います。
酒屋さんでよく見る一升瓶(1.8ℓ)はそもそも家庭用冷蔵庫に入らないし、ワインと同じくらいの四合瓶(720ml)でも、週末しか飲まなければ数週間冷蔵庫にいる、ということも。

そんな人にぴったりの、飲み切りサイズ1合瓶(180ml)の専門店がある。

と聞き、東京・蒲田のICHIOUさんに行ってきました。ただサイズが小さいと思いきや大間違い。一合瓶

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推し歴20年、時代が「田村」に追いついた!つきや酒店店主が【仁井田本家】愛を語る

推し歴20年、時代が「田村」に追いついた!つきや酒店店主が【仁井田本家】愛を語る

日本全国、千以上の酒蔵が存在する中「うちはこのお酒を売る!」という「推し酒」のある酒屋さんにその理由を教えてもらいます。

今回は東京・経堂にある「つきや酒店」さん。福島県の「仁井田本家(代表銘柄:田村、にいだしぜんしゅ)」を推していると噂を聞き、お邪魔しました。

はじめはツンデレな店主

住宅地の路地裏にある酒屋さんです。上はマンション。

(店頭には、仁井田本家の空き瓶がみえます。推し確定で

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