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今になって青春のシンボルが。

 ここ最近肌荒れに悩まされている。

 特に生活に変化はないのだが左の頬にでっかいニキビが出来た。

 潰すと跡が残るので放置しているが何かの拍子で手が触れると結構痛い。

 そうこうするうちに額にも同じくらいのサイズのニキビが出来てしまい困りごとが増えた。

 頬のニキビはマスクを着けると隠れるので見た目はどうにかなるが額のニキビは目立って仕方がない。

 その腫れあがったニキビはまるで千昌夫のようであり、思わず北国の春を歌いたくなるくらいだ。

 何とかしたいと思い妻に相談するとお勧めの洗顔フォームと化粧水を教えてくれた。

 そこで早速ドラッグストアに行って買ってきた。

 それが一週間くらい前の話で、以来毎日お風呂に入った時に洗顔をしている。

 洗顔フォームを泡立てて顔にそっと泡を乗せたら優しく洗い流す。

 けっして擦ってはいけないという妻の教えを守って顔を洗っている。
 
 お風呂上りに髪を乾かしたら顔に化粧水をパシャパシャ。

 しばらく続けていたらここ数日でニキビの腫れはずいぶんマシになった。

 ニキビ根絶に向けて粘り強くお肌の面倒を見たい。

 思えば私は中学生の頃はあまりニキビが出来ずにつるるんタマゴ肌だった。

 髭も薄かったので毛深くてニキビ面の友達からはうらやましがられたものである。

 おそらくホルモンバランスが女性よりだったのかなと思う。
 
 少し悩みがあるとすれば体毛が薄いので下の毛がなかなか生えてこなくてもどかしかったことだ。

 一年生の春に宿泊訓練に行ったのだがそこで集団入浴の時に裸になるのが恥ずかしかった。

 何でだかわからないがタオルで前を隠すことは禁止と先生が言っていたのでいやいやそれに従った。

 入浴時間は十五分しか与えられなかったので浴室は戦場である。

 私は一番端っこの洗い場で体を洗ってそのまま出ようとしたら出口で監視をしていた先生に、こら湯船に浸かれと言われた。

 万事休すと思ってやけくそで浴槽に浸かろうとしたら友達におっ、お前ツルツルじゃ~んと見つかってしまった。

 その時の恥ずかしさは何とも言えないものがあった。

 後はどうやってお風呂から上がって着替えたかはっきりした記憶が無い。

 嫌な思い出すぎて記憶が封印されているのかもしれない。

 そんな私の下の毛事情だが中三の頃にはどうにかこうにか生えそろって一人前になった。

 おや、ニキビの話題から思わず毛の話になってしまった。

 お食事中の方お見苦しい文章を失礼いたしました。

 それはさておき、昨日の晩御飯のお話を少しだけ。

 昨日は実家に母の誕生日プレゼントを届けて帰宅。

 少し遅くなったので時短料理を作る。

 豚バラ肉を細かく刻む。

 玉ねぎとニンニクをみじん切り。

 キャベツはざく切り。

 ニンジンを一本摺り下ろす。

 フライパンに火を点けて温まったらニンニクを加える。

 香りが立ったら豚肉を入れる。

 軽く炒めたらそこに野菜を全部投入。

 しっかり炒めたら水を差す。

 味付けに鶏がらスープの素と塩、砂糖、日本酒を入れる。

 少し煮込んだら火を止めてカレー粉を加える。

 とろみを出すために水で溶いた小麦粉を加えてグツグツ。

 これで所要時間二十分のフライパンカレーの完成。

 トースターでパンを焼く。
 
 副菜はシンプルに野菜スティック。

 キュウリと人参を細切りにする。

 ドレッシングはニンニクマヨネーズを用意。

 汁物は妥協してインスタントのコンソメスープ。

 よし、何とか三十分でご飯が出来たぞと思いつつ妻を呼ぶ。

 遅くなったね、と言いながらいただきます。

 昨日のお酒はレモンサワー。
 
 キュィッと飲むと炭酸の刺激とレモンの酸味ががっぷり四つで頼もしい。

 イケルイケルと思いながら野菜スティックをつまむ。

 ポリポリと齧ると野菜そのままの味がして楽しい。

 キュウリは実家の父の畑で捥いできたばかりなので最高の鮮度である。

 瑞々しいとはこのことかと思って嬉しくなる。

 それからフライパンカレーを食べる。 
  
 トーストを千切ってカレーにつけてパクリ。

 さすがに長時間煮込んだ味とは言えないがフライパン一本で作ったとは思えない位なかなか上出来だった。

 妻もフンフンと鼻歌を歌いながら食べていたので良かった。

 レモンサワーを二杯飲んだところでご馳走様。

 腹具合は八分目だったがこれ位で満足できる日もある。

 カレーの日は洗い物が少ないのでラクチンである。

 さて、今日もスキンケアに精を出すとしますかね。

 あの頃のタマゴ肌を望むべくもないが、ツヤツヤに近づきたい。

 目指せMattさん。
 
 いや、あそこまでいっちゃうといき過ぎかぁ。

 

 

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