【試験勉強のポイント】Salesforce認定Pardotスペシャリスト・コンサルタント対策
最近Pardotスペシャリスト、コンサルタントにストレートで合格しました。
それぞれ受験して感じた勉強のポイントを書き残します。
PardotはTrailheadモジュールが少ないので、特にスペシャリストから次のコンサルタントを目指す段階で何から手をつけて良いかが分からなくなります。同じように悩まれている方の参考に少しでもなれば。
※2021/8/27追記
公式のTrail Mixが作成されたようです。
記事末尾の「公式ドキュメント関連リンク」にTrail Mixと、サクセスナビのリンクを追加しました。
合格時の状況と得点
Pardot実務経験:約2年
試験勉強期間:2ヶ月
公式の試験対策セミナー:未受講
Pardotスペシャリストの得点
60問中54.57問正解*(正答率91%)でした。
*試験範囲出題割合で単純計算
実務で作成したことのないフォーム・ランディングページで得点を落としました。
Pardotコンサルタントの得点
60問中45.04問正解(正答率75.06%)でした。
スペシャリスト試験範囲との違いは後述します。
勉強のステップと合格ラインのイメージ
あくまで個人の感想ですが…概ね以下のように感じました。
スペシャリスト合格のカギは「問題解決力」
認定アドミン取得時にも感じたことなのですが、Salesforceの初級資格では単に「機能について知っている」だけではなく「問題の原因を特定し解決する能力があるか?」を問われているように思います。
すなわち「FAQで挙げられる事象が頭に入っているか」ということです。
とにかくFAQを読みましょう。
PardotのFAQは以下のナレッジ記事にまとまっているのでおすすめです。
✅ナレッジ記事:Pardotに関するよくある質問のリンク集
コンサルタントも概ねスペシャリストの延長でOK
「コンサルタント試験は難しい」とよく言われます。
出題のされ方がスペシャリストから少し変わるからです。
例えるならTrailheadの「プロジェクト」や「スーパーバッジ」の課題のように、まずビジネス要件が列挙され、その解決方法として最適な選択肢を選ぶ問題が多く出題されます。
ただスペシャリスト同様の問題もある程度出題されますし、選択肢の正誤判定にスペシャリストの試験範囲で学んだ内容が活かせる問題が多いです。
仮にスペシャリスト試験でほぼ満点が取れるような状態であれば、コンサルタント試験でも5〜6割は取れる状態にあるのではないかと思います。
コンサルタントでのみ問われる範囲
基本はスペシャリストの延長といっても、スペシャリストでは問われない部分も当然あるので、プラスアルファで頭に入れておくべきものもあります。
具体的には…
・B2BMA
・Salesforce Engage
・Salesforceキャンペーンとの接続
・エンゲージメント履歴
・Pardotビジネスユニット
などなど。
共通点はすべてSalesforceとの接続で使用可能な機能ということです。
Pardotで完結する機能はスペシャリスト、しないものはコンサルタントで聞かれるということでしょうか?
試験後にヘルプを見返すと、ほぼ全て以下のヘルプ記事の下層にまとまっていました。
✅ヘルプ記事:Pardot と Salesforce の使用
私は事前に認定アドミンを取得していたのですが、中にはSalesforceの知識だけで解けるような問題もありました。
もしコンサルタント資格で行き詰まったら、認定アドミンに寄り道するのもありかもしれません。
おまけ:勉強に使える公式ドキュメント関連リンク
Pardotの全体像を把握する
✅ナレッジ記事:Pardot 活用リソース
→「Pardot活用コンテンツマップ」は必見です
✅公式:Salesforceサクセスナビ Pardotはじめてガイド
→ 導入の目的や、各機能がどう役立つかを整理するのに
✅ヘルプ記事:プロスペクトアクション
→ 各ツールで実行できるアクションが表にまとまっていて便利です。正誤判定で使用するので、特徴を把握しておくとよいでしょう。
Trailheadでの勉強に
✅公式Trail Mix:【Salesforce公式】認定 Pardot スペシャリスト 対策
✅公式Trail Mix:【Salesforce公式】認定 Pardot コンサルタント 対策
スペシャリスト試験前の仕上げに
✅ナレッジ記事:Pardotに関するよくある質問のリンク集
コンサルタントでのみ問われる試験範囲を知る
✅ヘルプ記事:Pardot と Salesforce の使用
✅ナレッジ記事:Pardot動画ちゃんねる
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