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炎症の1週間

 写真は、東京駅構内にあるお土産人気1位のメープルマニアの包装紙が可愛いのでブックカバーにしてみたら包装紙に直に原材料表示があるタイプだったので食べられる書籍みたいになっちゃった図です。まあいいや可愛いから。(本文とは全く無関係です)

 先週は炎症に次ぐ炎症。そういう疾患かと思うほどだが、自分の不注意なので誰のせいもできない。天の神様のせいにもできない。

 月曜日、11月上旬にスーパー銭湯の玄関の階段を踏み外して転倒し医者通いが続いていた右足首の捻挫にようやく完治宣言が出た。全治6週間。喜び勇んで、自分へのお祝いだと整形外科の帰りに焼肉食べ放題ランチに行った。焼肉自体何ヶ月ぶり?と言う感じだったのと、その焼肉屋がリニューアルしていたので店内も綺麗で肉を堪能した。ところが、そんな食べ放題への適応を体が忘れていたようで、翌朝胃腸炎症状で目がさめる。熱はないのでどうやら食いすぎかなんかだ。1時間半ほど集中的に苦しんだが、吐き気止めを内服したところ症状改善。なんとその日の仕事に出られてしまった。ここ7年くらい皆勤なので、皆勤手当への自分のがめつさが恐ろしい。

 がしかし、そんな胃腸炎も改善とはいえ本調子ではなく、水分摂取が肝心なのに1日で500ml飲んだかどうかしか水を飲んでいなかった。それが災いしたのか、翌日は夜勤だったのだが夜勤入り直前から排尿時痛と下腹部痛。やばい。膀胱炎を起こした。仕事が終わったら病院に行こう…いや、木曜日は軒並み開業医が閉まる(勤務先は基本的に外来がない)。しかし、1件だけ「仕事が忙しい方のために」と逆に木曜や土日に開院しているクリニックがあり、抗生物質をいただく。こう言う発想の医療機関ってありがたい。

 膀胱炎症状も徐々に落ち着きその日の夜、足が治ったらやってみたいと思っていた「ジャンボリミッキー」をリビングで裸足で踊った。適度な息切れ。いい運動だ、毎日やろうと思った矢先、5分ほど経ってから激烈な左踵痛に襲われる。捻ったり転んだりしていないのに。跳躍運動の多いジャンボリで足が私の体重に悲鳴を上げたか⁈それからはトイレに行くにも左踵がつっぱり引きずる状態。しかし、つま先立ちはできるし、歩けなくはない。当初は湿布で治そう、医の施しは受けん!と言っていたが、痛みは増すばかり。著しいQOL低下。今回は接骨院さんにお世話になろう。足を引きずりついた接骨院さんの見立てはアキレス腱炎。問診票の「症状が出るきっかけになったことはありますか?」の欄に「ジャンプ」と記載したところ、結局先生に「なんのジャンプをしたんですか?」と聞かれ、小さい声で「…ジャンボリミッキー…」といい、がくーんとうなだれると先生は「だ、大丈夫ですよ。ね、正当な理由だから。理由がなくて痛かったらもっと心配ですから」と励ましてくださった。初めて接骨院さんでの治療というのを受けたが、電気を流したりほぐしてくれたりするとともにセルフケアを非常に丁寧に教えてくださる。今後は接骨院推しでいきたい。

 丁寧なご指導と治療と、受傷から受診までが早かったのと、アキレス腱の部分的でも断裂の症状がないことから治癒は早そうだ。

 というわけで先週1週間で「胃腸炎」「膀胱炎」「アキレス腱炎」と炎症祭り。私の体の中にどんだけプロスタグランジンが出るんだよというくらいの連続炎症だった。同僚に呆れられながらも仕事を続ける古いタイプの人間。

 ちなみにジャンボリミッキーの動画を改めて見ると、プロダンサーのお兄さんお姉さんもソールの厚いスニーカーで踊っている。裸足は間違いだったか…。

年の瀬は忙しない。どうか皆様もお身体ご自愛くださいませ。