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セブ島アート展「子どもは未来」

画家の玄(GEN)です。
2023年にセブ島で行ったチャリティーアートイベント
「The Shining World」
地元の方々や現地に遊びに来ていた日本人旅行者などたくさんの方に来場いただきました。

今回はその中の作品の紹介です!


『Life is colorful, definitely.』

『Life is colorful, definitely.』

この作品は会期中にライブペイントで描いた作品

タイトルでも言っているように
”人生はカラフルだ、ほんまに”

ただただインパクトのある短い言葉で惑わそうとしているわけではない。
この言葉は本当にそうだと思う。

この世界で初めて”人生はカラフルだ”と表現した人
これほど人生を一言で表すだなんて天才だ。

本当に秀逸な言葉だと思った。
そして自身の人生を振り返ってみても本当にそう感じた。

その気持ちや尊敬の念を込めて
Life is colorfulに続いてdefinitelyをつけた。

そして作品解説に入る


僕の中でも一つのアイコニックな絵を描いた。

ついでによく出てくるコイツの絵のことも解説すると、
この絵は肌の色や国うあ人種という境界線を差し引いた子どもの姿だ。

人間の中に詰まっている細胞や骨やエネルギーや希望
そう言ったモノたちが人間の内側に溢れていることを表現した。

そしてなぜ子どもなのか。
子どもとは未来である。
それと同時に繊細でまっすぐである。

私たち大人にとってこれからの世界を創り上げていってくれる。
今の世界を継承していってくれる希望である。

私たち大人が少しでも素敵な世界を、子どもたちに贈り繋げるミッションがある。


希望とは油断するとすぐに崩れ壊れてしまう。
大切に大切に育て守り続ける必要がある。

この世界や未来に不安なんて抱くことなく
希望を抱き笑顔で今を全力で生きるこの絵のような子どもたちが
一人でも多くこの世界で溢れますように。
そんな願いが込められている

ある時から気づいたらこの絵がよく僕が描く作品の中で登場するようになっていた。

皆んなは”ホネホネくん”という名前でこの絵を呼んでくれる。

そしてLife is colorful, definitely.の言葉。
これを描く時に大勢の子どもたちに綴りを教えてもらった。(僕は全然英語がわからない)

大勢の子どもたちが綴りを教えてくれる大きな声をライブペイントをしながら背中で受け止めた時、鳥肌がたった。

まさしくあれが未来であり、希望なんだ。とその瞬間、身体中に稲妻が走った気さえした。


終始わーきゃー元気いっぱいの子どもたち

この子達に悲しい世界なんてものを贈り繋げるわけにはいかない。
この子達が未来や希望を大人たちに贈り渡してくれてるんだから。

私たち大人はそれ以上の素晴らしい今や希望を
子どもたちに贈らないと。

うん、頑張ろう。

そんなこんなで子どもたちの笑顔や元気が、周りの大人たちまでに伝播していき、完成した作品だった。


作品の完成を表すサインはGEN.ではなくて
みんなで創りあげたんだからもちろんAll you guysだ

ありがとう
みんなのおかげでまた素晴らしい作品が生まれた


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