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ハイキュー!!って化け物たちへの賛歌だと思う

ハイキュー!!、熱くて最高です

一時期、ハイキュー!!というバレーボールのアニメにハマりました。
国民的アニメって聞くとドラえもんやワンピースや鬼滅の刃が思い浮かぶので、そこまで言っちゃうと語弊があるかもしれないけど、有名百貨店で展覧会が行われるくらいには大人気なのかなと。

一人でバレーボールをしていた中学生が、高校に入って全国大会を目指すという王道ストーリーではありますが、作品のいいところを挙げ始めると無限です。
個人的な推しポイントは、「敵チームも魅力的なこと」だと思っています。主人公たちが魅力的なのはもちろん、敵チームの裏側もしっかり描くから、毎試合泣いてしまう。
どっちが勝っても嬉しいし、どっちが負けても悲しいし。

そんな激アツスポーツ青春アニメのハイキュー!!にハマった末に、自分の考えたことが以下になります。

どこが賛歌なの?

「『努力を努力と思わないところ』や結果を出すための考え方を丁寧に描写することで、凡人からは線引されそうなアスリートたちの『化け物じみたところ』を噛み砕いてくれている」ことです。

「天才」の方がキレイな響きなのですが、アスリートやアーティストたちの度を超えた集中力や常軌を逸する忍耐力・努力の姿勢を強調する意味を込めて、この記事ではあえて「化け物」という強い言葉で表現させてください。

ハイキューを見てからというもの、何かしんどいことがある度に日向くん(主人公)を思い出します。
ネタバレになるのはイヤなので以下抽象的な話になりますが、それでも読んでくださる方はぜひ👇

私が憧れる日向くんの強さは以下です。
・へたくそ!って罵倒されようが自分の決めたことに対し努力し続ける
・逆境で成長、吸収し続ける
・バレーのためなら慣れた環境を変えるのも厭わない

バレーのためなら何でもする。
下手だろうが海外行こうが眠かろうが疲れてようが、何も諦めないし何も惜しまない。

高校生時代から、成人になった後も、登場人物のそれぞれの姿を描いているのもこの作品の魅力だと思うのですが、それを見て、「学生時代からすごいなぁ、名を残すのは凡人じゃあダメなのか」って思わされます(そらそうか名を残しているんだもの)。

プロって、好きなものをブレさせずに努力を続けた人なのか。
努力を努力と思わず、やりたいからやった人なのか。

一方で、凡人であり最初はまともにプレーできなかったはずの日向くんが、諦めなかったからあそこまでいけたのかとも思わされる。

「凡人」であり「化け物」である日向翔陽という生き方にスポットを当て、努力を努力と思わず、自分の望む方向のためだけに生きる彼を描く。

丁寧に丁寧に、彼なりの理由や、チームメイトから見たからこそ分かる彼の考えが描かれている。

だからこそ、「ああ、はいはい努力できるのも才能だよね」「人として違うじゃん」って線引きしてしまうんじゃなくて、「彼もやっぱり人なんだ」「葛藤してるじゃん」「この思考回路、私も真似できるかも」(おこがましくてごめんなさい)って思っちゃう。
だから彼らを理解したような気持ちになれる。

その一方で、「同じ人間なのにここまでやれるのか」「だから羽ばたいていくのか」って違いも見せつけられる。

あくまで私たちと同じ人間だけど、同じ人間がここまでやるからこそ彼はすごいんだ!!!って感じさせてくれる。

それは「まぁ、あの人たち生きる格が違うから笑(化け物だから)」って周囲から一線引かれてしまうアスリートたちへの理解を促す、賛歌なんだと私は考えています。

また、そんな彼らを見て、「凡人の自分でも真似できるところあるかな」って考えさせてくれて、一歩踏み出す気持ちをくれるアニメだとも思っています。

やりたいことや夢のために邁進している方はもちろん、日々を生きるために目の前のことがんばってるけど背中をもうひと押ししてほしい、そんな人に見てほしいアニメです。

終わりに

ここまで熱く語りましたが、ただのオタクの長話でした。たかがマンガの話かもしれませんが、オタクはアニメにすぐ影響されますし、けっこう人生変わりますよね。

この記事で少しでも気になった方は、シーズン3までアマプラで見られるのでぜひとも!!!
オープンニングもエンディングも全部熱いので、ぜひスキップせずに見てください。
そしてぜひこのnoteのコメントで熱く語ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!






以下は自分語りで恥ずかしいので興味のある方だけ…

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