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麻雀雑記

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麻雀に関する色々な記事を書いていきます。テーマとしては特にありません。
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第18回日本オープンの振り返り:その1(負けは負け。ミスはミス。)

第18回日本オープンの振り返り:その1(負けは負け。ミスはミス。)

みなさんこんにちは。

2022年3月21日、日本オープン決勝。そんな大それた名前のタイトル戦を戦ってきたので今回はその振り返りを。いや実際、麻雀業界でこの日本オープンはG1タイトルとされているので名誉なことではあるんだけれど、あまり思い出したくないのも事実。結果は察してください😑😑😑

まあ対戦を終えた直後の率直な感想を言えば、

「この牌勢で勝てるわけあるかい!!」

だったんだけど、半

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日々の麻雀録 その3:天鳳にて。負けは負けでも心臓を握りつぶされるほどのそれ。

日々の麻雀録 その3:天鳳にて。負けは負けでも心臓を握りつぶされるほどのそれ。

最近は、とは言っても20歳くらいの頃と比べたらだけど、メンタルコントロールも身に付いていて負けた時でも表面上は平静を装うこともできるようになってきた。まあ元々怒ることも少なくて、昔友達とセットして負けた時も怒りが表に出ることはなかったんだけど、心の中のイライラは多少あったと思う。

でも最近といえば、うーん、麻雀がわかってきたのもあって、少なくとも「仕方ないであろう」負けに対しては特に何も思わなく

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日々の麻雀録 その2: やっぱリアルも面白い(最強戦プロ予選2022<2度目>)

日々の麻雀録 その2: やっぱリアルも面白い(最強戦プロ予選2022<2度目>)

前回に続き、最強戦プロ予選2022から。今年は2回出場するも、どちらも秒で終了(トーナメント1回戦で敗退)。去年も秒で終了していて、最強戦はすこぶる相性が悪い・・・といっても2人に1人はそうなんだから、たった1/6に選ばれただけ。参加費も他の大会と同じなんだから5本くらい打ちたかったなーって思うけど、發王戦もそんな感じだったし、しゃーない。

内容としては特に悪くなく、1半荘目はリーチかけたり鳴い

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やっぱ麻雀は体調とモチベ管理が最重要なんですよ(天鳳)

やっぱ麻雀は体調とモチベ管理が最重要なんですよ(天鳳)

最近天鳳の調子がすこぶる悪い。…とはいえそんな目新しい不調ではなく、おそらく皆さんにとっても馴染みの深いような、僕個人としても今まで数十数百回と経験してきた調子の悪さなんだけれど。

そんなに経験あるなら対処法も確立されてるんじゃないか、とも思うんだけれど、そんな簡単なものじゃない。そしてこれまで同様、それは更なる深みへと導いてくる。

まあ一連の流れはシンプルなもんで、まず絶妙に地味な不ヅキが起

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日々の麻雀録 その1: 条件を頭に叩き込むべきだった(最強戦プロ予選2022)。

日々の麻雀録 その1: 条件を頭に叩き込むべきだった(最強戦プロ予選2022)。

noteを続けるには、やはりゆるーく書き続けることが大切。というわけでこれからは麻雀で何かあったら短く書き残そうかなと思ってるんで、暇な方は読んでくださいー。

早速ですが、こちらが配牌として、どう進めればいいでしょう?まあ普通に西切り、西家なら白切り、守備的に行くなら1索切りとか?

麻雀はけっこう状況によって打牌がかわるんですよね。そしてそれの究極が2人勝ち上がりのトーナメント戦とかの順位のみ

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2021年の麻雀成績を振り返る

2021年の麻雀成績を振り返る

みなさまどうもお久しぶりでございます。半年近くnoteをサボっていてなかなか記事を書くことができませんでしたが、新しくフォローしていただいた方への自己紹介がてら、一応成績振り返りはしないと、というわけでようやく書いちゃいました!ただの一雀士の記録ですが、参考程度に読んでいただけたら嬉しいです!ウヒョ助さんにもリツイートしていただいたことをきっかけにして、そろそろ別記事も書いていこうと思っているので

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天鳳の難問③(好形変化or即リーチ?)

天鳳の難問③(好形変化or即リーチ?)

こんにちは。梅雨があけて、暑いながらも気持ちいい日が続きますね。こんな日は雀荘でゆらりと打っていたいんですが、一番近いマーチャオ吉祥寺までは自転車で15分くらい。無理!死ぬ!ということで、やっぱし天鳳。10段に昇段してからずっと運の逆流だったんですが、ようやく勝てるようになってきました。現在900ポイントと、まだまだ危険水域内なんですが、感触的には大丈夫そう。というわけで夢の天鳳位に向かって邁進し

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上半期の麻雀成績を振り返る

上半期の麻雀成績を振り返る

こんにちは。またまた2か月ぶりの投稿となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。もう1年も半分過ぎたということで、2021年上半期を少し振り返りたいと思います。とはいっても基本的に自分のための記事なので、あまり面白くないです!

プロ活動:はい、というわけでまずはプロ活動を振り返りたいんですが、うーん、成績はそこそこいいんですが、微妙ですね…。雀王戦の前年度後期は微差で昇級ならず、今期もポイント

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第29期麻雀マスターズの振り返り

第29期麻雀マスターズの振り返り

みなさんこんにちは!かなり久しぶりの記事となってしまいました。いやこれにはちゃんとした理由が・・・と言いたいのですが、ないんですね。申し訳ないんですが、寒いとやはり生産性が落ちてしまって…。まあ株式投資にはまったり、麻雀戦術本をノートにまとめたり、あとは麻雀の研究会に参加したりと色々やってたのも事実なんですけどね。

ただもう春になったということで、これから少しずつ書いていきたいと思っていますので

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2020年振り返り。

2020年振り返り。

こんにちは。カザラキです。
さて2020年も終わってしまったということで、1年の振り返りをしていきたいと思います。そう、今年はコロナでボーナスが出なかったり、株を始めたり、色々あったのですが、今回は麻雀だけにフォーカスして振り返りたいと思います!

とはいっても、今記事を読み返してみると自分以外は誰も興味を持たないような内容。はい、よっぽど暇でない限り読まなくても大丈夫です!今年もよろしくお願いし

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麻雀の「強さ」への自信と揺らぎ

麻雀の「強さ」への自信と揺らぎ

諸行無常、万物流転、そして盛者必衰。言葉の質感は少し異なっているが、共通する意味はこういうことだ。「全ての物事は常に変化している。強者と呼ばれた者も変化の波には抗えず、衰えていく。」

天鳳のRateランキングを見ると、その意味が痛いほどにわかる。以前は9段や10段でrateもトップ10に何度も入っていたプレーヤーがいつの間にかトップ500位の中にも入れずに、ともあれば鳳凰卓から放逐されてしまうこ

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天鳳の難問②(手変わり待ちとリーチのタイミング)

天鳳の難問②(手変わり待ちとリーチのタイミング)

「先んずれば人を制す」ということわざがある。意味は単純で、何事でも人より先に行えば有利な立場になる、という意味だ。麻雀においてもこのことわざを信頼していい場面がある。それは親番においてのリーチだ。それは「親リーチは魔法の言葉」という麻雀格言でも表されるように、相手からすると親リーチはとにかく怖い。そのため自分が2シャンテン以下なら基本的にはほぼオリることを要求され、1シャンテンや聴牌でも愚形だった

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麻雀プロ試験を受ける前に(プロテストの準備・対策について)

麻雀プロ試験を受ける前に(プロテストの準備・対策について)

麻雀プロ志望者の急増前回の記事「麻雀プロとしての生き方」でも少し話したが、Mリーグの発足に端を発して、現在、麻雀プロになりたい人が老若男女問わず急増している。15年前に比べればその志望者数は圧倒的で、人気のある団体では合格率が以前の何倍もあるらしく、それはやる気と年会費さえあれば誰でも簡単になれるものではなくなってきた。

しかし麻雀プロ(業界)に憧れる人が増えてきた一方で、「ほとんど麻雀牌に触っ

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麻雀プロとしての生き方

麻雀プロとしての生き方

この15年の麻雀業界の変化
麻雀プロになってから半年が過ぎた。年齢的には30歳半ばでもう若者とは言えなくなっているが、プロとしてはまだ青二才。コロナの影響もあってまだ雀王戦リーグ以外の対局機会がなく、覚えなければいけない麻雀業界のマナーやルールなども数多くあるのだが、いつの間にか今年度後期のプロテストがすでに行われ、もう研修まで始まっているらしい。光陰矢の如し。歳を取ると歳月は一瞬で過ぎ去っていき

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