「永遠と一瞬のあいだは水色」 吉川彩子
「小さな希望を絶やさないために 永遠に一瞬を注ごう 」
「永遠と一瞬のあいだは水色」 吉川彩子
詩の中の言葉を感じた瞬間
見えない大きな圧がかかりました。
大きく息を吸い込んで
ゆっくりと吐き出しました。
何も考えず、詩を味わってみようと吉川彩子さんの詩集を読みはじめたのですが、これは何気なく読んでいると言葉の遠心力で、どこまでも果てしなく飛ばされてしまいそうな気がしました。
最初の詩からそうでした。僕は誰の息づかいもない夜の静寂の中でじっくり読もうと一旦詩集を閉じ