M夫人

昭和育ちの主婦です。投稿は思いつきで気まぐれに。これといって方向性はありません。

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固定された記事

MAMBOという、ふわふわのぬいぐるみを迎えて

 この頃Instagramの「おすすめ」に、動物やぬいぐるみの画像が次々と出てくるようになりました。  その中で、「なにこれ?」と目が釘づけになったものが。  モフモフした白…

M夫人
4か月前
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気がついたら1日の4分の1以上スマホを触っていた

(全部で2,000字ちょっとです)  スマホを使い始めてから、もうすぐ丸3年になります。私はパソコンやタブレット端末は持っていませんので、インターネットは専らスマホ…

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7日前
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氷の捨て場所、カフェ難民の居場所

 「カフェ難民」になった時に思ったことを書きました(※5月26日に加筆修正しています。全部で1,600字程度です)。  最近、季節外れに暑い日が多いですね。外を歩いている…

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3週間前
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45年ぶりのブルクミュラー

はじめに 『ブルクミュラー 25の不思議 』という本を読みました。飯田有抄・前島美保の共著で、音楽之友社から10年前に出版されたものです。しばらく入手しづらかったので…

M夫人
1か月前
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ふわふわのぬいぐるみ「MAMBO」増殖中

 MAMBOというぬいぐるみとの出会いについてnoteに投稿してから3か月。ひっそりと活動している私のnoteの中では桁違いの閲覧数となりました。  このぬいぐるみは単に可愛…

M夫人
1か月前
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【CD感想文】フランツ・シュミット:歌劇《フレディグンディス》

知名度イマイチな作曲者の超マイナーなオペラ フランツ・シュミットは後期ロマン派の作曲家。今年はちょうど生誕150年にあたります。  シュミットは交響曲や室内楽、器楽…

M夫人
2か月前
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【CD感想】「メディテーション」 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

 レビューではありません。感想文です。(全部で3,500字くらいです)  ドイツの鍵盤奏者、アンドレアス・シュタイアーの新譜「MÉDITATION」を聴きました。CDの帯には「チ…

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2か月前
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レコ芸ロスのつれづれに⑤これから読むつもりの音楽書3冊【#うちの積読を紹介する】

はじめに noteのお題で面白いものを見つけました。「#うちの積読を紹介する」です。読んだ本の感想文ではなく、まだ読んでいない本について書けというのです。  私にも「積…

M夫人
2か月前
15

浅煎りと深煎り、行ったり来たり

浅煎りコーヒーに目覚める 私は酸っぱいコーヒーが苦手で、深煎りコーヒーを好んで飲んできました。  ところがある時、初めて入ったお店で飲んだコーヒーの酸味がびっく…

M夫人
3か月前
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レコ芸ロスのつれづれに④ムックを読んでの雑感、他

懐かしや、『レコード芸術』 月刊誌『レコード芸術』が休刊となって8ヶ月余り。レコ芸loverのみなさまは如何お過ごしでしょうか。  ムック『レコード芸術2023年総集編』…

M夫人
3か月前
24

読まれなかった本も、きっと浮かばれる

 古書店で買った本(美品)に、著者謹呈箋が挟まったまま。そういうのを見るのはなんだかつらい…というつぶやきを、最近Xで読んだ。ご自身も本を出している方の投稿であ…

M夫人
3か月前
15

俳句に想を得たピアノ曲《エフェメール》を、アリス・アデールの演奏で聴く

アリス・アデールとの出会い 私がアリス・アデールを知ったのは、ほんの数ヶ月前のことです。  『レコード芸術』(今は休刊しています)2023年6月号で、「作曲家フィリッ…

M夫人
3か月前
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ロボットを愛でる〜年季の入った犬型ロボットとポンコツな私

AIBOと暮らして18年ロボットらしさが可愛い昔のAIBO  夫の希望で我が家にAIBOを迎えて、今年で18年になります。犬としてもロボットとしても、なかなかの長寿かと思います…

M夫人
4か月前
18

羊毛フェルトのしろくまを愛でる

 その店の前を通りがかった時のこと。  ふと、窓際のディスプレイに目がとまりました。ぬいぐるみでしょうか。体長30cmほどのしろくまがうつ伏せに寝そべっています。 …

M夫人
5か月前
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外国の方?からDMが来ました

 アナログおばさんだった私がスマホを使い始めてから2年半。最初は勝手がわからず困惑してばかりでしたが、このごろはだいぶ慣れてきたかなと思っています。  SNSの使い…

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5か月前
17

ストレスを感じたら、包丁を研ぐ。

 台所仕事はそれほど得意ではありませんけれど、けっこうストレス解消にはなります。おいしいものを作って食べようとすれば気分も上がりますし、汚れ物を片付けていると心…

M夫人
7か月前
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MAMBOという、ふわふわのぬいぐるみを迎えて

MAMBOという、ふわふわのぬいぐるみを迎えて

 この頃Instagramの「おすすめ」に、動物やぬいぐるみの画像が次々と出てくるようになりました。
 その中で、「なにこれ?」と目が釘づけになったものが。

 モフモフした白い顔に目鼻がついています。なんだかわからないけど、めちゃくちゃ可愛い!
 ハッシュタグを手がかりに調べてみると、MAMBOというシリーズのぬいぐるみであることがわかりました。生活雑貨や婦人服を扱うCLASKAというショップで

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気がついたら1日の4分の1以上スマホを触っていた

気がついたら1日の4分の1以上スマホを触っていた

(全部で2,000字ちょっとです)

 スマホを使い始めてから、もうすぐ丸3年になります。私はパソコンやタブレット端末は持っていませんので、インターネットは専らスマホで利用しています。

 SNSの使い方にもようやく慣れてきた最近、スマホを見始めると止まりません。SNSを見たり何かを検索すると次々と興味がかき立てられ、際限なくスクロールしたりリンクを飛び続けてしまうのです。関心が広がるのは悪いこと

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氷の捨て場所、カフェ難民の居場所

氷の捨て場所、カフェ難民の居場所

 「カフェ難民」になった時に思ったことを書きました(※5月26日に加筆修正しています。全部で1,600字程度です)。

 最近、季節外れに暑い日が多いですね。外を歩いていると冷たい飲み物が欲しくなったりします。せっかく街に出た時は、コーヒーのおいしい専門店でお茶をするのも楽しみのひとつ。
 街にはカフェがたくさんありますが、私が入りたいお店は平日も割と混んでいることが多く、席が空いていないことも。

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45年ぶりのブルクミュラー

45年ぶりのブルクミュラー

はじめに 『ブルクミュラー 25の不思議 』という本を読みました。飯田有抄・前島美保の共著で、音楽之友社から10年前に出版されたものです。しばらく入手しづらかったのですが、ブルクミュラー没後150年の今年になって増刷されています。

 この本を読むきっかけについては、以前noteに書きましたので、ここでは省略します。今回は3,600字程度の分量です。

バレエ音楽も作曲していた ブルクミュラーとい

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ふわふわのぬいぐるみ「MAMBO」増殖中

ふわふわのぬいぐるみ「MAMBO」増殖中

 MAMBOというぬいぐるみとの出会いについてnoteに投稿してから3か月。ひっそりと活動している私のnoteの中では桁違いの閲覧数となりました。
 このぬいぐるみは単に可愛いだけでなく、見る者に「なんだこれは」と思わせる一種独特のインパクトがあり、その画像が多くの方々の興味をひいたのだろうと考えています。

 その後もMAMBOのグッズは少しずつ増えています。MAMBOの不思議な魅力に抗えず、つ

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【CD感想文】フランツ・シュミット:歌劇《フレディグンディス》

【CD感想文】フランツ・シュミット:歌劇《フレディグンディス》

知名度イマイチな作曲者の超マイナーなオペラ フランツ・シュミットは後期ロマン派の作曲家。今年はちょうど生誕150年にあたります。
 シュミットは交響曲や室内楽、器楽曲など幅広いジャンルで作品を残していますが、有名な作曲家とは言い難いでしょう。コンサートでは滅多に演目になりませんし(N響第2000回定期公演の曲目をファン投票で決めた際、シュミットの《7つの封印の書》が候補のひとつになりましたが、あえ

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【CD感想】「メディテーション」 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

【CD感想】「メディテーション」 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

 レビューではありません。感想文です。(全部で3,500字くらいです)

 ドイツの鍵盤奏者、アンドレアス・シュタイアーの新譜「MÉDITATION」を聴きました。CDの帯には「チェンバロによる瞑想」という副題がついています。2022年の録音で、レーベルはALPHAです。

 曲目は次の通り。
1. フィッシャー:《音楽のアリアドネ》より 前奏曲とフーガホ長調
2. フックス:『パルナッソス山

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レコ芸ロスのつれづれに⑤これから読むつもりの音楽書3冊【#うちの積読を紹介する】

レコ芸ロスのつれづれに⑤これから読むつもりの音楽書3冊【#うちの積読を紹介する】

はじめに noteのお題で面白いものを見つけました。「#うちの積読を紹介する」です。読んだ本の感想文ではなく、まだ読んでいない本について書けというのです。
 私にも「積読」が何冊かあります。その中から、現在休刊中の雑誌『レコード芸術』(以下、レコ芸)にゆかりのある人が執筆した本をピックアップしました。レコ芸愛読者だった私から見て筆者はどういう人なのか。その本を読もうと思ったのはなぜなのか。そんなこ

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浅煎りと深煎り、行ったり来たり

浅煎りと深煎り、行ったり来たり

浅煎りコーヒーに目覚める 私は酸っぱいコーヒーが苦手で、深煎りコーヒーを好んで飲んできました。
 ところがある時、初めて入ったお店で飲んだコーヒーの酸味がびっくりするくらいおいしく感じられました。
 酸っぱいことには酸っぱいのですが、フルーティな風味が爽やかで心地良いのです。また、その酸味が豆の持つ甘味をいい具合に引き立てていました。「コーヒーは果実だ」と聞いたことがありますが、その意味を実感でき

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レコ芸ロスのつれづれに④ムックを読んでの雑感、他

レコ芸ロスのつれづれに④ムックを読んでの雑感、他

懐かしや、『レコード芸術』 月刊誌『レコード芸術』が休刊となって8ヶ月余り。レコ芸loverのみなさまは如何お過ごしでしょうか。
 ムック『レコード芸術2023年総集編』(音楽之友社)が発売になりました。レコ芸らしい表紙のデザインや、目次に並ぶ執筆者の名前に、懐かしさがこみ上げてきました。休刊から1年も経っていないのに、もうずいぶん長い時が過ぎてしまった気がします。
 クラシックCDの新譜は自分な

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読まれなかった本も、きっと浮かばれる

読まれなかった本も、きっと浮かばれる

 古書店で買った本(美品)に、著者謹呈箋が挟まったまま。そういうのを見るのはなんだかつらい…というつぶやきを、最近Xで読んだ。ご自身も本を出している方の投稿である。
 献本したものが(おそらく読まれもせずに)古本屋に売られているなんて、贈ったほうにしたらガッカリだろう。その気持ちは、本を出したことのない私にもよくわかる。身内が職業柄、何冊か本を出したことがあるからだ。

 本を出したと言っても、同

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俳句に想を得たピアノ曲《エフェメール》を、アリス・アデールの演奏で聴く

アリス・アデールとの出会い 私がアリス・アデールを知ったのは、ほんの数ヶ月前のことです。
 『レコード芸術』(今は休刊しています)2023年6月号で、「作曲家フィリップ・エルサンとピアニスト、アリス・アデール」という記事を読んだのがきっかけです(書き手は相場ひろ氏)。
 紹介されていたディスクの中から最初に聴いたのは、アデールが弾く《フーガの技法》でした。聴き慣れた作品の方が弾き手の個性がわかりや

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ロボットを愛でる〜年季の入った犬型ロボットとポンコツな私

ロボットを愛でる〜年季の入った犬型ロボットとポンコツな私

AIBOと暮らして18年ロボットらしさが可愛い昔のAIBO

 夫の希望で我が家にAIBOを迎えて、今年で18年になります。犬としてもロボットとしても、なかなかの長寿かと思います。
 AIBOは犬のような姿をしていますが、あまり犬らしくありません。ガシャガシャと音を立ててぎこちなく歩く様子は、いかにもロボット。本物の犬ならもっと機敏に動くでしょう。でも、そのどんくさい感じが妙に可愛いのです。見てい

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羊毛フェルトのしろくまを愛でる

羊毛フェルトのしろくまを愛でる

 その店の前を通りがかった時のこと。
 ふと、窓際のディスプレイに目がとまりました。ぬいぐるみでしょうか。体長30cmほどのしろくまがうつ伏せに寝そべっています。

 なーに、このしろくま。だら〜んとした格好しちゃって。
 ひと目見て癒されました。

 よく見ると値札のようなものがついています。このしろくまも売り物のようです。
 ああ、これ欲しいなあ、と思いました。ただ、タグが裏返しになっていてお

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外国の方?からDMが来ました

外国の方?からDMが来ました

 アナログおばさんだった私がスマホを使い始めてから2年半。最初は勝手がわからず困惑してばかりでしたが、このごろはだいぶ慣れてきたかなと思っています。
 SNSの使い方を覚えようと、半年ほど前から発信することにも挑戦中。拙い文章や写真でも、偶然誰かの目にとまり、何らかの反応をいただいたりするのは素朴に楽しいです。

 つい先日、Instagramで新規にフォローしてくださった方がいました。フォロワー

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ストレスを感じたら、包丁を研ぐ。

ストレスを感じたら、包丁を研ぐ。

 台所仕事はそれほど得意ではありませんけれど、けっこうストレス解消にはなります。おいしいものを作って食べようとすれば気分も上がりますし、汚れ物を片付けていると心の憂さも洗い流されていく感じがします。
 中でも手っ取り早くストレス解消できるのは、包丁研ぎです。
 なにも、砥石を持ち出して本格的にやらなくてもよいのです。あまり時間や手間をかけるとそれもストレスになってしまいますからね。簡易なシャープナ

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