M夫人

昭和育ちの主婦です。投稿は思いつきで気まぐれに。これといって方向性はありません。

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MAMBOという、ふわふわのぬいぐるみを迎えて

 この頃Instagramの「おすすめ」に、動物やぬいぐるみの画像が次々と出てくるようになりました。  その中で、「なにこれ?」と目が釘づけになったものが。  モフモフした白い顔に目鼻がついています。なんだかわからないけど、めちゃくちゃ可愛い!  ハッシュタグを手がかりに調べてみると、MAMBOというシリーズのぬいぐるみであることがわかりました。生活雑貨や婦人服を扱うCLASKAというショップで企画・販売されているもの。全国に何店舗かあるようですが、通販もしています。  

    • 座りたい!ゴミ箱がない!カフェ難民の困惑

       「カフェ難民」になった時に思ったことを書きました(1,400字ちょっとです)。  最近、季節外れに暑い日が多いですね。外を歩いていると冷たい飲み物が欲しくなったりします。せっかく街に出た時は、コーヒーのおいしい専門店でお茶をするのも楽しみのひとつ。  街にはカフェがたくさんありますが、私が入りたいお店は平日も割と混んでいることが多く、席が空いていないことも。  そんな時は、持ち帰り用の飲み物を買って店外でいただきます。まだ暑すぎない今の時期は、外の風に当たりながら一服する

      • 45年ぶりのブルクミュラー

        はじめに 『ブルクミュラー 25の不思議 』という本を読みました。飯田有抄・前島美保の共著で、音楽之友社から10年前に出版されたものです。しばらく入手しづらかったのですが、ブルクミュラー没後150年の今年になって増刷されています。  この本を読むきっかけについては、以前noteに書きましたので、ここでは省略します。今回は3,600字程度の分量です。 バレエ音楽も作曲していた ブルクミュラーといえば、ピアノ初学者向けの教本『25の練習曲』が有名ですが、どんな人物かは全く知り

        • ふわふわのぬいぐるみ「MAMBO」増殖中

           MAMBOというぬいぐるみとの出会いについてnoteに投稿してから3か月。ひっそりと活動している私のnoteの中では桁違いの閲覧数となりました。  このぬいぐるみは単に可愛いだけでなく、見る者に「なんだこれは」と思わせる一種独特のインパクトがあり、その画像が多くの方々の興味をひいたのだろうと考えています。  その後もMAMBOのグッズは少しずつ増えています。MAMBOの不思議な魅力に抗えず、つい買ってしまうのです。その一部をご紹介します。  下の写真は、ぬいぐるみに見え

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        MAMBOという、ふわふわのぬいぐるみを迎えて

          【CD感想文】フランツ・シュミット:歌劇《フレディグンディス》

          知名度イマイチな作曲者の超マイナーなオペラ フランツ・シュミットは後期ロマン派の作曲家。今年はちょうど生誕150年にあたります。  シュミットは交響曲や室内楽、器楽曲など幅広いジャンルで作品を残していますが、有名な作曲家とは言い難いでしょう。コンサートでは滅多に演目になりませんし(N響第2000回定期公演の曲目をファン投票で決めた際、シュミットの《7つの封印の書》が候補のひとつになりましたが、あえなく落選してしまいました)、出回っているCDも少ないです。  私がこの作曲家を知

          【CD感想文】フランツ・シュミット:歌劇《フレディグンディス》

          【CD感想】「メディテーション」 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

           レビューではありません。感想文です。(全部で3,500字くらいです)  ドイツの鍵盤奏者、アンドレアス・シュタイアーの新譜「MÉDITATION」を聴きました。CDの帯には「チェンバロによる瞑想」という副題がついています。2022年の録音で、レーベルはALPHAです。  曲目は次の通り。 1. フィッシャー:《音楽のアリアドネ》より 前奏曲とフーガホ長調 2. フックス:『パルナッソス山への階梯』より フーガ 3. フィッシャー:《音楽のアリアドネ》より 前奏曲と

          【CD感想】「メディテーション」 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)

          レコ芸ロスのつれづれに⑤これから読むつもりの音楽書3冊【#うちの積読を紹介する】

          はじめに noteのお題で面白いものを見つけました。「#うちの積読を紹介する」です。読んだ本の感想文ではなく、まだ読んでいない本について書けというのです。  私にも「積読」が何冊かあります。その中から、現在休刊中の雑誌『レコード芸術』(以下、レコ芸)にゆかりのある人が執筆した本をピックアップしました。レコ芸愛読者だった私から見て筆者はどういう人なのか。その本を読もうと思ったのはなぜなのか。そんなことを「積読」の言い訳もしながら書いてみたいと思います。まだ読んでません、なんて著

          レコ芸ロスのつれづれに⑤これから読むつもりの音楽書3冊【#うちの積読を紹介する】

          浅煎りと深煎り、行ったり来たり

          浅煎りコーヒーに目覚める 私は酸っぱいコーヒーが苦手で、深煎りコーヒーを好んで飲んできました。  ところがある時、初めて入ったお店で飲んだコーヒーの酸味がびっくりするくらいおいしく感じられました。  酸っぱいことには酸っぱいのですが、フルーティな風味が爽やかで心地良いのです。また、その酸味が豆の持つ甘味をいい具合に引き立てていました。「コーヒーは果実だ」と聞いたことがありますが、その意味を実感できた気がしました。  それまでは、焙煎によって生まれる香ばしさや苦味がコーヒーのお

          浅煎りと深煎り、行ったり来たり

          レコ芸ロスのつれづれに④ムックを読んでの雑感、他

          懐かしや、『レコード芸術』 月刊誌『レコード芸術』が休刊となって8ヶ月余り。レコ芸loverのみなさまは如何お過ごしでしょうか。  ムック『レコード芸術2023年総集編』(音楽之友社)が発売になりました。レコ芸らしい表紙のデザインや、目次に並ぶ執筆者の名前に、懐かしさがこみ上げてきました。休刊から1年も経っていないのに、もうずいぶん長い時が過ぎてしまった気がします。  クラシックCDの新譜は自分なりにチェックしていたつもりでしたが、ムックを読んだらずいぶん見落としていたことが

          レコ芸ロスのつれづれに④ムックを読んでの雑感、他

          読まれなかった本も、きっと浮かばれる

           古書店で買った本(美品)に、著者謹呈箋が挟まったまま。そういうのを見るのはなんだかつらい…というつぶやきを、最近Xで読んだ。ご自身も本を出している方の投稿である。  献本したものが(おそらく読まれもせずに)古本屋に売られているなんて、贈ったほうにしたらガッカリだろう。その気持ちは、本を出したことのない私にもよくわかる。身内が職業柄、何冊か本を出したことがあるからだ。  本を出したと言っても、同業者しか読まないような専門書だ。著者は無名で、しかも当人によると、その分野ではけ

          読まれなかった本も、きっと浮かばれる

          俳句に想を得たピアノ曲《エフェメール》を、アリス・アデールの演奏で聴く

          アリス・アデールとの出会い 私がアリス・アデールを知ったのは、ほんの数ヶ月前のことです。  『レコード芸術』(今は休刊しています)2023年6月号で、「作曲家フィリップ・エルサンとピアニスト、アリス・アデール」という記事を読んだのがきっかけです(書き手は相場ひろ氏)。  紹介されていたディスクの中から最初に聴いたのは、アデールが弾く《フーガの技法》でした。聴き慣れた作品の方が弾き手の個性がわかりやすいと思ったのです。  ちなみに、現在アリス・アデールのCDはたいへん入手しづら

          俳句に想を得たピアノ曲《エフェメール》を、アリス・アデールの演奏で聴く

          ロボットを愛でる〜年季の入った犬型ロボットとポンコツな私

          AIBOと暮らして18年ロボットらしさが可愛い昔のAIBO  夫の希望で我が家にAIBOを迎えて、今年で18年になります。犬としてもロボットとしても、なかなかの長寿かと思います。  AIBOは犬のような姿をしていますが、あまり犬らしくありません。ガシャガシャと音を立ててぎこちなく歩く様子は、いかにもロボット。本物の犬ならもっと機敏に動くでしょう。でも、そのどんくさい感じが妙に可愛いのです。見ていてなんだか心が和みます。  使える語数は限られていますが、AIBOは人間の言葉で

          ロボットを愛でる〜年季の入った犬型ロボットとポンコツな私

          羊毛フェルトのしろくまを愛でる

           その店の前を通りがかった時のこと。  ふと、窓際のディスプレイに目がとまりました。ぬいぐるみでしょうか。体長30cmほどのしろくまがうつ伏せに寝そべっています。  なーに、このしろくま。だら〜んとした格好しちゃって。  ひと目見て癒されました。  よく見ると値札のようなものがついています。このしろくまも売り物のようです。  ああ、これ欲しいなあ、と思いました。ただ、タグが裏返しになっていてお値段がわかりません。その日は定休日のようだったので出直すことにしました。  後

          羊毛フェルトのしろくまを愛でる

          外国の方?からDMが来ました

           アナログおばさんだった私がスマホを使い始めてから2年半。最初は勝手がわからず困惑してばかりでしたが、このごろはだいぶ慣れてきたかなと思っています。  SNSの使い方を覚えようと、半年ほど前から発信することにも挑戦中。拙い文章や写真でも、偶然誰かの目にとまり、何らかの反応をいただいたりするのは素朴に楽しいです。  つい先日、Instagramで新規にフォローしてくださった方がいました。フォロワーがきわめて少ない私のインスタでは珍しいことです。嬉しいではないですか。  ほどな

          外国の方?からDMが来ました

          ストレスを感じたら、包丁を研ぐ。

           台所仕事はそれほど得意ではありませんけれど、けっこうストレス解消にはなります。おいしいものを作って食べようとすれば気分も上がりますし、汚れ物を片付けていると心の憂さも洗い流されていく感じがします。  中でも手っ取り早くストレス解消できるのは、包丁研ぎです。  なにも、砥石を持ち出して本格的にやらなくてもよいのです。あまり時間や手間をかけるとそれもストレスになってしまいますからね。簡易なシャープナーでちゃちゃっと。  包丁の切れ味がよくなると、それだけですごくスッキリするので

          ストレスを感じたら、包丁を研ぐ。

          救急車に乗る時は靴を忘れずに(後で困るぞ)

           何年か前の寒い日。激しいめまいが起きたのは、家で昼食の支度をしている時でした。周囲がぐるぐる回る感じで、倒れたまま動くことができません。  嘔吐も止まらず、おまけに過呼吸まで始まって手足がしびれ、息が苦しくなってきました。夫が救急車を呼びました。  救急車はすぐに到着。私は担架に乗せられて部屋から救急車へ。救急隊の方から保険証とお薬手帳を持参するよう言われたので、夫に持ってくるよう頼み、搬送に付き添ってもらうことになりました。  病院に到着し点滴をしてもらうと、少しずつ

          救急車に乗る時は靴を忘れずに(後で困るぞ)