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ぼくが今年買ってよかったもの、愛用したもの。

毎年書いている「買ってよかったもの」。今年は何があったっけなぁ…と振り返っていると、年末感もことさら増してくる。

記憶をたどりながら書いていこう。


▶ファッション・小物編

TENTの洗えるリュック「VEIL

今年あらたに買って、ほぼ毎日つかったアイテムといえばこのリュック。「VEIL」である。

外側は柔らかいコットン素材で洗濯可。取り外し可能な中敷きがリュックの剛性をたもつという、おもしろいつくりのバックパックだ。そんなギミックを持ちつつ、1万4850円という価格は絶対に安いと思う。

洗えるのは意外と大事。中華料理屋のぬるぬるの床に置いたり、壁のコンクリートに擦ったり、リュックはたまに洗いたくなる。

収納力はパソコンとケーブル類と本やら何やら入れるのにちょうどいいくらい。あまり詰め込むよりもスカスカのほうが見栄えがするデザインだと思う。

このくったりしたシルエット、よくないですか。

New Balance 990 v6

定価36,300円。これは安いと思う。

説明不要のフラッグシップ。New Balanceの最高峰スニーカー「990」。v6はその最新モデル。発売は2022年秋だが即座に売り切れ。当時はまだスニーカーバブルというものがあったらしい。

それが今年の夏頃、新宿サザンテラスのビアガーデンに行く途中でなんとなくNEWoManにあるNew Balance直営店を覗いたら普通に置いてあったので、「え、うそ!買えるの?」って興奮して即購入。

これが定価なら全然いい。その後のビールは美味かった。

スニーカーバブルはいつのまにか終わっていたようで、いまも公式ネット通販でふつうに買える。年明けにでももう1足買っておこうと思う。

このスニーカーは何がすごいのか。一応書いておく。

  • 足を入れたときのホールド感がすごい。

  • 歩いているときの心地良さがすごい。

  • なにより、かっこいい。

まずは履いてみないとわからないのだが、見た目については疑いようがない。ハイテクなイメージを持つと同時に、どこかレトロで本質的なデザイン。スエード・レザー・メッシュの美しい配置、もう完璧なのだ。

▶有料note

堀元見の、炎上するから有料で書く話

有料noteもけっこう買った。なかでもおすすめは、堀元見さんの定期購読マガジン『炎上するから有料で書く話』だ。毎月500円払うと、その間に更新された記事(だいたい4〜5本くらい)が読めるというサブスクプランである。

特に2023年6月あたりの記事は神がかっていた。まずはこの詰め合わせマガジンを買ってみるのをおすすめする。

これはなにかと勉強になる有料noteだと思う。あとは堀元さんの昔の大失敗話もおもしろい。「いまだから書ける話」ってのはいいね。

▶たべもの・飲み物

クラフトジン「マキノジン」

高知を訪れたときに、たまたま飲んだのが出会いだった。そのフルーティーでボタニカルな香り、スパイス感のある味わい、炭酸で割ったときに鼻に抜けていくような爽快感。一瞬で夢中になった。すぐに近場の酒屋に電話をして数本持ってきてもらい、そのまま購入して帰った。

春から夏にかけてはとにかく飲みまくった。強めの炭酸で割ると本当においしい。弾ける泡の一つひとつが香りの塊。奥深く、度量のある複雑な味わいは、あらゆる料理とマッチする。

マキノジンの「マキノ」とは、「日本植物学の父」と言われる牧野富太郎のこと。NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公でもある。そういった事情から今年は大ブレイクの年。品薄になるのではとドキドキしながら銀座と神楽坂のアンテナショップで買い足していた。

無事に朝ドラも終わったことだし、みんな、マキノジンを買おう!めちゃくちゃおいしいよ!

銀座にある「まるごと高知」で買うのもいいけど、個人的なお気に入りは神楽坂にある「ぼっちりや」だ。こちらは角打ちがついていて、手作りお惣菜と高知の地酒を味わえる。帰りにマキノジンを買って帰るのがちょうどいい。


uain

これも本当は紹介したくなかったお酒。下北沢のクオーレ・フォルテというナチュラルワインを出す名店で初めて出会った。白ワインをオーダーしたら、いい感じのオレンジがかったグラスワインと、この袋がテーブルに置かれたときは驚いた。

しかし2Lの袋ワインなのに、ナチュラルワインとして申し分のない実力。めちゃくちゃおいしかった。さっそくネットで買って、空いたのでまた買おうと思ったら去年はもう売り切れ。

そして、今年。uainは6種類が出ている。値段据え置きで1.5L袋になったので実質やや値上げなのはしかたないが、味は前年を上回っていると思う。

たぶん在庫もあとわずか。楽天で買えるうちにどうぞ。

uainの何がいいかって、使い勝手のいいナチュラルワインが袋で待機していることの安心感である。あと1杯を飲むのもよし、最初の1杯をこれにしてもいい。ボトルを開けるほどでもない、というタイミングでuainが最強なのだ。

最近はいろんなところで紹介されていて、手頃でおいしいワインとしての地位が確立されてきたようにも思う。

タコスの粉

タコスが大好きだ。TBSに勤める萩原さんというタコスおじさんによって、すっかりタコス好きにさせられてしまった。

すすめられた店にも行ってきた。三軒茶屋にある「ロス タコス アスーレス」は素晴らしかった。寿司のような繊細さ、すごくおいしい。

同時にタコスって意外とするんだよねぇ…とも思う。1皿600〜700円と値段もいいお寿司みたいな感じなので、いっそ自分で作ってみることにした。

青いふにゃふにゃの皮を作ってみたかったので、ブルーコーンマサを購入(マサとはタコスの粉のこと)。

このマサの素晴らしさは、大量の英語の絶賛レビューが物語っていると思う。そしてこれ1袋で数十回分のタコスができるのだから、安いものである。

ブルーコーンのタコスはどんな具でも包み込んでくれる。肉も魚も野菜もOK。グアカモレやサルサをつくって、好みのお惣菜を適当に並べればそれでいい(おすすめはスーパーでむちゃくちゃ安く売っている「ししゃも」だ)。

好きな具を持ち寄ってタコスパーティーとかいいじゃないですか。

ファミマの「アイスモカブレンド」

セブン−イレブン派の僕だが、コーヒーに限っては2023年はファミリーマートの年だったと思う。夏の暑い日、セブンの前を通り過ぎて、わざわざファミマを訪れた。何度も何度も。

お目当ては「アイスモカブレンド」という新作コーヒーだった。前にnoteにも書いたが、シンプルに味がいい。それだけだが、それがすごいのだ。

他のコンビニコーヒーとは明らかに違う、奥行きのある味わい。舌をまず刺激する苦味のその奥に、たしかな酸味と旨味を感じる。エチオピア産の最高等級豆の魅力が引き出されている。160円の味ではないと思った。

セブン−イレブンは文化や流行をつくってきたところが素晴らしい。サラダチキン、恵方巻、コーヒーマシン。そこにファミマやローソンは一点突破をしかけてくる。ファミマなら今回のコーヒーや、あと肉まんもけっこうがんばっている。ローソンは「ブランパン」シリーズとクラフトビールの品揃えがよかった。

ここからしばらくコーヒーはファミマの時代だろうと思う。そうさせた「アイスモカブレンド」はすごい商品だ。

すじこ

100グラム400円台なんてのもある。

今年は「すじこ」がかつてないほど安かったらしい。「らしい」というのは過去これまでにすじこを買ったことがなかったから。「今年はすごいらしいぞ」と聞いて初めてすじこを買って、いくらの醤油漬けにしてみたら、むちゃくちゃうまいじゃん。

ぬるま湯でほぐして
醤油だれにつけたら
好きなだけかける

味はお店と変わらないと思う。ふつうにおいしくできてびっくり。

樋口直哉さんのこれが鉄板レシピ。

毎年、初秋のたのしみになりそうだ。

セブン−イレブンの代替肉

気づいたんだけど、僕は、代替肉が好きだ。といっても環境負荷の軽減とかはまあどうでもよくて、これもシンプルに味がいいと思うし、あとは食感もかなり良い。

スーパーとかで調理用のものが売っているが、手軽に食べるなら、セブン−イレブンのレジ横で売っている「みらいデリ」シリーズのナゲットだ。

一度食べてみてほしい。これってそのへんのからあげクンよりもうまいと思う。ぷりっぷりの歯ごたえは本家の鶏肉を超えてきている(みらいデリのナゲットは鶏と大豆でできている)。

というわけで僕は代替肉を見かけたら(ハンバーガーとか)、わりと試すようにしている。結果的に満足できることが多い。

あるいは、これは加齢による肉への興味の低下なのかもしれない。今年はザ・焼肉屋みたいなお店にはほとんど行かなかった気がするのだ。

クラダシ

クラダシは主に飲食関連の商品を定価よりだいぶ安く買えるサービス。賞味期限が迫ってきて、小売店に出荷できないフードやドリンクをメーカーから安く買い取り、自社サイトで低価格で販売している。

僕がここで買っているのはビール。なかでもPUNK IPAなどの海外クラフトビールが半額になっていたりしているので、けっこう頻繁にサイトを覗きに来ている。

だってほら、いまだって「Blue Moon」の330ml缶が48本で4680円っていうわけのわからない値段になってる(いま買った)。

1本あたり98円ってめちゃくちゃな値段だ。これは大変なことだと思うよ。

ちなみにBlue Moonの缶はAmazonだと24本で8114円。1本あたり338円するからね。Blue Moonは本来、それなりに高いのだ。

クラダシのいいところは、購入時に必ずどこかの団体に寄付がされること。ただ安く買うだけではなく、その分の浮いたお金が困っている人たちに渡るようにクラダシがいろいろやってくれているわけだ。

上のBlue Moonの場合は50円が支援金として何らかの団体に届く。一旦何も考えずにクラダシ基金に預けてもいいし、こだわりがあれば自分で支援先を選ぶこともできる。

ただ安くビールを買いたいだけじゃあないんだよ(タイミングよくBlue Moonが買えてうれしい)。

▶本・雑誌・マンガ

ベランダビオトープ

今年はいろいろ本も読んだけど、あたらしい楽しみを教えてくれたのはこの漫画だった。

ベランダに自分の世界を!!オッサンの失敗&努力が詰まった、生き物エッセイマンガ!!

とある漫画家が自宅&オフィスのベランダに、メダカやほかの生き物が暮らすビオトープ(日光と光合成とバクテリアで餌をあげなくても自然と循環する環境)をつくりはじめてしまう記録をつづったマンガである。

何もないところから徐々に道具を揃えていって、何度かの失敗を乗り越えて、だんだんと本格的なビオトープをつくりだす。その過程がとてもおもしろくて何度も繰り返し読んだ。

そんなわけで一時期、ベランダビオトープにはまりすぎて、こんな動画まで見てしまっていた。雨どいを引っ掛けてビオトープやるのすごい。

来年こそはビオトープに挑戦したいなあと思う。

dancyu(ダンチュウ)

dancyuはほぼ毎月買った。この雑誌のいいところは、話題のお店とかおいしいお店などのグルメ情報だけでなく、そういう人気店のレシピを惜しげもなく載せてくれているところだ。

だから「へぇーこんなお店があるのか」と思ったら、「そのうち行ってみよう」だけではなく、「これつくってみよう」ができるのがたのしい。

しかも毎月の特集がほどよく尖っている。特に好きだったのは上にリンクを貼った「6月号」の漫画家と料理の特集。あとは「4月号」のハム特集だ。「え、ハム?」って思うかもしれないが、dancyuならハムで十分いける。たのしいので読んでみてほしい。

あとは「9月号」の蕎麦屋飲み特集もよかった。おじさんが昼間から堂々と、だらしなく飲める場所って実は蕎麦屋が最有力なのだ。自分が通っている蕎麦屋が載っているのを見つけて、うん、わかってるな、と確認したりした。

dancyuはAmazonでバックナンバーも売っているので、少しずつ買い集めてもいる。数年前の号でもまったく古くはならない。それはお店情報だけでなく、調理にも軸足を置いているからだと思う。

来年はそろそろ定期購読を検討してみようかなと考えている。つくり手のこだわりが感じられる、とてもいい雑誌です。

クジャクのダンス、誰が見た?

この漫画はもうさっさと全巻購入してしまったほうがいいと思う。2022年の買ってよかったもの記事で紹介した『御手洗家、炎上する』のような一気読みミステリー漫画だ。

まもなく4巻が出るところで、まだまだ謎が拡散している段階。いまから追いついて読んでみるのにちょうどいい。これもきっと映像化されるんじゃないかと思う。

年末年始のおともにぜひ。

コーポ・ア・コーポ

この漫画についてまわる評価としては、「芥川賞作家・西村賢太氏 大絶賛!!」である。氏をして「得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉(わた)る。そんな人たちが、ここにいる」と言わしめた文学的、哲学的マンガ作品。

ある日住人の一人が首を括った──。
訳ありの住人たちが住む、大阪の安アパートを舞台に、借金、DV、援交などなど、堕ちて生きる人間たちの人生の機微を綴る、ファッキン下流生活譚!!

大阪の安アパートとその周辺の人間模様を描く、と言ってしまえばそれまでだが、決してそれだけではない、まさに得体の知れぬ雰囲気をまとった怪作。

何かに似ているようで、何にも似ていない。読後感だけがのしかかる、こういう漫画ってはじめて読んだ気がする。とりあえず読んでみてほしい。

アンダーニンジャ

現代まで生き延びて進化したニンジャが、いろんな最新メカを駆使して、敵対組織なんかと暴れまわる、たのしい漫画。

かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!

ちょっとしたギャグ要素があったり、設定やストーリーの起伏もおもしろくて一気に読んでしまった。これはいい。

解体屋ゲン

解体屋と書いて「こわしや」と読む。主人公は建築現場でいろいろな建物を解体する爆破解体技師のゲン。

基本は解体現場でのああだこうだが毎回1話完結で描かれるのだが、ゲンの人としての魅力がすごいので、なんか解体以外のあらゆる問題を解決してしまう。なんというか、人間的にすごくまともなガテン系の山岡士郎や島耕作といったイメージである。剛腕だがふつうにいい人だ。

ちなみにいま最新刊は103巻まで出ていて、全巻がKindle Unlimitedで無料で読める。1話あたりの内容もけっこうシンプルかつ素直な内容なので、次から次へ読んでしまう、むちゃくちゃな時間泥棒である。

年末年始にいよいよやることがなくなったら、Kindle Unlimitedを契約して即座に読み始めるといいと思う。

Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedはかなり前から契約しているが、少しずつ使い勝手がよくなっている。今年はかなり無料のラインナップも広がったし、あたらしい作品を探す場としてすごく便利になってきた。

使い方としては2種類で、1つは「解体屋ゲン」みたいな全巻無料のを読んでいくこと、あるいはけっこう多い「1〜3巻くらいまで無料」の漫画作品をどんどん読むこと。

これが意外と知らなかった作品との出会いになっている。序盤がおもしろければそのままAmazonで続きを購入している。

Kindle Unlimitedで読む作品は無料なので決済がいらない。ということは、つまり、Kindleアプリからそのままどんどん次の巻をダウンロードできるのがいい。

お金を払って買う場合、決済のあれこれによって一度ブラウザに飛ばされてそこで購入してからまたKindleに戻らないといけないが(Apple税、Google税の回避のため)、Kindle Unlimitedはその煩わしさがないのも良い。

月額980円で数十冊は読んでいるのでわりと元は取れているし、いいサービスだなと思う。

さっき紹介した「コーポ・ア・コーポ」なんかも1〜2巻はKindle Unlimitedで無料になっている。この2冊を買うと1500円くらいするのでやはりお得である。


▶その他

そうだ!ゲイにカミングアウト(ポッドキャスト)

ポッドキャストは今年もたくさん聞いた。基本的にどれも無料で聴けるんだけど、一番ハマった「そうだ!ゲイにカミングアウト」はイベントのチケットも買ったのでこの記事に入れてもいいだろう。

LGBTエンタメサイト『やる気あり美』から生まれた番組で、もともと太田さんとみしぇうさんの2人が話す番組だったところに、元同僚のぽんさんが3人目のメンバーとして加わったのをきっかけに聴きはじめた。そしたらむちゃくちゃおもしろい。すごいわ。

たぶん僕の中で、今年の「更新されたら即座に聴いたポッドキャスト」第一位だ。

この番組の魅力を一言で表すのはむずかしい。きっと大事なことは話しているテーマや内容そのものよりも、彼らの言葉の端々に漂っているんだと思う。

誰もが別の誰かのことを、何も考えず、「それもいいね」って言い合えるような世界であってほしいと思う。人は人、自分は自分。みんなが自分のことを好きでいて、他の誰かのことも認められればいい。

たまに不安になるようなときがあっても、「大丈夫、あなたはあなただし、それだけは間違いないんだよ」ってのを、彼らは何度も繰り返して伝えようとしているように思うのだ。

現在は一時休止中だけど、再開を心待ちにしている。よかったら過去回を聴いてみてほしい。

ゲンさんの絵(アート作品)

2023年に買った一番高いもの、たぶん「絵」かもしれない。

伊藤ゲンさんという画家の絵が大好きで、今年は2回、個展にうかがった。Twitterやインスタで見たことある人もいるかもしれない。生活感のあるモチーフと作品がいいのだ。

どれもいいな。ゲンさんは東京芸大を中退後に舞台美術をやられていたそうです。個展で何度かお話させてもらい、今年のはじめにあった一回目の個展、高円寺で絵を購入した。

生まれて初めて買った絵は、「海老とアサリの冷製バジルソースパスタ」。あのセブン−イレブンで売っているやつだ。

2回目は夏頃、池袋西武のギャラリーで。

「マーガリン入りレーズンバターロール」の絵を買った。

いいなと思った絵について、話を聞かせてもらい、そして購入する。いままでにない買い物体験だった。少しおとなになった気がした。

Bリーグ(バスケの試合)

はじめてバスケットボールの試合を観に行った。映画『THE FIRST SLAM DUNK』に感動しちゃってたし、友人に誘ってもらって前のめりに返事をしたのを覚えている。

バスケの試合、めっちゃおもしろいのね。これまでスポーツ観戦はプロ野球が定番だったけど、バスケのスピード感とゴールの迫力、そしてBリーグの仕掛ける盛り上げ施策はどれも素晴らしいものがあった。

この距離感で試合が見られるなんて。いやーすごい。

最初の観戦はDeNAがスポンサードしている川崎ブレイブサンダースの本拠地だった。ベイスターズでもおなじみのオリジナルクラフトビールが売っていて、もちろんおいしかった。スタジアムグルメもいいのだ。

さっそくBリーグの会員になったし、アプリもダウンロードして、何度か試合を観に行った。プロ野球のシーズンも終わってしまった。これからしばらくはバスケ観戦をしようと思う。

RRR(ナートゥ)

映画といえば、『RRR』はよかったなあ。3時間を超えるインド映画。まあまあ躊躇してしまうところだが、健康診断の前の日、なにもできないので映画館で観ることにした。

最高だ。なんかもういろいろツッコミどころはあるんだけど、とりあえず最高としか言いようがない。

そしてナートゥ。いい…。ナートゥ、いいよ。

インド映画によくあるダンスシーン。だいたい強引にダンスがはじまるのだが、RRRにおけるナートゥへの自然な入り方は秀逸だった。あそこは有無を言わさず、踊るところだ。

健康診断の前日に観るのに最も適した映画だったように思う。

最後に

「今年はなにも買ってない気がする…」と思いながら、この1年を振り返ってみると、いろいろと出てくるものだ。買うという行為は、自分の興味・関心に直結する。自分のことは意外なほど自分ではわからない。

毎年思うけど、買ったもの、愛用したものを通じて、なんとなく自分がどんな人間で、どんなことを考えているのか見えてくる気がする。

ここに挙げたものはどれも「買ってよかったもの」なので、読んでくれた人にぜひおすすめしたいと思っている。さくっと本や漫画を読んでみたり、クリスマスにリュックやNew Balanceを買ってみたり、なにかしらお試しいただけるとすごくうれしい。

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