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8月の末に公立の小学校に行って撮った写真です。あくまで、経験的にですが、おそらく全国の学校どこでもそれほど変わらないと思います。
住宅の性能の終着点はパッシブハウスだと思います。 どう作るか、実践されている高橋建築の高橋さんに現場を見せてもらって、なるほど、こういうことかと腑に落ちたので、n…
私たちはみんなそれぞれが健康で豊かになりたいと思っています。でも、なかなかそれが叶えられない。日本は国連の調べる幸福度ランキングではなんと61位。GDPはドイツに抜…
自治体がどうやって脱炭素社会に向かって、政策を作っていくかについてお話ししたいと思います。どんな自治体にも必ず、住んでいる人がいて、その住宅が脱炭素することが…
タイトル写真は岩手県紫波町のオガールタウン。 今日の記事は、能登半島地震の被災地でも使えるし、一般的な住宅地でも言える。どんな建物をどう建てるのが良いのか、まず…
写真は復興した気仙沼大沢地区の住宅地 元旦の発災からはや10日、現場から入ってくる断片的な様子からも現場が大変混乱しているように見える。情報のやり取りがうまくでき…
現在、住宅は高断熱高気密化が進み、2025年に義務化される等級4より2グレード高い家にし、太陽光発電を5KW程度つむと、家は年間を通すとゼロエネルギーにすることができ…
最近行っているレクチャーをノートに取ることにしました。理由は簡単で、できるだけ多くの人にこのことを届けたいと思ったからです。 さて、早速ですが、私はレクチャーが…
大きくコペンハーゲンが目指しているのは、次の4点だそうた。 ○ゼロカーボン達成 2030年 ○ソフトモビリティ 世界一 ○水と緑が豊かなまち ○健康、清潔なまち これに…
今回のツアーの目的は、実際に再生可能エネルギー70%を超えてきた町がどんなに変わったか見に行ったのである。単なる建築ツアーではなく、大きな都市計画などを見たかっ…
(タイトルの写真の設計はHERMANN KAUFMANN) ZEBが求められる機会が増えているが、予算が合わず、断念する場合が多い。 そもそも、消費エネルギー量を計算するWEB PRO…
世界は脱炭素社会へ向かって持続可能な開発をしている。一方、日本ではただの建物の容積をとる近代的なビルを建てるだけの再開発が進んでいる。 これはとても大きな問題だ…
まず、ゼロカーボンを実現させるためには、各分野での検討が必要です。 その分野は 運輸 自動車などモビリティのことです。 民生 住宅のことです。 業務 住宅以外の建…
高断熱化をすると家の価格も上がっていく。 将来的には職人もいなくなる。家が建てられなくなるかもしれない。 そこで考えるのが、大型パネル工法のハーフ住宅に向かうとお…
日本の未来は決して明るくない。と、みんなが言う。私の子供も可能であれば、外国で暮らしたいと言う。それほど、明るくない。先日、NHKの「混迷の世紀」でも、エネルギー…
【道具編】 断熱改修ワークショップを進めていく上で非常に大事なのは参加者の持ち物です。安全に配慮しなければいけないので危険なものは使えません。しかし一般的には危…
住宅の性能の終着点はパッシブハウスだと思います。 どう作るか、実践されている高橋建築の高橋さんに現場を見せてもらって、なるほど、こういうことかと腑に落ちたので、noteに書きます。 ちなみに、どちらかというと上級者向けのコンテンツなので、初心者は真似をしないでくださいね。 さて、パッシブハウスを建てるには付加断熱が必ず必要になります。東京以西は付加断熱がなくても等級6もできますが、そのレベルの話ではありません。
私たちはみんなそれぞれが健康で豊かになりたいと思っています。でも、なかなかそれが叶えられない。日本は国連の調べる幸福度ランキングではなんと61位。GDPはドイツに抜かれたとはいえ、世界4位。この経済の状況と幸福度のギャップはどうして生まれているのでしょうか。 多くの若者は日本の社会、特に政治に希望を見出せず、それこそ海外流出しかねません。人口減少や円安などの閉塞感もここに極まれりという感じです。 さて、私は1990年代、フランスで1年暮らしたことがあります。その頃のヨーロッ
自治体がどうやって脱炭素社会に向かって、政策を作っていくかについてお話ししたいと思います。どんな自治体にも必ず、住んでいる人がいて、その住宅が脱炭素することが求められています。日本のエネルギーの3分の1は住宅や業務(住宅以外の建物)で使われていることを考えるとここを集中的にやることがとてもの重要です。 そこで、住宅が断熱化をして省エネルギーを徹底させ、その上で太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入することが望まれています。今の住宅を断熱改修しなければなりませんが、現在の
タイトル写真は岩手県紫波町のオガールタウン。 今日の記事は、能登半島地震の被災地でも使えるし、一般的な住宅地でも言える。どんな建物をどう建てるのが良いのか、まずその点を考えながら書いてみたい。やってはいけないことも併せて書くほうがわかりやすいので、そうしていく。 【歩車分離が基本である】 地方に行けば行くほど、家の前まで車を持ってきたがるがやめるべきである。駐車場は外周部かどこかにまとめて取るようにする。これからの時代、自動車の時代は終わりかけている。 雪が降る場合には
写真は復興した気仙沼大沢地区の住宅地 元旦の発災からはや10日、現場から入ってくる断片的な様子からも現場が大変混乱しているように見える。情報のやり取りがうまくできていないようだ。 政府は、旅館などのみなし仮設の開設に踏み切り、ヘリコプターなどでの搬送も開始したが、まだ、それは本格化していない。国や県が考えることが、地元にうまく伝わっていない。2011年東日本大震災、津波による被害に対して、気仙沼市大沢地区での復興に10年近く寄り添った経験から、少し論を展開してみたいと思う
現在、住宅は高断熱高気密化が進み、2025年に義務化される等級4より2グレード高い家にし、太陽光発電を5KW程度つむと、家は年間を通すとゼロエネルギーにすることができることがわかっている。先進的な工務店の試行錯誤の結果、国交省の定める基準より断熱性能をあげるべきだという主張は、受け入れられやすい。 一方、非住宅のオフィスや学校などは、国交省のWEBPROというソフトを使っており、これがすこぶるドメスティックなソフトで、建物のゼロエネルギーを目指す現代においてはすこぶる使い勝
最近行っているレクチャーをノートに取ることにしました。理由は簡単で、できるだけ多くの人にこのことを届けたいと思ったからです。 さて、早速ですが、私はレクチャーが始まる前に必ずこの質問をします。 「脱酸素社会は来ると思いますかそれはいつ頃ですか。」 最近はさすがに減りましたが、「脱炭素社会はまるで、江戸時代のような社会であるかのように言われたりしました。確かに江戸時代は化石燃料もほぼ使っていませんし、非常に持続可能性の高い循環型社会であると聞いています。でもそうではありま
大きくコペンハーゲンが目指しているのは、次の4点だそうた。 ○ゼロカーボン達成 2030年 ○ソフトモビリティ 世界一 ○水と緑が豊かなまち ○健康、清潔なまち これに向かって、どんどん政策が進んでいる。 コペンヒルについては前の投稿に書いたので、そちらを参考にしてください。 ○水と緑のまち コペンハーゲン コペンハーゲンは港を中心に発達しているまちだ。秋になっても、普通に泳げるところもある。貸しボートもある。旧海軍が使っていた倉庫はリノベーションされて、オフィスに使
今回のツアーの目的は、実際に再生可能エネルギー70%を超えてきた町がどんなに変わったか見に行ったのである。単なる建築ツアーではなく、大きな都市計画などを見たかったので、ガイドはオールボー大学で交通計画などの都市計画を学んだ池田麻美さんにお願いした。 すでに脱炭素に向けて進んでいる社会、そしてなぜそれが可能なのか。人々のメンタリーはどうなっているのか。それが見たかった。実は2009年ごろにもゼミの学生と行ったことがあって、その頃も円が安くて困ったが、今回はもっと安くなっている
(タイトルの写真の設計はHERMANN KAUFMANN) ZEBが求められる機会が増えているが、予算が合わず、断念する場合が多い。 そもそも、消費エネルギー量を計算するWEB PROがポンコツである。本来は、エネルギーを適切に減らして、その残りを再生可能エネルギーで賄うのが、ZEBを作るために必要なことだが、日本のZEBは基準エネルギー量の半分まで減らせば良いとなっているため、設備での対応でなんとかなってしまうレベルになっている。 最近、地方に行くと4面がガラスカー
世界は脱炭素社会へ向かって持続可能な開発をしている。一方、日本ではただの建物の容積をとる近代的なビルを建てるだけの再開発が進んでいる。 これはとても大きな問題だと思う。 ニューヨークやパリがどうなっているか見てみよう。 ニューヨークではニューヨーク市は気候動員法を制定し、2030年までに温室効果ガス排出量を30%削減することを公約している。そして、環境的なビルを建てるべく、さまざまな工夫や新しいピロジェクトができている。また、都市のあちこちで、ウォーカブル化が進み、自動車
まず、ゼロカーボンを実現させるためには、各分野での検討が必要です。 その分野は 運輸 自動車などモビリティのことです。 民生 住宅のことです。 業務 住宅以外の建築のことです。 産業 これは工業とかそう言うものです。 それぞれの自治体について産業の構成などを考えて対策が必要です。 〈運輸〉 運輸、モビリティは自動車から出るCO2をいかに減らすが重要です。 メルセデスベンツが提唱した、CASEが参考になりますので、解説します。 C connected 接続性 A A
高断熱化をすると家の価格も上がっていく。 将来的には職人もいなくなる。家が建てられなくなるかもしれない。 そこで考えるのが、大型パネル工法のハーフ住宅に向かうとおもう。 高断熱高気密と相性の良い家の作り方 1 まず小さく建てる。 一人当たりの必要面積は25~30㎡。 2 外皮は外断熱 3 間仕切りをできるだけ建てない。 主寝室、トイレは音を遮断するが、それ以外はオープンでもよい。 4 収納は流動的に確保する。裏動線は作る。 5 南の窓はフィックスで大きく。
日本の未来は決して明るくない。と、みんなが言う。私の子供も可能であれば、外国で暮らしたいと言う。それほど、明るくない。先日、NHKの「混迷の世紀」でも、エネルギー問題、食糧の問題が指摘されていた。ましてや、人口減少という大きな課題がある。一方で、国民一人当たりのGDPの順位は27位であり、GDP単独では世界第3位である。やりようによっては、十分に豊かな国である。だが、TVのクイズ番組に出ていた回答者は「100位くらい?」と言っていた。そこまではひどくないと思うが、世界第3位の
【道具編】 断熱改修ワークショップを進めていく上で非常に大事なのは参加者の持ち物です。安全に配慮しなければいけないので危険なものは使えません。しかし一般的には危険かもしれませんがやはりDIYをする上で避けて通れない道具があります。