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JW610 消えた刀子
【垂仁経綸編】エピソード32 消えた刀子
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦59年、皇紀719年(垂仁天皇88)7月10日。
垂仁天皇こと、活目入彦五十狭茅尊(以下、イク)が、天日槍の玉津宝を要求。
命を受けた、清彦は、多遅摩から、纏向珠城宮へと向かう。
大連や大夫たちが見守る中、清彦は、無事に、参内を果たしたのであった。
清彦「これが、曾祖父が携えし、宝物だっちゃ。」
イク「
JW609 神庫の梯子
【垂仁経綸編】エピソード31 神庫の梯子
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦58年、皇紀718年(垂仁天皇87)2月5日。
ここは、石上神宮。
神宝の管理を掌る、皇子の五十瓊敷入彦(以下、ニッシー)は、ある人物を呼び寄せていた。
その人物とは、妹の大中姫(以下、ダッコ)であった。
ダッコ「兄上? 如何なされました?」
ニッシー「うん。僕も、もう歳だ。神宝を掌ることが出来なくなっ
JW608 南毗都麻の島
【垂仁経綸編】エピソード30 南毗都麻の島
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
日嗣皇子の大足彦忍代別尊(以下、シロ)は、播磨稲日大郎姫(以下、ハリン)を妻に迎えようと決意した。
そして、針間国(現在の兵庫県南部)に向かう。
付き従うのは、告の首(以下、スズム)と、伊志治(以下、イッシー)である。
「ハリン」の父、若日子建吉備津日子(以下、タケ)や、義兄の武彦(以下、たっちゃん)、妹の伊那毘
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【お詫びと訂正】
エピソード591において、迦具夜比売の父親を山代之大筒木真若王としておりましたが、正しくは、大筒木垂根王となります。「大筒木」の文字に惑わされ、誤った表記をしてしまいました事、真に申し訳ありませんでした。
よって、全エピソードの系図も合わせて修正致しました。
JW607 賀古の松原
【垂仁経綸編】エピソード29 賀古の松原
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
日嗣皇子の大足彦忍代別尊(以下、シロ)は、播磨稲日大郎姫(以下、ハリン)を妻に迎えようと決意した。
そして、針間国(現在の兵庫県南部)に向かう。
それを聞いた「ハリン」は、父親の若日子建吉備津日子(以下、タケ)や、妹の伊那毘若郎女(以下、イナビー)が見守る中、驚きの声を上げるのであった。
ハリン「きゃぁぁぁ! シ
JW606 高瀬の済
【垂仁経綸編】エピソード28 高瀬の済
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
ここは、纏向珠城宮。
日嗣皇子の大足彦忍代別尊(以下、シロ)は、ある決断を下していた。
シロ「我は、ようやく、決心がついたぞ。」
そこに、皇子に仕える、須受武良の首(以下、スズム)がやって来た。
スズム「ついに、御決断なされたのですな。」
シロ「うむ。我は、播磨稲日大郎姫こと『ハリン』を妻に迎えようと思う。
JW605 金印が来た
【垂仁経綸編】エピソード27 金印が来た
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦52年、皇紀712年(垂仁天皇81)2月1日。
ここは、纏向珠城宮。
物部の連の大新河(以下、ニック)が引退した。
垂仁天皇こと、活目入彦五十狭茅尊(以下、イク)は、新たな大連について、尋ねるのであった。
ニック「これにて引退やで。」
イク「次の大連は、どうするの? 息子の大母隅こと『ロス』になるの?」
JW604 甕襲の犬
【垂仁経綸編】エピソード26 甕襲の犬
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦36年、皇紀696年(垂仁天皇65)。
ここは、纏向珠城宮。
垂仁天皇こと、活目入彦五十狭茅尊(以下、イク)は、大連や大夫たちと共に、語らい合っていた。
イク「新の国が滅びて、十三年・・・。再び、漢の国が、大陸をまとめたって?」
武日「じゃが。劉秀という男が、王様になったみたいっちゃが。」
オーカ「王様
JW603 三毛入野の社
【垂仁経綸編】エピソード25 三毛入野の社
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦23年、皇紀683年(垂仁天皇52)。
そんな、ある日のこと・・・。
ここは、国中(奈良盆地)の葛城・・・。
二千年後の奈良県御所市や大和高田市の辺り・・・。
葛城の直の宮戸彦(以下、みやさん)の屋敷に、豪族たちが、集まり、何やら語らっていた。
参加者は、下記の通り。
忌部の首の和謌富奴(以下、わかとん
私のお気に入り楽曲 Vol.153 愛のメモリー
松崎しげるさんの楽曲。
1977年の作品。
作詞は、たかたかしさん。
作曲は、馬飼野康二さん。
スペインのマジョルカ音楽祭に出品するために制作されたという、異色の楽曲です。
二位を獲得したものの、日本国内では注目されなかったそうですが、三浦友和さんと山口百恵さんが共演する、グリコのCMに起用されると、瞬く間にヒットしたのだとか・・・。
誰も関心を持たなかった事が、不思議なくらい、いい曲だと思います もっとみる
JW602 新羅を襲う民
【垂仁経綸編】エピソード24 新羅を襲う民
第十一代天皇、垂仁天皇の御世。
西暦14年、皇紀674年(垂仁天皇43)。
ここは、針間国(現在の兵庫県南部)。
日嗣皇子の大足彦忍代別尊(以下、シロ)は、若日子建吉備津日子(以下、タケ)の屋敷を訪れていた。
シロ「今年、海の向こうで、なにやら、恐ろしいことが有ったと、聞き及びもうしたが、御存知にござりまするか?」
タケ「うむ。秋津洲の者