衒学おやじ・電磁郎の部屋 (Pedantic Master, Denjiro’s Room)

ディジタル時代に逆行して、アナログな紙の本が好きです。小説も好きですが、学術書も好きで…

衒学おやじ・電磁郎の部屋 (Pedantic Master, Denjiro’s Room)

ディジタル時代に逆行して、アナログな紙の本が好きです。小説も好きですが、学術書も好きです。いつもは、もっぱら読む側ですが、時々、無性に文章を書いてみたくなります。駄文ですが、エンタメ系の小説やエッセイを書いています。よかったらお立ち寄りください。

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記事一覧

固定された記事

冒険科学小説『ウロボロスの遺伝子』 あらすじ

 この物語にはミステリィ要素が含まれていますが、本格的なミステリィではありません。ネタバレがあっても十分楽しめると思いますが、このあらすじにはストーリーの80%程…

おふくろの味? 黒豆煮

日曜日で、いつもより少し遅い朝ご飯。妻が何やらコソコソ何かを食べています。「何食べてんの?」と聞くと、「黒豆が健康に良いと聞いて煮たんだけど、失敗しちゃって・・・」と…

"なんちゃって園芸"#5 カボチャ(仮)の芽が・・・

コバエ問題は、何とか落ち着きました。あれだけ大量発生していたコバエが嘘のようにいなくなりました。これもコバエ退治用スプレーのお陰?。 今日は全くのイレギュラーな…

マッポとマルサとマトリ

いくらきれいなお嬢さんでも、「逮捕しちゃうぞ」と言われて、「はい、どうぞ」とはなりません。逮捕とは、人の自由を奪う行為ですから、出来れば勘弁して頂きたいものです。 …

梅雨入り間近? カエルの大合唱

最近、夜から朝方にかけて”カエルの大合唱”が聞えてきます。ここのところ天気が悪くて雨も多いですから、そろそろ梅雨入りしたのではないかと勝手に思っています。多くの…

"なんちゃって園芸"#4 コバエの襲来

ベランダのプランターにコバエが大量発生しました。コバエは虫の固有名詞ではなく、”小さなハエ”の総称です。コバエは4種類ほどいるらしいのですが、よく見かけるのはノ…

2024年4月 血圧基準が変更されました。

高血圧とは、血圧が”正常範囲”を超えて高く維持されている状態のことを指します。ただし、この”正常範囲”というのがクセモノです。日本の正常範囲は、様々な理由で過去…

カメムシ注意報!?

カメムシが大量に発生し、30都府県に『カメムシ注意報』が出ているらしい。カメムシは、日本には1000種以上が生息しているため、”カメムシ”という単独の昆虫はいません。…

高齢者が100歳以上となる世界

世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としています。一般的には、64歳以下を現役世代、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としています。現…

記事の手抜きはビュー数に反映する

全体のビュー数を上げることがこのブログの目的ではありませんが、ビュー数が増えると嬉しくないわけではありません。やっぱり、読まれないよりも読まれた方が、記事を書く…

邪馬台国関連記事のまとめ#3

邪馬台国関連の記事、結構書いてました。残りの記事をまとめます。

ジングルの意味を初めて知りました

今は五月後半、これから夏に向けて段々と暑くなる時期ですが、季節感の無い話題ですみません。『ジングルベル(Jingle Bells)』は、冬のクリスマスの時期に歌われるクリスマ…

面の皮、キャッチャーミットか!

世の中には、厚顔無恥と言って面の皮が厚い人がいます。私のことではありませんよ・・・。 この前、何かの動画を見ていたら「どれだけ面の皮が厚いんだよ!。面の皮、キャッチ…

ヤングのためのオジサン用語#9 チョベリバとチョベリグ

チョベリバは、1990年代半ばに女子高生(ギャル?)の間で使われた若者言葉のひとつで、”超ベリー・バッド(very bad)”の略です。それ以前から使われていた”超バッド”より…

黒猫が前を横切ると・・・

ジブリアニメ『魔女の宅急便』には、主人公のお供?として黒猫が描かれています。このアニメでは特に不吉なものとしては描かれていませんが、黒猫が前を横切ると、不吉なこ…

注目!! スーパーカーを自作する動画

私が高校生だった頃、”スーパーカーブーム”が起きました。キッカケは、週刊少年ジャンプに連載されていた『サーキットの狼』でした。サーキットの狼には、ランボルギーニ…

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冒険科学小説『ウロボロスの遺伝子』 あらすじ

 この物語にはミステリィ要素が含まれていますが、本格的なミステリィではありません。ネタバレがあっても十分楽しめると思いますが、このあらすじにはストーリーの80%程度が明かされています。この小説をお読み頂いてる方で、まだ続きを読んでないんだよ、という方は読むのをご遠慮下さい。まだ、全然この小説を読んでいなくて、どんなものだか覗いてみようと興味を持って頂いた方には、ぜひ読んで頂きたいと思います。  ここからあらすじが始まります。  三年前の晩秋のある日、未明に一つの事件が解決

おふくろの味? 黒豆煮

日曜日で、いつもより少し遅い朝ご飯。妻が何やらコソコソ何かを食べています。「何食べてんの?」と聞くと、「黒豆が健康に良いと聞いて煮たんだけど、失敗しちゃって・・・」とお茶を濁します。よくよく聞いてみると、黒豆を煮る間に別の用事を片付けていたら、煮る時間を間違えて”固い黒豆”になったとのことでした。 黒豆のレシピでは、”ふっくらツヤツヤ”↑↑が決まり文句です。妻も普段は定番の”ふっくらツヤツヤ”の黒豆を作ります。しかし今回は失敗作だったので、食卓に出さずに自分だけで処理しよう

"なんちゃって園芸"#5 カボチャ(仮)の芽が・・・

コバエ問題は、何とか落ち着きました。あれだけ大量発生していたコバエが嘘のようにいなくなりました。これもコバエ退治用スプレーのお陰?。 今日は全くのイレギュラーな話です。”撒いた記憶の無い”カボチャ(仮)の種が発芽して、育っていました。しかも花を植えているプランターに。「Why pumpkin?」。心当たりがあるとすれば、またしても”コンポスト”です。生ごみから有機肥料を作る時に、野菜の切れ端なんかもコンポストに投入します。この時に投入したカボチャの種がまだ生きていて、肥料と

マッポとマルサとマトリ

いくらきれいなお嬢さんでも、「逮捕しちゃうぞ」と言われて、「はい、どうぞ」とはなりません。逮捕とは、人の自由を奪う行為ですから、出来れば勘弁して頂きたいものです。 犯罪者などを逮捕する権利が逮捕権ですが、誰でも持てるわけではありません。逮捕権を持っているのは検察官・検察事務官・司法警察職員などの、いわゆる検察/警察関係の人になります。マッポは警察官の蔑称で、いわゆる893の人やヤンキーの人達が使う言葉です。昔、『スケバン刑事』で主人公が、「・・・いまじゃマッポの手先・・・」

梅雨入り間近? カエルの大合唱

最近、夜から朝方にかけて”カエルの大合唱”が聞えてきます。ここのところ天気が悪くて雨も多いですから、そろそろ梅雨入りしたのではないかと勝手に思っています。多くのカエルは、夜に求愛行動を行います。なぜ夜なのかというと、鳥などの天敵を避けるためです。 我家の周辺は、都会ではありませんが、それほど田舎でもありません。周囲には川や池などは有りません。また、道路は舗装されていて土が出ているところは殆どありません。家の周辺には小規模な植栽がチラホラとあります。ここがカエルの住処になって

"なんちゃって園芸"#4 コバエの襲来

ベランダのプランターにコバエが大量発生しました。コバエは虫の固有名詞ではなく、”小さなハエ”の総称です。コバエは4種類ほどいるらしいのですが、よく見かけるのはノミバエやショウジョウバエです。どちらも、腐った植物や生ゴミを好みます。 ノミバエは全体的に茶褐色で、お尻の部分が黒っぽいのが特徴です。ショウジョウバエは目が赤く、黄色い身体が特徴です。体長はどちらも約2mmと小さく、飛び回っていたらどんなハエなのか見分けがつきません。 これは妻の証言ですが、「今朝、プランターに水を

2024年4月 血圧基準が変更されました。

高血圧とは、血圧が”正常範囲”を超えて高く維持されている状態のことを指します。ただし、この”正常範囲”というのがクセモノです。日本の正常範囲は、様々な理由で過去に何度も変更されています。日本で血圧の基準が定められたのは1987年のことで、その当時は収縮期血圧が180 ㎜Hg以上を高血圧の基準としていました。それが2000年になると、日本高血圧学会の推奨によって上限の基準が140 ㎜Hgにまで引き下げられました。 その基準が、2024年4月にさらに変更されました。今年4月から

カメムシ注意報!?

カメムシが大量に発生し、30都府県に『カメムシ注意報』が出ているらしい。カメムシは、日本には1000種以上が生息しているため、”カメムシ”という単独の昆虫はいません。カメムシは悪臭を放つことから、日本では”クサムシ”、”ヘッピリ”、”こき虫”という名称もあります。英語ではやっぱり臭い虫を意味する“stink bug”という名称になっています。 カメ虫の名前の由来は、背中がカメの甲羅のように見えるためです。そんなカメムシが、今年は各地で大量発生しているそうです。カメムシが大量

高齢者が100歳以上となる世界

世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としています。一般的には、64歳以下を現役世代、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としています。現在私はギリギリ現役世代です。 5月23日に岸田首相も出席して開催された経済財政諮問会議で、民間議員から高齢者の定義を現在の”65歳から70歳に引き上げる”事を検討すべきとの提言が出て、SNSで様々な意見が飛び交っているみたいです。 この提言では、身も心も満たされた、誰もが活躍できる社会・ウェルビーイン

記事の手抜きはビュー数に反映する

全体のビュー数を上げることがこのブログの目的ではありませんが、ビュー数が増えると嬉しくないわけではありません。やっぱり、読まれないよりも読まれた方が、記事を書くモチベーションが上がります。 どうすればビュー数が上がるのかを知ることは難しいのですが、ビュー数を下げることは簡単です。手抜き記事を書けば、途端にビュー数が減っていきます。最近、忙しくてブログに向き合う時間があまり取れないので、”まとめ記事”ばかりを書いていました。これまでの記事を、”良く言えば再利用”するわけですが

邪馬台国関連記事のまとめ#3

邪馬台国関連の記事、結構書いてました。残りの記事をまとめます。

ジングルの意味を初めて知りました

今は五月後半、これから夏に向けて段々と暑くなる時期ですが、季節感の無い話題ですみません。『ジングルベル(Jingle Bells)』は、冬のクリスマスの時期に歌われるクリスマスソングの代表作です。この曲は子供の頃から知っていますが、50年以上ボーッと生きて来て、「ジングルベルという”特殊なベル(鈴)”があるんだ」くらいの認識でした。しかし本当の意味は違います。 ジングル ( jingle) は、鈴など小さな金属の音色を示す擬音語で、日本語のチリンチリンに相当します。ですので

面の皮、キャッチャーミットか!

世の中には、厚顔無恥と言って面の皮が厚い人がいます。私のことではありませんよ・・・。 この前、何かの動画を見ていたら「どれだけ面の皮が厚いんだよ!。面の皮、キャッチャーミットか?」というツッコミの台詞があって、私の琴線に触れました。こんなシチュエーションがあれば、一回は使ってみたいと思っています。 キャッチャーミットはピッチャーからの速球を一試合で何度も補給するため、丈夫に出来ています。皮が通常のグラブより厚いかどうかは知らないのですが・・・。私は運動が苦手ですが、体育の

ヤングのためのオジサン用語#9 チョベリバとチョベリグ

チョベリバは、1990年代半ばに女子高生(ギャル?)の間で使われた若者言葉のひとつで、”超ベリー・バッド(very bad)”の略です。それ以前から使われていた”超バッド”より最悪であることを意味します。バッドが通常の最悪なら、超バッドは比較級、超ベリーバッド(チョベリバ)は最上級に当たります。 この言葉は1995年頃から使われ始めましたが、1996年にテレビドラマの『ロングバケーション』で使われて一気に知名度が上がり、この年の新語・流行語大賞のベストテンを受賞しました。た

黒猫が前を横切ると・・・

ジブリアニメ『魔女の宅急便』には、主人公のお供?として黒猫が描かれています。このアニメでは特に不吉なものとしては描かれていませんが、黒猫が前を横切ると、不吉なことが起きると言われています。欧米では、黒猫は魔女と関連付けられて不吉の象徴とされてきました。今でもイタリアでは、黒猫というだけで年間6万匹もの猫が”迷信を信じる市民”によって殺害されているそうです。黒猫にとっては全くのトバッチリです。 今朝、いつものように起きると、寝冷えしたのかお腹の調子があまり良くありませんでした

注目!! スーパーカーを自作する動画

私が高校生だった頃、”スーパーカーブーム”が起きました。キッカケは、週刊少年ジャンプに連載されていた『サーキットの狼』でした。サーキットの狼には、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ、ポルシェなどの高級外車が出てきました。もちろん、実物は見たことがありませんでした。 スーパーカーには決まった定義はなく、広辞苑では「高出力・高性能で、特徴的なデザインのスポーツカー」と説明されています。別の辞書・大辞泉では「性能・美しさ・装備のよさ、価格などで並の自動車を超えた車。スポーツ