ハラスメントを野放しにする傍観者効果|ココカリ心理学コラム
ハラスメントは良くない事と誰もが認識しているのに、なぜ発生してしまうのか。人が不正を行うのは「機会」「動機」「正当化」の3つが揃っている時といわれており、職場という環境は、悲しいかな、これが成り立ちやすいのである。
要因が特定できれば対策を考えられる。「機会」は、研修などを定期開催して、権威を有する危うさを訴え続け、裸の王様にならないよう注意喚起していきたい。「動機」「正当化」は心理カウンセリングも有効であろう。ストレス・マネジメントや偏った認知の変容などは、心理士と一緒に