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【子どもが嘘をつく…】アドラー心理学で真実を導き出す魔法の言葉

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30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から

「アドラー心理学に学ぶ 子育ての極意」をご紹介します。


アドラー心理学や アドラー心理学を子育てに活かす意義については

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それでは 本題に入りましょう。


【子どもが嘘をつく…】アドラー心理学で真実を導き出す魔法の言葉



はじめに


子育てにおいて、子どもが嘘をつくことはよくあるでしょう。

「どうして嘘をつくの?」と、つい感情的になってしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、そんな時こそ、アドラー心理学の教えをヒントにすることで、冷静に対処し、真実を導き出すことができるかもしれません。

【子どもが嘘をつく…】に有効なアドラー心理学の教え


アドラー心理学は、「すべての人間は平等であり、それぞれが課題を抱えている」という考えに基づいています。

子育てにおいても、この考え方はとても重要です。

子どもが嘘をつくのは、「何かしらの課題を解決しようとしている」と考えられます。

例えば、「叱られるのが怖い」「注目されたい」「自分の力を示したい」などの理由が考えられます。


1. 課題の分離


子どもが嘘をついたとしても、それは「子どもの課題」であり、「親が解決するべき課題ではない」ことを意識することが大切です。


2. 勇気づけ


子どもが正直に話せるような環境を作るために、嘘をついたことを責めるのではなく、「勇気を出して正直に話してくれたね」と褒めることが大切です。


3. 信頼関係


子どもが安心して本音を話せるように、「共感」と「傾聴」を大切にすることが大切です。


教えの意味


アドラー心理学のこれらの教えは、子どもが「嘘をつく必要のない環境」を作るためのサポートとなります。


子育てへの活用方法と具体例


1. 課題の分離:子どもが嘘をついた時の親の反応


  • 状況: 子どもが宿題をやっていないのに、やったと言った

  • 親の課題: 子どもが嘘をついたことで、親が怒ってしまう

  • 子どもの課題: 叱られるのが怖い、怒られるのが嫌だ

  • 活用方法:

    • 「正直に話してくれたら、怒らないよ」と伝える

    • なぜ嘘をついたのか、話を聞いて理解しようとする

    • 一緒に解決策を考える



2. 勇気づけ:子どもが正直に話してくれた時の親の言葉


  • 状況: 子どもが友達と喧嘩をして、自分が悪いことを正直に話した

  • 親の課題: 子どもが正直に話してくれると、親も安心してしまう

  • 子どもの課題: 正直に話しても大丈夫か不安

  • 活用方法:

    • 「正直に話してくれたね。勇気を出してくれてありがとう」と褒める

    • 「次はこうすればよかったね」と、一緒に考える

    • 「あなたを信じています」と伝える



3. 信頼関係:子どもが本音を話せるような環境作り


  • 状況: 子どもが何か悩みを抱えているようだが、話したがらない

  • 親の課題: 子どもが話したがらないことで、親が不安になってしまう

  • 子どもの課題: 自分自身のことを話せば、怒られるのではないか、否定されるのではないか

  • 活用方法:

    • 「何かあったら、いつでも話してね」と、安心させる

    • 子どもが話したいタイミングで、話を聞く

    • 「あなたの話を聞いて、理解しようとしているよ」という態度を示す


さいごに


アドラー心理学の教えは、子どもが嘘をつく必要のない環境を作り、真実を導き出すためのヒントとなります。

今日紹介した内容を参考に、ぜひ子どもとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いてみてください。





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