空想力
「空想力」という言葉が、好きだなと思う。
「空想力」について触れたくなったのは、今日更新されたしいたけ占いの魚座の運勢に書いてあったからだった。
完璧な準備をして、プレゼンのような形で「今考えていること」を喋るのではなくて、気軽に、夢想や空想半分ぐらいで「海辺に家持ちたいね」とか、そういうことを話せる機会があると、どんどんあなたの空想力が上がっていくのでお勧めです。
類似のものに、「妄想力」「想像力」がある。「比喩」もそうかも。ほぼ同義な気がしちゃうけど、「空想」とは現実にないことを考えることを指すので、けっこうしっかり、「妄想」や「想像」とは線引きされている。後者は現実であり得ることも含まれるわけだし。
けど考える力なら、「空想力」のほうが、なんか、いいな、と思った。どこかファンタジーめいた、魔法のようなものが宿っているように感じられるのだ。
けど一方で、この響きを日々忘れがちな気がする。それこそ、「妄想力」や「想像力」というワードにのまれてしまうというか、影をひそめている感じ。
地に足つけた想像も大切だけど、どこか突飛な空想も、自分を思わぬところへ連れて行ってくれるとても大切な力だろう。「空想力」、忘れたくないな。いつだって頭の片隅にしまっておいて、いざという時に思い出せるようにしたい。空想力豊かな人間でありたい。
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