見出し画像

刑事ドラマは、流行をうつす鏡みたい。

謎が謎を呼ぶ、刑事ドラマが好きだ。最近だと『特捜9』『警視庁・捜査一課長』『相棒』『科捜研の女』といった作品(最後はタイトル通り科捜研がメインだけど、刑事は登場するので大目に見てほしい)。書いてみると全部テレビ朝日の作品ばかりだ。

ちょっと悲しいことだけど、冒頭出てくるキャストで「この人、犯人っぽいな〜」と、黒幕の目星がついてしまうくらいには観ている。

こんにちは、のんです。

時間軸が現代の刑事ドラマは、流行をうつす鏡のようだなあと思う。

たとえば作中で殺人事件が起きたとき。最近だと、「マッチングアプリ」「サブスクリプション」「AI」「SNSによる炎上案件」などが、被害者と犯人の接点、殺害方法、殺害動機に絡んでいるケースが多い。

とくにここ最近よく出てくるなあと思う言葉が「ディープフェイク」だ。

ディープフェイクとはディープラーニング(AIの深層学習)とフェイク(偽物)をあわせた造語です。人工知能の「深層学習」の手法を利用して制作された合成写真や動画の一種ですが、非常に高品質であり、一見しただけでは偽物と見抜くことが難しい点が特徴です。

https://nettrouble.docomo.ne.jp/pages/article48/

この前観たドラマでは、ビデオ通話の相手が実は本人ではなく、「ディープフェイク」によって成りすましていた別の人物だった……というシーンがあった。

純粋に、「こわいなあ」と思う。これが、リアルに起こったら。

たとえば今後、高齢者にとって音声のみの電話ではなく、ビデオ通話がより当たり前になる時代が来るとする。すると振り込め詐欺の一つとして、ディープフェイクを悪用したものが今後誕生してしまうかもしれない。必死の形相で映る娘や息子、孫が映れば、考える間もなく信じてしまうかも。

仮に私にも、ディープフェイクを悪用した事件が降りかかるとしたら、どんなケースが想定されるんだろう。ぱっと浮かんだのは、オンライン上での取材だろうか。相手が、はじめて取材する人だとする。けどその人物が、本当に依頼した取材対象者本人なのか、証明する手立てはないなあと思う。

じつは本人は事件に巻き込まれていて、犯人が取材対応を……。と、ここまで考えて、「いや、どんな状況だよ」と冷静になる。これはさすがにないか。……いや、でも……もしかしたら?

親や友人に話したら、「しょうもない」と一蹴されそうなのでここらへんで。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます! サポートしていただいたら、大好きな漫画やコーチング関連の書籍等に使わせていただき、noteや日々の活動に還元できたらと思います。