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目につくコトバ

読書をしているとき、主にビジネス書の場合は、本文に線を遠慮なく引いたり、ドッグイアをつける。

その場所は、その日・その瞬間、自分の中でアンテナが立っている言葉・文章に付随しがちだ。たとえばここ最近だと、「自分を知る」とか、「修行」という内容や言葉がものすごく目につく。

「自分を知る」は、この場所で「2023年は自分を知る一年にしたい」と書いたことでより意識するようになった。何冊か読んでいると、不思議と結局たどり着くのが「自分を知る」という結論になっていることがあって驚いている(読んだ本については折を見て後述したい)。自分が向かおうとしている方向が、トンチンカンではないと背中を押してもらっているようで心強い。

後者の「修行」は、萩本欽一さんと、オードリー・若林正恭さんによるラジオの特別番組「欽ちゃんとオードリー若林のあけましてキンワカ60分!」を聴いてから気になるようになった(もうアーカイブ配信期間が終了してしまったことが残念。サブスクで配信してほしい……)。

トークの中で、萩本欽一さんが「なんでもすぐ聞かずに自分でまずは考えなきゃダメだ」というような話をしていた。「これからは勉強の時代ではなく、修行の時代だ」、と。ラジオではあくまでその主語は「コメディアンは」ということだったけど、いろいろなことに通じる話だなと思った。

なんでもかんでもすぐに正解を求めたがってしまう(わたしも正直そう)けれど、それだけでは意味がなくて、とにかく「こうかな?」「こっちかな?」と自分で考えて考えて考え抜いて、それでもうまくいかなかったらそこで初めて「聞く」。それが修行ということなんだろう。

これまた不思議なもので、読んでいる本という本に一回は「修行」(もしくは修業)という言葉が出てきていることに気づくようになった。

こうやってわたしのなかに、もしかしたら死ぬまでずっと大切にするかもしれないものが、地層のように蓄積されていくのかもしれない。

今日のヘッダー。「修行」にちなんで

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