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焦りや見栄による旅行はもうしない

2022年は、旅行をほぼしなかった。

とはいえ、国内様々なところには行った。名古屋や大阪、岡山など、新幹線でビュンと行けるところには何度か足を運んだし、数年ぶりに東北にも。けれど、これはすべて出張によるもの。仕事に絡んだものだ。

明白に線を引くことはできないけれど、やっぱり新型コロナウイルスの感染拡大前か、後かは大きい。前は一年に数回、大学生の頃から必ず国内外どこかへ旅行をしようと計画立てていた。

でも一気に自粛ムード一色となって、移動ができなくなった。「行きたい」気持ちが強まるというより、行けないことに慣れていく期間だった。緩和したいまだけど、どこかへ旅行に行きたい気持ちは希薄のまま。

思い返してみると、旅行によく行っていたとき、わたしはどこか追い立てられているような気持ちになっていた。

たとえばSNSで、知り合いがどこかに旅行している投稿を見ると胸がザワザワする。どこにも行かずに家にいたり、近場で済ませていることがよくないような気がして、長めの休みに入る前は特に落ち着かなかった。

いざ旅行をすると、楽しい。でも行く前のザワザワは、心地の良いものとはいえなかった。

実は最近、その気持ちが蘇りつつある。たぶん、再び移動の自由が取り戻されてきているからじゃないかと思う。「なにもしてないじゃん、ヤバくない?」と、どこからともなくわたしの中から声がする。全然悪くないのに。

来年以降、旅行はしたい(いまの時期は、今年一年どうだった? に思考を持っていかれがち)。けどそれは、焦らずに心から行ってみたいと思える場所に行きたいと思っている。心のどこかにある焦りや見栄のためになんて、もう行きたくない。

今日のヘッダー。伊勢神宮で撮影

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