ひらめきはシャワーとともに。

毎日noteでも、原稿執筆でも、なんだったらメールやSlackでも。誰かに向けて書くことを日々考えているんだなあ。とくに毎日noteを書くようになってから、その感覚をより意識するようになったと思う。

こんにちは、のんです。

「あっ！この文章、この展開、良いかもしれない！」

頭の中で、うまいこと文章と文章がくっつく。漫画だったら、頭の上で電球がぴかっと光っているに違いない。質はちょっと横に置いておいて、そんな「ひらめき」のようなものが時折やってくるときがある。

けどほとんどの「ひらめき」は、スルスルと流れ落ちていってしまうことが多い。

その「ひらめき」が私の場合、ほとんど入浴中に訪れるからだ。湯船につかっているときよりも、シャワーを頭からかぶっているときのほうが多い気がする。お湯が頭に落下してくることで、何か刺激を受けているのだろうか。

この状態でメモをすぐ取るのは、むずかしい。風呂場にメモとペンを持っていっても、ふやけて使い物にならないだろうし（こうやって書いてみると、水に強いメモ帳とか普通にありそう……）。かといって、途中でお風呂場を飛び出してメモを取るのは、周りをびっしょびしょにしそうでちょっと抵抗がある。

スマートフォンを防水加工して持ち込む方法もあるっちゃある。けど、風呂場どころか脱衣所にもスマートフォンはなるべく置かないようにしている。うっかりすると、着替えもままならない、なんだったらタオルで拭くのも中途半端な状態で、SNSパトロールをやめられなくなりそうだから。

風呂場でひらめいたときの対処法は、いろいろ試行錯誤している。忘れないようにブツブツつぶやいてみたり、壁を指でなぞって言葉を残そうとしてみたり。まあどれも上手くはいかなかったけれど。

いまは、小さいメモとノートを脱衣所に置いておくことで妥協している。ひらめいたその瞬間にすぐメモを取ることはしていない。でも風呂場を出たばかりならまだその欠片が残っていることもあるから。

できればお風呂場以外の場所でひらめきたいけれど、なかなか打率は低い。みんなはどんな場所でひらめくんだろう。