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家の冷蔵庫がスケルトン状態で頭に浮かぶようになった

冷蔵庫の野菜室に1個だけ残っている新じゃがの存在がずっと頭に残っていた。

実家を出て、今の家で暮らすようになってから、色々な発見がある。その一つが、冷蔵庫の中身を常に把握できるようになったことだ。

冷蔵庫の中身のほとんどを自分(たち)で選び、購入しているからだろう。加えて自分自身の責任のもと、冷凍室や野菜室、卵ポケット……どの食材がどのスペースにあるべきなのか考えながら配置していくので、記憶に留まりやすいのだと思う。

休日に多めに買い出しへ行くとき、なるべくスマートフォンのメモ機能に買いたいものリストを記入する。一方で退勤時だと、ストックが無くなってきたものなど少しだけ買い足すときはほとんどメモせず(忘れて)頭の中で買いたいものを浮かべながらスーパーをウロウロする。頭の中では家の冷蔵庫がスケルトンになった状態。

平日の夕飯は冷凍食材に頼るときもあるけれど、やっぱり野菜や肉など、余っているものをいかに無駄なく使えそうか、まだまだ慣れないなりに考えている。

カレーの時に2つ使って、1個だけ余ってしまった新じゃが。ここ数日、野菜室を開けたときに隅っこでぽつんと転がっているそれを見るたび、なんだかバツが悪い感じがしていた。

今日、同じように余っていた大葉をちぎり、まだたくさんある梅を、電子レンジで温め潰したじゃがいもに和えた。簡易的なポテトサラダになったそれを口に運んだとき、とても心がスッとした。

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