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毎日note

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400字以上の毎日note(内容は雑多)をまとめています。2021年12月からはじめました。2023年5月8日から、土日祝日を除く週日更新です。
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2024年3月の記事一覧

最近興味があること

「最近興味があること」と題してみたけれど、厳密にいうと「ずっと興味があったこと」だよなあと思う。ただそれに、自分自身があまりきちんと気づかなかった。 それはなにかと言うと「DTPデザイン」の領域。 上記の引用した記事にもあるけれど、もし今から新しく学ぶのであれば、いわゆる「WEBデザイン」(WEBサイト全体のレイアウトやロゴ制作等)のほうがいい、と言うのもわからないわけじゃない。 でも、紙媒体のデザインが好きな自分がしっかりといる。 もともと、DTPデザインに関する仕

調子の波におびえすぎないよう

帰宅して、カバンを開けて「ああっ」と思わず声を上げる。駅で定期券を更新しようと考えていたのにすっかり綺麗さっぱり忘れてしまっていた。やっと仕事が終わった、もう帰りたいと、ズンズン足を進めて駅のホームへ向かっている間に抜け落ちてしまっていたみたい。 些細なことかもしれないけど、こういううっかりは一つ始まるとパタパタとドミノ倒しみたいに立て続けに起こりそう。そんなふうに想像してちょっと空恐ろしい気持ちになる。更新を忘れた以外、まだ何も起きていないのに。 自分で言うのもなんだけ

在宅していないから「リモートワーク」

リモートワークの日。 いつも「在宅ワーク」と「リモートワーク」、どちらが自分にとって正しいのかキーボードを打つ手が止まる。今回、午前中はカフェで黙々と作業しようと外出するから「リモートワーク」。在宅していないから。 母が用事があって車で最寄り駅近くまで行くというので、ありがたく助手席に乗らせてもらう。昨日の大雨と打って変わって天気がいい。気温も温かい。「ゴールデンウィークはなにか予定してるの」と聞かれて、旅行とかしたいけど部屋探しの状況次第かもしれないと答えたら、ふーんと

出過ぎた鉛筆

天気予報が大当たりの日だ。予想通りの雨、冷たい空気。 「夜に向かって冷え込む」といったことをテレビで気象予報士の人が言っていた。念のためにと首に巻いたスヌードが電車内だと暑く、頭に「余計な荷物だったかも……」とよぎったけれど杞憂だった。特に帰宅時は、手が痛いほど冷えて、洗面台の蛇口をひねって出たお湯がいつもよりずっと熱く感じた。 ほぼずっと雨が降り続けていた一日。そんな中、仕事で外出もあった。 ある団体の冊子の編集作業を担当していている。その冊子は定期的に発行されるもの

王道を読む

漫画『ドラゴンボール』を少しずつ読み進めていて、17巻まで読んだ。 大きなきっかけは、やはり、と書くのが適切かわからないけれど、鳥山明先生の訃報だった。 わたし自身、漫画そのものは大好きだけど、読んできた作品には偏りがあるな、と思う。けっこう覇権コンテンツ(特に少年ジャンプ系)というか、王道の作品、同世代が小中学生の頃に流行っていたような作品、ないしは古典的作品ーーたとえば、様々な漫画の源流にあるような作品をあまり読んでいなかったりして、ここ4年くらいの間コツコツ読んでい

なんと呼ぶ、なんと書く

最近テレビを見ていると、芸能人だろうと一般の方だろうと、出演者が自身のパートナー(このときは結婚相手)のことを「かみさん」「奥さん」「嫁さん」と発言していても、テロップは「妻」になっていることに気づいた。 こちらは自分の目で見ていないけど、おそらく「旦那」「主人」などというのは「夫」に変換されるということだろうか。 この変換がいつからなされているのかは知らない。勝手に、なんだか制作サイドが色々苦心されている様を受け取りつつも、違和感が拭えない。そんな一緒くたに変換する必要

湯を沸かす

とても静かだった。彼はデスクトップ型のパソコンを前に黙々と資格勉強をしている。わたしはあまり物音を立てないようその斜め後ろの位置に座り、本を読む。 コーヒーを淹れようかな。立ち上がって隣の台所へ行く。電気ケトルの近くに粉末のインスタントコーヒーの瓶が置いてある。 粉末のインスタントコーヒーって、美味しく淹れる裏技みたいなのってあるのかなと調べる。結局、提示された容量を守るのが良いんだなというところで落ち着いた。どうせだしきっちり計ってみようかなと、ふたり分、280mlの水

オレンジ色の指先

デザインが新しくなったネイルを眺める。 今回は自分にしてはめずらしく、オレンジ系の配色を選んだ。人差し指、中指、小指は透け感のあるオレンジが単色で塗られている。 前回はピンクやボルドー系のカラーリングで、印象が違うものにしたいし、真逆の色だと寒色系かな……などと考えていたけれど、なんだか似たような周期になってきたなあとも思った。思い切って普段避けがちな色にしてみようとオレンジを選んでみたけど、色そのものが明るく華やかで満足している。 親指と薬指が同じデザインで、ベースは

おっくうを乗り越える

古賀及子さんの『おくれ毛で風を切れ』を読んでいる。 そんな一文があって、「ああ、わかるなあ」と勝手にうれしくなった。 著者の古賀さんは、友達と約束して一緒にNetflixの映画を観たそうだけれど、わたしの場合は、その約束の相手がパートナーであることがすっかり多くなった。 今年に入ってから、Netflixで、「幽遊白書(実写版)」「侵入者たちの晩餐」「VIVANT」「パルプ・フィクション」「BLUE GIANT」などを観た。 わたしは正直、映像コンテンツ(特にサブスクリ

手帳を2冊買った

渋谷で映画を観る前に時間があったのでロフトへ行く。 渋谷ロフトは地下1階から6階まで7フロアで展開されているかなり大きな店舗だけれど、時間は限られているのでワンフロア分のみ見に行く。選んだのは文具がメインの地下1階だ。 入ってすぐ、さまざまな手帳が展開されていて順にしげしげと眺める。気になるものがあればすぐにサンプルを手に取る。サイズ感や、ページの開きやすさなどを確認してみた。こういったサンプルが充実しているのはありがたいし、実店舗ならではだなあと思う。 絶対に買うぞ、

抹茶パイを最初に食べる

マクドナルドで『抹茶黒蜜わらびもちパイ』が、新たに2024年3月13日から発売された。 何人か誘って、会社から一番近いマクドナルドへ向かう。店が目視できる距離でモバイルオーダーをしようとしたら、自分のうっかりミスで全員分の注文がカートに入っていなかった。焦りつつも、皆ちょっとずつ似た注文だったのでまだ記憶に残っており、しれっと直前でオーダーし直す。 ランチ時だったので、多少の混雑を覚悟していたけれど、店内に入りモニターを確認すると、意外とオーダー数は少なかった。5分と待た

写真月報(2024年2月)

2月、外せないできごとの一つは、やっぱり『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』。 2月は、物理的にほかの月より日数が少ないのも相まって、あっという間に過ぎる感覚がほかの月よりも強いなあと思います。 そんな中でも、2024年の2月は1週間に一回くらいのペースで、個人的に大きめのトピック・イベントがあった月でした。好きな人、食べ物、空間、そういうものをたくさん、しっかり、浴びれたんだなあ。 そういえば、東京ドームで写真を撮ったとき、iPhoneも使ったけれど、ど

効きすぎ

2日ほど前から鼻詰まりがひどい。 普段から慢性的な鼻炎で、ポケットティッシュを常備していないと落ち着かない。けっこうなスピードでポケットティッシュを使い切ってしまい、その時「これは普段と違うな」と思った。 発熱や悪寒などはなく症状が鼻詰まりだけだったので、市販薬を投与し、一時的ではあったものの詰まりを解消しつつ様子を見ていた。けれど、今日なんだか喉のあたりがモヤモヤし、昼食後には胸やけがしたので、ひさしぶりに地元のかかりつけ医(内科)のところへ足を運んだ。 診察を受け、

自炊への心づもり

山口祐加さんの『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話』を読み終わった。 「自炊料理家」として活動する山口さんが、精神科医の星野概念さんとの対話も交えながら、自分のために料理ができないクライアント6人に対して行った3ヶ月間の「自炊コーチ」実践の記録を交えながら、三者三様の「料理ができない」を分解し、「自分のために料理をすること」はどういうことなのかを紐解いているのだけれど、本当にすばらしい本だった。 本の中で、「自分なら何のために料理をするのだろう?」と考え