株式投資、はじめてみます

人々すなるNISAなるもの、我もしてみんとてするなり。
ということで株式投資、はじめました。自分の体験談を書くことで後々の自分の楽しみとしたい。ついでに情報がもらえたら嬉しいので公開していく。
このノートでは動機と、何を使ってるかと、現時点での株などに対する理解について備忘していく

動機

先日高校時代の知り合いに
「ハンさん何かやれば何かできるんだろうから、何かしなよー。」
「いや、特にやりたいこともないから死んだように生きてくわ。」
「じゃ、とりあえずお金稼いでおいたら?あって困るモンでもないし。40までに1億稼ぎなよ〜。」
と話題を振られ、確かに手元に金があって損する事はないな…という納得を得たので株の売買をとりあえず始めてみる次第。
あと、こうやって日記的に何かを書くことで創作的な意欲を上げて行こうかなという試みもあるかな。

証券会社の設定

株式投資を始めるには、証券会社に口座を作成する必要がある。ということで、証券会社を選ぶ。株のやりとりでは手数料がかかるので、自分の目的にあった証券会社を選ぶ必要がある。
私は楽天を選択した。一日50万円までのやり取りが手数料無料で済むという以外に特に深い理由はないが、比較的新興の会社かつネットが主体の企業なので、新しい情報への適応度や、ユーザーフレンドリー性が高いだろうということで選択。
というのは建前で、ちょっと前に楽天経済圏に参入していたのでその流れ。

口座開設について

株の取引にはお金を預ける口座の開設が必須である。
楽天証券の口座開設には楽天銀行の口座があると良さそうなので同時進行で行った。メールの履歴を見るに申し込みから5日程度?で完了したようだ。
各々の口座開設には身分証の提示が必須で、楽天では免許証を携帯で撮影し、諸々の質問事項への回答と併せてアプリ上で送信すれば終わるのでとっても楽チンだった。

株のやりとりの所感

今回の私の種銭は50万円ほど
現時点で3週間ほど株を売ったり買ったりして気づいたことは以下の三点。

・動かない金は存在しないも同然。値が動く場所に置け
・損切りをしてでも、手元に動かせるお金を用意しておけ
・種銭の1/2000〜1/5000程度の金額の株を取り扱わないとデイトレードは旨み薄い

ということがわかったので、自分が何を考えてどうして行ったのかを備忘録的に記録をしながら、収支の報告をして行こうと思う。

現時点での行動指針

デイトレード、スウィングトレードと呼ばれる、短期での株の売買で利益を上げる。
そのために、1日あたりの値動きが激しく、それでいて取引成立量の多い株を注視し、相対的に低めの値を取ったあたりで購入し、高値になったら売るのを適当に行う。

2020年7月24日現在、コロナによる世界的大不況の真っ最中である。
これは、コロナウィルスという外的要因によって株価が下がるという現象であり、企業体そのものに大きな欠落があるわけではない。ちょっとばかりお金と商品のやりとりに不具合が発生しているだけであり、コロナの影響がなくなれば、自ずと株価は一定の水準まで戻ると考えられる。
そういう意味合いで言えば、適切に銘柄を選ぶ限りにおいて、長期的に見て株価が上がるフェイズ(≒ボーナスモード)のため、基本的に買ったら塩漬けしておけば、企業が存続する限り負けはないものと思われる

自分の場合は手持ち資金が少ないため、まずは元手を増やす必要がある。なので株の売買を1日から1週間あたりの間隔でやりとりしている。これをデイトレードとかスイングトレードとかいうらしい。

株について

株は100株単位で購入できることが多く、従って100円の株は10000円で購入できる。
値の大きさは企業への期待値と見て良く、これから大きくなりそうだと思われれば値上がりし、上手く行かなさそうだと思われると値下がりする。
株は売りたい人が売りたい値段と数量を、買いたい人が買いたい値段と数量をそれぞれ市場に提示する。あとはマッチングする条件を機械が勝手にやってくれるので、取引が成立したら(約定)、貴方は株を入手し、口座から指定分の金を失う、もしくは株を手放し、現金を入手する。

株での利益の出し方

100円の株を100株購入(10000円の支払い)し、101円で100株を売り払うことに成功すれば(10100円の獲得)、10100-10000で100円の利益になる。
逆に100円のときに購入して99円のときに売れば9900-10000で100円の損失となる。
いかに低い値で購入し、高い値で売るかが大事である。
また、もしこのとき、1000株の単位で購入していたら利益や損失は1000円になる。なので売買のスケールを大きくすることを直近の課題としている

株にはもう一つの利益の出し方がある。
配当金である。これは年に何回か、企業が株を持っている人にお金を渡す制度である。銀行における利息みたいなものとみなして良い。
業績が悪いと配当金はなくなることがあるので、景気の良さそうな企業の株を持つのも一つの戦略になる。

株で損をする場合

上述した、株を得るときの価格が株を売るときの価格よりも低ければお金を失う。
だが、目減りするだけで全てを失うわけではないので、競馬などに比べるとまだ優しいギャンブルと言える。
また、売り払わなければ株は残り続けるので、値が戻ってくるまで保持し続ければ事実上損失は発生しない。
例外は、会社が解散する場合があり、このときは株を取得するときに支払った資金をほぼ全損するので、それだけは注意が必要である。特に今はコロナなので、倒産のリスクはそれ相応にある

売買での諸経費

基本的には売買のたびに手数料がかかる。なので少額で利確をするのはあまり効率が良くない。
ただし、今回は50万円まで手数料無料の口座を使用しているので、少額でもバシバシ利確していく。
今の私は一日に50万円を動かせる財力がないので、この細々としたやりとりで少しずつストックをためていく。

株の売買では手数料のほかに、20%程度の税金がかかる。
証券会社での口座開設時に特定口座(源泉徴収アリ)を選択しておけば、あとは売買を考えるだけで良くなる。
確定申告などで色々とやれるっぽいがまずは手を動かさなければ問題点がわからないので、まずは無駄があっても良いかというスタンス。(痛みを感じて初めて学ぶタイプ)

NISA口座について

上述したとおり、株由来の利益には20%程度の税金がかかる。この税金を免除される仕組みがNISAである。1年(1-12月)につき120万円までの売買、および配当などでの利益が5年にわたり非課税になる。
楽天証券では特定口座とNISA口座のどちらで買うかをその場で選択でき、一つの口座でどちらの買い物も可能だった(どこもそうかも?)
NISA口座の効力を最大に発揮させるためには5年間塩漬けにした方が良いので、NISA口座を使用して得た株はうかつに動かせなくなる。
デイトレードなどで小銭を稼ぐついでにNISA口座を用いる場合、NISA口座で買うべきものは、おおよそ以下の3点に集約される(と思う)
・配当率が高い
・株主優待が有効かつ、長期保持すべきもの
・現時点で不当に低い株価のもの
要するに、ずっと保持する事で価値が発生するタイプの株を購入するべきだ。
そしてそれは、可能な限り自分が動かせる種銭に余裕ができてからやるべきである。
資金の流動性が低く、少ない資金を固定されて動けなくなってしまう問題をこの3週間ほどで痛いほど実感した。

投資信託

株と似たような金融商品が投資信託である。
こちらはプロに金融商品の売買をして貰うために、自分が財布となる制度である。プロを上手に選べば、ほぼ自動でお金が増えていくものと見なせる。
買い時の旬はもう少し前だったと思うが、かなり割の良い投資先になっているように思える。今ならまだ滑り込みで間に合うかもしれない。
あるいはコロナ情勢が少し不穏なので、もう一回下落をしたタイミングで買うと良さそうである

まとめ

ということで、こんな感じのことを考えながら手持ちのお金を適当に打ち込んでいる。
一週間に一回程度、どの程度の利益を得たか、や、何を感じたかを備忘録的に書いていきたい。

FPの資格があるとより良いということなので、その手の本を一冊買って勉強してみて、より良い投資ライフでも送ってみようかしらとも思う。
しかし、現時点においては、全力で儲けるという意欲が全くないため、もう少し体当たりに、事前情報も無しにおっかなびっくり取り組む方が楽しいのでそちらでしばらくはやっていきたい。

面白かったら投げ銭お願いしまーす! 投げられたら投げ返す主義です