毎熊浩一

島根大学の教員です。とりあえず「自分ごと化会議in松江」のために始めました。

毎熊浩一

島根大学の教員です。とりあえず「自分ごと化会議in松江」のために始めました。

最近の記事

【紹介】吉村慎一著『コミュニティの自律経営―広太郎さんとジェットコースター人生』】

 著者の吉村氏は、控えめに言って、人生の恩人である。いま大学教員という仕事をしているのも、何とか自分なりのスタイルで教育研究に臨めているのも、氏のおかげである。感謝の意を込めて、先般上梓されたご著書『コミュニティの自律経営―広太郎さんとジェットコースター人生』を紹介したい。  なんとも欲張りな本である。  吉村氏自身によれば、本著は「ビルドゥングスロマン」(11頁)に属すとされるのであるが、本人の「Bildungs(自己形成)」だけを扱ったものでも、「Roman(長編小説)

    • 恩師のご退職記念講演会―SIの語るSI

      「やめとけ。そげん甘いところやなか」  これは、大学3年だった年の12月末、おそるおそる「大学院に行きたいんですけど…」とご相談した時の恩師のお言葉。いまも忘れられません。  まぁ確かに、お世辞に真面目とはいえなかった(←友人はみな「なんでおまえが院?」と思ったに違いない)僕ですが、こんなベタすぎる門前払いってありなん?  …と若干のショックを覚えつつも、僕なりにじっくり(←1年以上悩んでた…)考えて決めたこと、簡単にあきらめる気にもなれず、「ま、受けるのは自由やし、とにか

      • 「5D」をご存じですか?

         2021年2月7日、第2期「自分ごと化会議in松江」の第1回協議会が開催されました。僕は、共同代表の一人として、開会の挨拶に立ちました。この小論は、その時の原稿に手をいれたもの(←このあたりの事情は僕のFBをご覧ください)。動機を一言で言えば、締切まであと一日と迫ったクラウドファンディングの呼び水にでもなれば、という下世話な思いから、です。どうぞよろしくお願いいたします。  はじめに 共同代表の毎熊と申します。開会にあたりまして、一言(どころではない)ご挨拶をさせていただ

        • プロフアイコンについて

           義妹がむかし「くま(←僕のこと)に似とるとって」って買ってきてくれた台湾のお土産(にちょっとだけ落書きしたもの)です。もう20年近く前になるでしょうか。その頃は髪の毛あったのに、図らずもいっそう似ることとなった…。  残念なのは一方の腕がなくなっちまったことです。縁起が良くなさそうですが、ブルハのあの曲が好きなのでよしとしましょう。