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失業率から日経平均株価の天井を分析した結果を公表する


このページでは、アメリカの失業率から株価の天井を時期を予測します。

予想ではありません。予測です。

「予想」とは自分の主観で考え、判断すること。 ・「予測」とは何かしらの根拠や基準をもとに客観的に考え、判断すること。引用先:https://hinative.com/ja/questions/3213655

なぜ失業率なのかと言うと、株価と失業率は高い相関性を持っており、失業率が低い時は景気が天井付近にあり、逆に高い時は景気が底値付近にあるという傾向にあるためです。

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現状は、景気が天井付近にあると考えており、いつ頃が株価の天井なのか、また、景気の山は何処になるのかという事を、日夜色々なところで議論されてます。

チャートだけでは中々予測し辛い事を、経済データなどを使い明確に未来を見通していこうというのが、このnoteの試みになります。

長年集めたデータなどを公表して、より明確に未来の相場をイメージしてもらいやすくするというのを目標としています。

このnoteは僕が4年間無料でやっていたブログの有料版という位置づけでやっています。

ブログに関しては、暫く無料公開し続けるので興味がある方は僕が書いた過去記事でも見てください。

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僕がnoteに書いた過去記事や、これから書くものをすべて読めるようになります。

失業率と株価の関連性

グラフを見てもらうとわかりますが、失業率と株価には逆相関性が見られます。米国にしろ日本にしろ完全雇用と言われて久しいですが、逆相関という事しか分からない状態ではデータ不足の為、株価の予測をするのは難しいす。

完全雇用になったから株価がすぐに大暴落するようなものではないですし、いつまで、失業率は低下し続けるのか?という問題があります。

失業率と株価は、逆相関なのはわかるけど具体的データを知っておかなければ意味がありません。

タピオカブームが来たら株価が大暴落するという謎のアノマリーと対して変わらない、もはや信用して良いのか分からないレベルになってしまいます。

このnoteでは、具体的に失業率と株価の関連性から、いつ頃が株価のピークなのかを予測します。

経済指標を使った予測は一つだけの指標で判断するのは愚策になる場合が多く、広い知識が必要になってきます。

前回のnoteではバブルの特徴や条件の一部を紹介しましたが、これらの条件の整合性を見て判断するのをおすすめしています。

「整合性」は、 「矛盾がなく一貫性のあること・ズレがないこと」という意味です。 引用先:https://career-picks.com/business-yougo/seigousei/3/

経済の転換点となるポイントは、多くの経済指標やチャートが整合性を持っていることがほとんどです。

色々な観点で経済や相場を分析することで、未来の姿がより具体的に感じられるようにnoteを作っていこうと思っています。

トレーダーは歴史学者と同じ事をやっている

ここからは、少し僕がトレーダーという仕事をどのように捉えているのか、お話していこうと思います。

最初に結論を書くと、トレーダーは歴史学者と同じ事をしていると考えています。

歴史学者は、本当にその事があったのかわからないが、色々な客観的事実を積み重ねて、過去にはこんな事があっただろうと予測するのが仕事です。

過去の検証をして、客観的事実から今後どうなる可能性があるのかという事を予測するのがトレーダーの仕事だと思っています。

なので、歴史学者のやり方が間違いないのならば、トレーダーも客観的事実の積み重ねによる整合性をチェックすることで予測精度は上がると考えています。

答えがわからないものは、複数の客観的事実から整合性をチェックする方法以外予測精度を上げる方法はないので

極論、整合性をチェックするやり方で予測精度が上がらないのならば、現在の歴史は殆ど間違っている事になると思います。

歴史学(れきしがく)とは、過去の史料を評価・検証する過程を通して歴史の事実、及びそれらの関連を追究する学問である。Wikipedia

未来を予測する事は過去を予測する事と同じ

歴史学者は過去を予測するのが仕事ですが、トレーダーは未来を予測するのが仕事という違いがありますが、僕は、未来を予測することと過去を予測することは同じだと考えています。

歴史学者は、証拠→予測→検証という流れになりますが、

トレーダーは、証拠→予測→事実という流れになります。

違いは、時間の経過によって自動的に予測が当たるかどうか判明するという違いだけです。

歴史学というのは理論でしかないですし、ほぼアートですし、哲学の領域に近いです。想像という分野に大きく依存します。それ故に多くの客観的データを元に整合性を考えていきます。

正直、こうじゃないか、ああじゃないかと言いながら、答えが書き換えられていく。

これらはすべて、トレーダーの予測と何が違うのでしょうか?

トレードというのは理論でしかないですし、ほぼアートですし、哲学の領域に近いです。想像という分野に大きく依存します。それ故に多くの客観的データを元に整合性を考えていきます。

正直、こうじゃないか、ああじゃないかと言いながら、答えが書き換えられていく。

理を用いた計算と予測は「あくまで今の時点ではそうなるはず」という意味しかありません。引用先:理論的とは?論理的とは?感情論とは?

上の文章は、最初の歴史学の部分をトレードという言葉に変えただけです。

僕には、未来を予測する事も過去を予測することも同じことに感じます。明確な答えがあるかないかの違いだけだと思います。

データは具体的でなければ意味がない

ニュースやツイッターや掲示板など、曖昧な情報に踊らされている人をよく見かけますが、ああいった情報が役に立つでしょうか?

信じる者は救われる状態で自分にとって都合の良い情報で、なんだかそれっぽいという情報を鵜呑みにしていませんか?

いつからいつまで、どういう条件の時に天井や底値になりやすいというレベルの情報でなければ、参考にしてはいけません。

また、誰々さんが言っていたとか、無責任に考えていませんか?

投資は自己責任です。自分の頭で考え可能性を考えるのがトレードだと思います。その為のヒントを僕はnoteで書いていこうと思っています。

分析や勘というのは、大量のインプットがあるから働くものです。

使い物にならない知識も沢山ありますが、それが使い物にならないと気付く事が出来るのも知識が必要なのです。

知識は、使える知識を沢山合わせて整合性を考えることで、正確性が増します。(これを人は勘という)例えば、どんな仕事でも初心者ではうまく出来ませんが、ベテランほど上手ですよね。あれは、多くの経験を通じて使い物になる知識と使い物にならない知識を分けて、整合性の高い(意味のある)動きのみに集約することで上手くなっていきますよね。

相場においても同じことが言えます。

チャート分析をやってない人はあまりいないと思いますが

チャート分析だけでは、どうしても予測するのに限界を感じる事がありませんか?

チャートは基本的に感情というランダムな要素が含まれているので、予測に限界を感じるのです。

個人的な感想としては、チャートは完全なランダムだとは思いませんが、完全に規律のある動きをしているようには感じません。

伝説級のトレーダーですら勝率は7割程度しかない事がほとんどです。勝ってるトレーダーですら勝率5割を切るトレーダーがゴロゴロいます。では、勝ってるトレーダーとそうではないトレーダーの違いは何でしょうか。

僕は、長期展望の違いだと思っています。

オーリーさんというユーチューバーがいらっしゃいますが、彼の予測の的中率は30%もありません。ほぼすべてハズレます。

ゆえに下手くそなどという揶揄が飛んできてますが、僕は下手くそだとは思っていません。

あれほど外し続けても損益がプラスになるのには、理由があります。

それは、長期展望がしっかりしているからと言うことに尽きます。

相場の大転換を狙っています。という誇大広告のような発言は、一見、胡散臭さを醸し出していますし、予想を外した時の言い訳は見苦しいですが、彼の長期展望を信じる信念の強さには尊敬の念を感じています。

もっと単純に行ってしまえば、長期展望の予測が正確だから利益が安心して伸ばせたり、損切りし続けても何度もエントリー出来たりします。また、ヤバそうな時期にはトレードを控えたり出来るのです。

長期展望の正確性や信じる根拠を明確にすることで天井の可能性がある時期に買いをしないで済むわけですし、売りで攻める時期を、見定めて入る時期を模索出来るのです。

短期チャートは需給を濃く表します。長期になる程、経済状況を濃く表します。(為替に関しては専門外なので省きます。個人的には為替は需給の要素が色濃く出ているように見えてます。)

僕のnoteは、経済と相場の関連性にスポットライトを当てようと考えています。

チャート分析に関しては、ほとんどすべての情報が出尽くしていると考えているので、僕がやる必要はないと思っています。

それに、チャート分析は同じ手法を、違う人がやっても利益が出なかったり、やり方が違うのに成果が出る人もいるという不思議な現象をもたらすのがチャート分析の特徴になります。

個人的には、チャート分析は極論で言うと好みだと思っていて、自分にとって違和感のある投資法は信じ続ける事が出来ない為、一度でも損失を出すとあの手この手と手法を変えてしまうのが大きな原因だとは思っています。

客観的事実をもとに優位性のある手法だと分かっていても、同じ手法を使い続けられないのは「好みと合わない」これに尽きると思っています。

そのため同じ手法を違う人がやっても利益が出なかったり、利益の出るやり方が色々存在するという不思議な現象をもたらすのだと思っています。

単純なチャート分析のみの場合、4連敗や5連敗するなんて事は普通に起きることですし、システムトレードのような完全に機械に任せてやる方法も優位性があるシステムを用いたとしても、長い目で見ると年率5%~6%ぐらいに落ち着きます。

また、システムトレードなどやった人ならわかると思いますが、相場状況や商品などにより、成果が出る投資手法が違います。全く同じ手法やタイミングなのにも関わらず大きくマイナスになる年もあれば、大きくプラスになるような年も存在します。

システムトレードのように人間が裁量でトレードをしても、人によって心の癖があり、エントリータイミングがトレードルールに沿って行動できない。損切りポイントで損切り出来ないなど、わかっていても出来ないのは人間として仕方ないのです。

4連敗、5連敗すると、ベテランでも心が折れてきます。

ルールを守るというのは、理屈で分かっていても出来ない時には出来ません。

よって

チャート分析という単一の情報のみだとムラが出てくるのは仕方ないと思っています。(総合的に勝てないわけではない)一部の天才はその相場状況に合わせたチャート分析を選択できる(トレード手法は複数あるのが普通)ので上手くいきますが、それは結果的に裁量になってしまいます。(状況にあったパーツを当てはめる)

この裁量の部分をどう判断するのかが難しいのであって、殆どの人はここで躓きます。

僕はこの裁量部分をどう判断するのがベストなのかを補足として知識の幅を広げる役目を担おうと思っています。

最初に言いましたが、経済の転換点となるポイントは、多くの経済指標やチャートが整合性を持っていることがほとんどです。

色々な観点で経済や相場を分析することで、未来の姿がより具体的に感じられるはずです。

分析や勘というのは、大量のインプットがあるから働くものです。

使い物にならない知識も沢山ありますが、それが使い物にならないと気付く事が出来るのも知識が必要なのです。おかしな情報をおかしいと感じる事が出来るのは知識があるからです。

嘘を見抜くことが出来るのは、知識があるからです。

マルチ商法が嫌だな怪しいなと感じるのは、良くない情報を知っているからです。人は知らないことは疑えません。これは、相場においても同じです。

よく独自インジケータを使えば儲かるなんていう触れ込みで勧誘している人がいますが、ベテランになればなるほど「ありえない」と思いますよね。

それは、インジケータの限界を経験から知ってるからです。

投資手法なんてものは、結局自分が使いやすいものに落ち着いてしまうものです。

僕のnoteはベテラントレーダーを想定して作っています。

WEBサイトや本に書いてあることを見て、またこれかとガッカリするような人を想定しています。

これは、4年間無料で公開していたブログYoutubeのコンセプトになります。

トレードに行き詰まりを感じてる人の手助けを出来ればと思います。

失業率と株価の関連性は高い

多くの方が知っている通り失業率は高い相関性を持っています。

景気が良くなれば、雇用環境が改善するというのは至極自然なことです。

下の図はNYダウと失業率の推移を表したものです。

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