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高校時代の思い出2

たくさんの部活動の中で入ったのは科学部。

理由は仲良くなった友人がいたからです。
今振り返ると、何も入りたくなかった・・・
思っていた以上に、勉強に追い付くことで精一杯でした。

先生は部活に入ることで、勉強との両立が出来るからということで
部活に入ることを勧める。

この部活が私の黒歴史のような経験であった。
この部活は毎年、秋に開催される研究発表会に向けて実験がある。

この実験は理科(化学、物理、生物)からの選ぶものであるが、
私が入部したときは生物の研究であった。

内容は、セミの抜け殻を集めて、セミの生態を調べるものでした。
抜け殻集めは、6月~10月で校内や高校近くの木々(50本近く)を見た。
服装は学生服で、一日たりとも休まず(雨の日も台風の日も)に集めていました。この活動を2年近くやってきました。

正直、体力的にも精神的にも疲れました…(-_-;)
先輩たちは、頭が良すぎて次元の違う人ばかり。
しかし、人間的な魅力は全くありませんでした。
高校2年の10月にデータ収集をしていた時、データ収集にミスがあった。

先輩A:「お前ら、なにをしているんだ!ザルやな、ザルwww」
   「おまら、人間じゃないな!」

当時の部活動は、部員4人でこの活動を行っており、
そのうち経験者は私のみ…
疲れて切った私たち部員にさらに追い打ちをかけるようでした。
よくブラック部活という言葉がありますが、まさしくそれです。

私は部長だったため、辞めたくてもやめられない状況で、
セミの鳴き声を聞くとストレスでした。

この経験から粘り強く物事に取り組む力は身に付きましたが、
私にとって、部活動が楽しいというイメージは持っていません。
今であれば、この先輩の発言はパワハラとして顧問の先生に伝えること、
スクールカウンセラーに伝えていたらよかったのかなと思います。
高校3年の時には、地元のホールで今までの研究成果をポスターセッションで発表できたことは嬉しかったと思います。


さらに、私は人の上に立って指示を出すというリーダーのような存在には向いていないことが分かりました。
私は永遠の2番手のような存在が向いていると思います。

部活動で悩んでいる中学生、高校生へ
部活動は、入らないといけないものではありません。
帰宅部でもやりたいこと、友達との関係を大切にしてください。

自分で抱え込まず、担任の先生、副担任や親もしくは保健室の先生など
たくさんの大人に相談してみてください。

第3者に自分の思いを伝えてみてください。

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