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【英語のあれこれ】買い物中に店員さんに話しかけられた時のスマートな返し方

おはようございます。今日は買い物中に店員さんに話しかけられた時のスマートな返し方です。スマートというより、感じよく日本語の時みたいに一言言いたいっていう方の参考になればいいかなと思います。

笑顔でニコッっと返すのもいいですが、多国籍国家オーストラリアあるあるで、もしかしたら店員さんが「あら、伝わらなかったかしら?」と勘違いしてしまうケースも多いです。(ニュージーランドのZARAで働いていた時の私の経験談 笑)

それでは、今日もチェックしてみましょう。


1)「いらっしゃいませ」に対して

日本で洋服などを買いに行くと、「いらっしゃいませ」「何かお探しですか?」と聞かれますよね。それのオーストラリアバージョンの定番はこのふたつではないでしょうか?

「how are you?」
(直訳:お元気ですか?)
(接客でのニュアンス:いらっしゃいませ)

「can I help you with anything today?」
(直訳:何かお手伝いできることはありますか?)
(接客でのニュアンス:何かお探しですか?)

いらっしゃいませに対しては笑顔でニコリで構いませんが、「good thank you (直訳:元気です、ありがとう)と言うと感じがいいです。オーストラリアやニュージーランドの文化ってあいさつの一部で「how are you?」「good thank you, and you?」というのであまり意味はないです。

韓国語で「ご飯食べましたか?」と聞くのがあいさつの一部みたいなのと同じです。日本語だとその日の天気の話をちょっと入れたり、「お出かけですか?」「ちょっとそこまで」みたいな会話のペアとして確立しているものだと私は認識しています。

問題は2つ目:何かお探しですかについての切り返しです。

そこで見ているだけだからほっといてほしい〜っていう時は、

「I'm just looking, thank you.」
(見ているだけです。ありがとう。)

「I'm okay/ good, thank you.」
(大丈夫です。ありがとう)

この二つで切り抜けられます。「thank you」だけだと物足りないですが、ちょっと一言加えるだけで感じのいい人になれます。

これでもう第一関門クリアです✨

ちなみに「見ているだけです〜」と伝えると、大抵のスタッフは、

「okay, if you need any help please let me know!」
(直訳:何か困ったことがあったら教えてください。)
(ニュアンス:何かあれば声をかけてください)

と、声をかけて放っておいてくれます。

2)店員さんに対して

お店で何かを探しているときにスマートな返し・・・は、別に必要ないかなというのが個人的な意見です 笑

ただ言語初心者あるあるなのですが、知っている文章や単語が限られているので自分が思っているより失礼な言い方になっているパターンをよく見かけます。別に意思疎通ができればいいので、簡単な言い回しで「 I am looking for 〇〇 (〇〇を探しているんだけど・・・)」と言うだけで無問題(モーマンタイ)!

けど、英語に自身がない時は特に、「thank you」「please」を意識的に取り入れる事をおすすめします。直接的で(無意識に)ぶっきらぼうになってしまった文章も、このふたつを取り入れるだけで、相手への尊敬の気持ちを添えられます。

買い物の途中でアドバイスをしてもらったり、探している商品を持ってきてくれた場合は、

「Thank you so much for helping!」
(助けてくれてありがとう)

と言うと、感じのいいお客さんだなぁ〜と(私だったら)思います!😊

3)レジで言われた事がわからなかった時

英語初心者からしたら、レジってちょっと緊張しますよね。私も特に相手がネイティブだと、萎縮してゴニョゴニョしてしまいがちな時期がありました。

スラ〜っと色々言われてしまうと、訳もわからないのに「はいはい」と言ってしまいがちですが、安心してください。これ、ネイティブの人もよくしているんです。

私もついさっき、たまに買いに行くコーヒーショップにコーヒーを買いに行くとレジで何かを聞かれました。ジム帰りでボーッとしていたのもあり、「時間かかるけどいい?」と聞かれたと思いこみ、「オッケー」と返すと、向こうも「ん?」という感じでもう一度言い直してくれました 笑

ガヤガヤした店内で聞き取れないのはネイティブも英語初心者も同じです。ここでは、勇気を持って「もう一度言ってほしい」と伝える方がスマートだと私は思います。

「sorry, could you repeat one more time? 」
(すみません、もう一度言ってもらえますか?)
(ごめんね、もう一度言ってもらえる?)

「sorry, what was it again? 」
(すみません、今なんて言いましたか?)
(ごめんね、今なんて?)

「sorry, I was zoning out, could you say it one more time? 」
(すみません、ちょっとボーッとしてて【聞こえなかったので】、もう一度言ってもらえますか?)
(ごめんね、ボーッとしてて【わかんなかった】、もう一回言って?)

「sorry, i couldn't hear you over the music, could you say it again? 」
(すみません、音楽で声が聞こえなかったので、もう一回言ってもらえますか?)
(ごめんね、音楽で聞こえなかったから、もう一回言って)

* この訳は丁寧語・普通語どちらでも変わりません*

これ別に「すみません」なしでもOKです。特に住んでいる国によってはソーリーって言わない方がいい場合もあるかもしれません。ですので、そこはお住まいの国に合わせてアレンジしてくださいね。

さいごに

毎度のことですが、あくまでこれは参考までに使ってください。私は言語を教えている身として、いちばん大事なのは「相手に何かを伝ようとする気持ち」だと思っています。

たとえ自分の話す英語が間違っていても、単語だけ綴っていたとしても、「伝えたい・わかってほしい」と言う気持ちと相手の「理解したい」という気持ちが合致すれば、会話は成立します。

その上で、「ちょっと感じのいい返事がしたい」と思っている方の参考になったらハッピーです😊!




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