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他界隈のオタクをライブに連れて行き沼らせることに成功した話②【SEVENTEEN】

他界隈オタクの親友を
セブチのライブに連れていく話 Part.2💎

なかなかチケットが当たらなかったり
ライブ直前に風邪をひいたり
セルフネイルをしていたら
ボード作りが手付かずに終わったりと、
前日はてんやわんやしていた。

親友には事前に
今回のライブのセトリプレイリストを共有。

まだメンバーを覚えていないので、
あまり時間はないが
改めてバラエティ動画も送った。

いつもは
「あとで見ておくね!」(見ない) な親友だが、
今回ばかりはしっかり見てくれた。

推し候補は
2人に絞れたようで、
ステッカーやピケット(うちわ)を
買おうか悩んでいた。

オタクとしての意識が高い。

カラット棒(公式ペンライト)は
バージョンが古いやつを貸す予定だったが
最新のものしかライブモードが適用されないので、
自分で買ってもらうか…
でも高いから難しいよな…
と頭を悩ませた。

そして遠征当日。

格安ツアーということで
我々は成田空港まで
行かなければならなかった。
(空港までの往復の交通費を含むと
実質本当にお得なのか怪しい)

スカイライナー(※何か高額なやつ)に乗るため
日暮里駅待ち合わせ。

親友が遅刻。

毎度のことで慣れてはいるが、
飛行機の時間もあるし
「烏龍ちゃんのLINEが
なかなか既読にならなかったから
本当に来るか心配だった」などと供述し
(準備してたので見てなかっただけ)
(本当に来るか心配だった…?)、
スタートから雲行きが怪しかった。

何とか怒りを抑え、
無事成田空港に到着。

私がイメージする空港と違った

羽田空港と全く違う…と困惑したり、
飛行機の座席間が狭すぎて
もう二度とこの航空機は選ばない
と誓ったりしつつ、
何とか関西国際空港に着いた。

前の席の圧迫感と飛行機の揺れで
ボードの準備どころではなかった。

機内で何かしようとしていた
私が間違っていた。

バタバタしていて
関空について何も調べていなかったが、
大阪の都心部まで
かなり距離があることに驚いた。

2泊3日だし
まあまあ観光もできるだろうと考えていたが
移動で疲れすぎてそんな余裕はなかった。

ホテルに着くや否や、
ライブ当日が雨予報ということで
親友のレインコートと
万が一土砂降りだった時のために
必要なものを買いに行った。

過去一広いダイソーにテンションが上がり
長居してしまったこと以外は
予定通りに買い物を済ませ、
親友がどこかで大阪らしいものを食べたい
と言っていたが
どこもすでに閉まっていたため
(何時間買い物してたんだ)、
コンビニでご飯を調達しホテルへ。

麻婆豆腐丼を購入したのに
何故かお箸が入っていて絶望しつつ、
大急ぎで食事を終え
今日のメインであるボード作り。

親友にセブチの動画を見せ
解説しながら作業。

ひと笑いもふた笑いも取れた(※セブチが)
ので良かった。

明日も早いのに
ボード作りや準備に
かなり時間がかかり
計画性のない自分を恨んだ。

親友はずっと誰の
うちわを買うか悩んでいた。

滑り込みで
何とか良い感じに布教できた
あとはライブを観てもらえば完璧…
と満足しながら
寝落ちする親友を横目に
深夜まで作業を続けた。

他界隈のオタクをライブに連れて行き沼らせることに成功した話


そしてライブ当日。

まだ雨はそこまで降っていないが
ちょうどライブの時間に
かなりの雨量の予報…。

セブチの皆さんが雨で
風邪をひかないかだけが心配。

私はライブ前の
サウンドチェックイベントのため
先に出発。

半袖に薄手の上着を着ていたが
すでにかなり寒い。

5月中旬なのに…

昨日は暑いくらいだったのに…

何ならここ最近で一番寒い…

劣悪な環境…

大阪に慣れていないこともあり
乗る線にたどり着くまでにも
だいぶ時間がかかった。

後から来る親友がまた
出る時間間違えたとか迷ったとかで
遅れることがないように、
駅までかかる時間とルートを
細かく伝えておいた。

長居駅に着いた頃には
結構雨が降っていた。

ボードやカラット棒を守るため
レインコートを着て
傘をさした。

図らずもレインコートによって
寒さが和らいだ。

サウンドチェックイベントは
受付をしてから
入場の集合時間まで
かなり時間が空いていた。

まだまだ集合時間にはならないが
雨もあってか
イベント参加者は
何となく入場口付近にいたので
ライブの5時間前にもかかわらず
大変な混雑だった。
(席は決まっているので
早く集まっても遅く集まっても同じ)

集合時間まで
ひたすら雨の中待った。

サウンドチェックイベントは
今回初めて当選したのだが
どんな感じなのかあまりわかっていなかった。

何度か当選している妹から
絶対応募した方が良いと言われていた。

事前に送られてきた座席番号によると
後ろのブロックではあるが
その中では1列目だった。

顔がわかるくらい近いと良いな〜
とぼんやり考えていた。

引っ込み思案なオタクなので
推しの名前を叫んだり
激しくアピールすることはできないのだ。

待っているうちに
雨がどんどん強くなり、
9割の人がレインコートと
傘のダブル使いだった。

スタジアムに入ると
傘はさせないので
レインコート必須。

大変長らくお待たせされ、
入場。

スタジアムはかなり大きく、
おそらくライブ中に
私たちが座るであろう座席は
遥か彼方に見えた。

(これもしかしたら
ステージ全く見えない可能性あるな…)
と戦慄が走った。

しかし今は目の前の推しに集中しなくては。

私の座席は思っていたより
かなりかなり近く(!)
ステージもしっかり
推しのお顔が見えそうな距離で、
もし花道を通るのであれば
もう手が届きそうな場所だった。
(それはさすがに嘘
4,5m先くらい)

もしかしたらもしかしたら
推しが近くまで来るかも!?

推しの指輪まで
見えちゃうんじゃないか!?!?

と心拍数が爆上がりした。

そしてますます雨は強くなった。

せっかく
世界一可愛い私(当社比)に
仕上げたのに
レインコートに帽子とダブルフードで
完全な不審者スタイルだった。

とりあえず
前後左右上下(?)には
推しがかぶっていそうな人は
いなかった。

ボード用の袋がなかったので
普通のビニールに入れることに…

これ推し側から読めるのか?

読めなかったらどうしてくれる??

雨め…

そして
いよいよセブチの御成…!

キャーーー!!!!!

イベント参加者3,000人といえど
すごい歓声だ。

キャーーー!!!!!

引っ込み思案な私も
さすがに心の中で叫んだ。

セブチもみんな
レインコートを着ていた。

私もお揃いだよ🥰
(※100均の透明レインコート)
と満面の笑みになった。

チョロいオタク。

案の定
しっかり顔がわかるくらい
過去のライブでも体験したことがない距離で
セブチが本当に存在することが判明した。

夢見心地すぎて
ここら辺の記憶がない。

何曲か(3曲?)歌ってくれた。

歌いながら
しっかり花道も通ってくれた。

周りのカラットは
みんな推しの名前を叫んだり
推し以外のメンバーからも
ペンサ(ファンサ)をもらおうとしていた。

私は推しの移動に合わせて
ステージから花道の45度を
小さく回転することしかできなかった。

はじめに
2推しが目の前に来て
公式の顔面うちわには
気付いてくれた気はするが、
最推し用のボード(隠した)しか
持っていなかったので
こちらを見てくれたという
確信は持てず…。

肉眼で見る推しは
ただただ尊かった。

コンタクトを挟んでいることすら
もったいない。

信じられない量のペンサをしていて
アイドル魂を感じた。

今度は私もちゃんと
ボード2個作ろう…。

そしてついに最推しがこちら側に
向かって歩いてきた!!!

こっち見るかな…
見たら良いな…
通り過ぎて行っちゃうかな…
でもこの距離で見れるだけ
すごいな嬉しいな…
ボード気がつくかな…

と考えているうちに
推しが近くまできた。

そして

止まった…!!!!!

止まった!!!!!

私のちょうど向かいに!!!!!

推しがいる!!!!!

推し!!!!!

え…

ちょっと待って…

今こっち見てる…?

え…

待って今

待って今ポーズ?
した???

私のボード???

私のボード見てポーズした???

!!!!!

そう!!!!!

それ!!!!!

私が!!!!!

書いた!!!!!

ボードの!!!!!

ポーズ!!!!!

それ!!!!!

😭😭😭😭😭


この間おそらくわずか3秒。

私の今までの人生で
一番幸せな3秒かもしれない。

いや、確実にそう。

衝撃的すぎて
ポーズしてもらった時
最初私だとわからなくて

あ!!!!!

私が書いたやつ!!!!!

やってくれてる!!!!!

と気づき、
壊れた赤べこくらい頷いた。

嬉しすぎて
その後フリーズして
泣く一歩手前くらい
泣きそうになりながら
静かに噛み締めて
目を瞑った。(見ろ)

何で私の目にカメラ機能ないんだろ。

推しは
いつも見ているすっぴん(?)で
可愛かったし
いつも見ているそのまんまの推しだった。

指輪もしっかり見えた…。

もう本当にそこから記憶ない。

せっかく生歌を
こんな間近で聴けたのに…!

一生の思い出すぎる。

😭😭😭😭😭


15分くらいのイベントが終わり
最後去り際に推しが、
私が最近一番好きな日本語曲の
一番好きなパートを歌いながら
はけて行って
あーこれが感無量か…
と再び涙ながらに噛み締めた。

イベントが終わり
感動に浸るまもなく
親友と連絡をとった。

イベント終了後に
感動に浸れるスポットほしい。

一旦記憶に刻むために
噛み締めさせて欲しい。

これは味を占めて
また参加しちゃうだろうな…


またまた長くなってしまったので
今回も一旦アップします。

何とか予言(?)通り
今日アップできて良かった。

次回でさすがに仕上げます!

全然親友が沼った話出てこない。

何なら私が
より深い沼にはまった話になっちゃった。

ミイラ取りがミイラにとは
このことですね。

てきとーに喋んな。

こんな分けて書く内容ではないのに。

読んでくださってる方
ありがとうございます!



←To be continued…



※こちらは
何者かになりたいのに
何者にもなれずに大人になり、
もがきつつも
何やかんやで楽しく生きてる
アラサー女の
心情吐露スポットです。

何者でもない私の
日々思うたわいもない話
よかったら聞いていってください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


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