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NOACFと歩む、あまりにも長く果てしない物語

 誰かが今日はだと言ったように、昨日の夜中からTwitterのTLはお祭り騒ぎであった。

何故かって?

皆、お預けにお預けを重ねられついに完成した、The 1975の通算4作目のアルバム、『Notes On A Conditional Form(邦題:仮定形に関する注釈)』(以下、NOACF)の解禁を今か今かと心待ちにしていたのである。いつもこのタイトルを書く時、Aを書き忘れそうになることはここでは置いておこう。

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 .......お先に、このアルバムができるまでの話、ジャケットの意味(?)、MFCとの関連、、、、、、などのちょっと難しい話はここでは割愛させていただくことをお詫びする。何故ならそれを書くと話が長くなり、タイピングが面倒になるからである。本当にすみません、戒めに私をジョージ・ダニエルのスティックで殴ってください。  

 話が脱線してしまった。とにかく、作品背景が気になったり復習したり見直しておきたい人はWikiを見て欲しい。Wiki大先生は偉大だ。なんでも書いてある。

 さて、話を戻そう。本日5/22(金)はアルバム、NOACFの発売日であった。0時にはサブスクにて解禁される。それを聴くために待機している人のツイートで、TLは埋め尽くされていた。そして0時、期待に満ちたアルバムは世に解き放たれたのであった。

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 Twitterで皆の感想を確認しながらアルバムを聴く。0時、半、1時、、、、、、気づけばアルバムは旅を終え、最後の曲Guysがしんみりと流れ、音は止まった。全22曲1時間半が20分くらいに感じられた、不思議な体験であった。それほど引き込まれていたのだ。 偉そうにこのアルバムに点数をつけるとすると、10点中10点。本当は100点付けたかったが、上限が10点なので10点。ここ数年これほどほど別次元をいくアルバムがあっただろうか。感想は人それぞれだろうが、私にはそう感じた。私はこのアルバムが大好きだ。アルバム公開から21時間。既に2周じっくり聴いたが、今も聴いている。気に入った曲があれば、人はそのアルバムにのめり込んでしまう。すっごく当たり前だけど。

 数ヶ月前、このアルバムのトラックリストが公開された時驚いた。10曲も行かないアルバムが大量に出回っているこの時代に、22曲。あたおかじゃんマジで。しかしいざ聴いてみると、22曲という長さ、曲数はもはや必然であったように思う。これほどまでに長いのに、疲れもせずにすんなり聴けたのだ。それには、巧妙に仕組まれたであろう構成が関係しているように思う

 NOACFの構成は、話題のグレタさんのスピーチから始まり、激し目のPeople(邦題:人)からインスト、曲、テクノチックな曲が繰り返され、最後は弾き語りのような優しい曲の後、メンバーへの愛を歌ったGuysで幕を下す、と言った具合だ。ジャンルはバラバラだが、不思議と一貫性があるのだ。ジャンルがバラけていることによって、聴いていて飽きなかったのだ。これは結構大きかった。1曲1曲でなく、アルバム単位で聴く面白さを再確認した瞬間であった。また、イントロの伝統、「Go Down....」でお馴染みとなったThe 1975がスピーチに変わった時点で、新たな時代を感じずにはいられない。だが中にはGo Down復権派もいるようだ。(Go Downが無くなったことに怒る人↓)

ぐれた

 

 そろそろ疲れてきたので今日はここで区切り、また今度NOACFについての所感を綴ろうと思う。最後に宣伝だけさせて。NOACFで一番好きな曲を、ジョージみたくパッド+ドラムの欲張りセットで叩いたから是非見て欲しい。感想お待ちしてまーす!!!!

https://youtu.be/lxdiuYWEpcc

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