【ずんずん読書】#25 人生100年時代に働き方を考えるときに読みたいおススメの本!
こんにちは!ずんずんです。
最近、「もし自分が就活生だったらどんな会社に就職するか?」を考えている私です。
以前までの私なら
「ド〇モ様一択だな…」
と考え、
「〇コモ様で、給料と社名で自尊心を満たして、ランチタイムに同期とマリオオデッセイ(※ゲーム)の話をしながら楽しく過ごすよ…」
と思っていました。
このようなドコ〇様のイメージは貧民である私の妄想であり、上級市民たるド〇モ様の実際の生活と違っていたら大変申し訳ありません。
しかしながら昨今、トヨタ様が、
「こんなことを言ってごめんね。終身雇用制はもうダメです」
とおっしゃったため、
どこかの会社にずっとい続けるというよりも会社の人・物・金を使って自分がいかに成長していき、会社から雇われなくても大丈夫な自分を作り上げることの方が大切なのかな?と考えたのでした。
じゃあどこの会社でもいいのか?というと、そんなことはありません。
ここで例えば商社に入ったとしたらどうなるか?を考えてみることにしました。
いいですよね、商社。来世で許されるなら商社に入って会社の金で海外に駐在して、英語しゃべれるようになってツイッターでイきり倒したいものです。野望が低い。
しかし、商社で働いている人は「専門性がない」ということに悩んでいます。幅広くいろいろなことをやらせてもらっているが専門性がないため、会社の看板がなくなったときに何ができるのか?ということに不安を感じてしまうんですね。ジェネラリストはジェネラリストであることが専門性でもあるのですが、その話はここではちょっと置いておきましょう。
つまりは、これからの時代は、会社は頼りにならないので「個人の力」を伸ばしていかないといけない、しかし、会社によっては「個人の力」を伸ばせない…そうなったらどうしたらいいんだよ…!
さらには「個人の力」を伸ばしていくことも大切ですが、今度は組織で取り組んできたときのような一体感が保てなくなり、仲間意識もなくなり、孤立した個人ばかりが増えていくんじゃないでしょうか…そうなったらどうしたらいいんだよ…!
結局は、これからの時代はどうやって生きていったらいいんだよ!
というわけで私は本屋に向かったのでした。
本を読めばなんでも解決するのだ←?
結局のところ、組織も個人も大事だと思うんですね。
組織か、個人かといった不毛な二分法から抜け出して、
どう自分が稼いでいくか…
そんな人生100年時代に働き方を考えるための本を今日はご紹介したいと思います(⌒∇⌒)
本屋に向かった私は、まさに自分の悩みに答えてくれるぴったりな本をみつけました。こちらです。
この本は2001年に発行されたものでして、
もう2001年に答えを出してくれた人がいたのだな…。
今まで一体俺は何を…?(´・ω・`)
みたいな気分になって闇に取り込まれてしまいました。
と思いましたら著書はあの高名なダニエル・ピンク先生です。
え?ピンク先生知らないの?大丈夫?
ということで、ピンク先生の経歴を見てみましょう。
1964年生まれ。エール大学ロースクールで法学博士号取得。米国上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でロバート・ライシュ労働長官の補佐官兼スピーチライター、ゴア副大統領の首席スピーチライターを務める。なんかすごいので中略 世界のトップ思想家を選ぶThinkers50の13位。
なんかすごそうですよね。
そうなんです、ピンク先生は世界の流れを読み取るオピニオンリーダーなのであります。
そんなピンク先生が2001年時点で書いていた本を読んでいなかったなんて、
今まで一体俺は何を…?(´・ω・`)
また闇に取り込まれてしまいまそうですが、ぐっと抑えましょう。
こちらはフリーエージェント社会の到来ということが書かれております。
フリーエージェントとは「インターネットを使って、自宅で1人で働き、組織の庇護を受ける事なく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会と繋がっているビジネスを築き上げた」人々のことを言います。
あれ…?どっかで聞いた話だな?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。なんせこちらの本は2001年の作品…当時の先駆的な考えが2019年時点で一般化しているという…恐るべしピンク先生!!!
この本で書かれているフリーエージェントは、ライフシフトに紹介されていた「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」にかなり近いんじゃない~?なんて思ったのでした。
「インディペンデント・プロデューサー」とは自由と独立を重視して小さなビジネスを営む人のことです。つまりは私のような人間のことですね。
「ポートフォリオ・ワーカー」とはさまざまな仕事や活動に同時並行で関わる人ことで、これもつまりは私のような人間のことですね。どんな時でも自分が前に出たがり失礼しました。
フリーエージェント時代の到来の章立てをちょっとことで見てみましょう。
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第一部 フリーエージェント時代が幕を開けた
第二部 働き方の新たな常識とは?
第三部 組織に縛られない生き方もできる
第四部 フリーエージェントを妨げる制度や習慣は変わるか
第五部 未来の社会はこう変わる
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ここで私が印象に残ったのは「第五章 未来の社会はこう変わる」に書かれていた「キャリア:「梯子型」から「レゴ型」へ」でした。
キャリアを積み重ねるというと、平社員が課長になったり、部長になったりと…梯子を上に登っていくようなイメージがありますが、ピンク先生はこれからのキャリアはレゴ型だとおっしゃっています。
ここで引用してみましょう。
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私たちのキャリアは、レゴの積み木のようなものになる。すなわち、技能やコネ、関心など基本的なブロックをいろいろ組み合わせて仕事の形態を決めるようになるのだ。そして出来上がった積み木に飽き足り、その安定が悪いと思えば、壊して、新しく作り直す。風変りな組み合わせ方を試してみる人もいれば、安定した形を壊したがらない人もいるだろう。組み合わせのパターンはほぼ無限にある。手持ちのブロックの種類は同じでも、キャリアどのように築きあげ、また築き直すかは、人それそれだ。「梯子型」のキャリアは例外になり、「レゴ型」のキャリアが普通になるだろう。
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ここまでお気づきになられたであろうか…。
ピンク先生のおっしゃるレゴ型のキャリアを積み上げていくためには、
滅茶苦茶いろんなことをやっていかなければいけない
ということなんですね。
会社で技能をつけ、会社内外でコネを作り、自分の関心のある活動には何でも首を突っ込んでいき、何で金を稼げるかをスクラップ&ビルドしていかなければいけないわけです。
なんて大変なんだ…( ;∀;)
ツイッターみてYoutube見てゴロゴロしている場合じゃないのです。
絶えずたゆまず情報収集をして、人と関わり、何かを作り続けることこそが、人生100年時代の生き方なのかもしれません…。
人生において本当に自分が何に興味、関心があるのか?を常に脳がちぎれるほど考えまくらなければいけない時代なのでしょう。
しかし、いったい自分が何に興味、関心があるのかをズバッと言い切れる人って少ないと思うんですね。
例えば、「ツイッターが好き」と言ったってそれが何につながるかなんて誰もわかりませんよね。
しかし、私はただひたすらツイッターをやり続けていたら本が出せたので、何がつながるかなんて人生わかりません…。
自分が一体何に興味、関心があるのか考えていくヒントになる本としておススメしたいのはこちらの本です。
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